茶の融雪出水期の備え
情報収集
- 最新の積雪状況、なだれ注意報、融雪注意報等の気象情報を常にチェックしましょう。
融雪期の対策
- 無理に雪を落とさず、自然融雪を待つか、融雪促進剤を活用しましょう。
- 融雪前または融雪直後の茶園で、やむをえず改植等の作業を行う場合は、安全を確保し、必要最低限の作業にとどめましょう。
- 融雪後、枝折れ等の被害を受けた枝は、除去を行いましょう。
- 被害が大きく一番茶の収穫が望めない場合には、樹体状況に応じて、中切りや台切りによる更新処理を行い、樹形の回復に努めましょう。
高温傾向に伴う栽培管理等対策
- 春先の低温による新芽の凍霜害の発生が懸念されます。新芽の生育状況を十分に把握し、生育状況に応じた適切な防霜ファンの稼働など必要な対応を行いましょう。
- 防霜ファン等の防霜施設の状態は事前に十分点検し、定期的にメンテナンスを行いましょう。
- 特に、スプリンクラーを使用する場合は、事前の点検やメンテナンスに加え、途中で散水が止まることのないよう必要な水量を確保しましょう。
- 秋整枝を行わなかった茶園にあっては、樹勢状態を観察しながら、適切に春整枝を行いましょう。
- 害虫類の越冬数が多くなり発生の早期化が懸念されます。茶園の観察により害虫の早期発見に努め、適切な防除を行いましょう。
損害の補償
- 自然災害に備え、収入保険または茶共済に加入しましょう。
- 詳しくはお近くの農業共済組合等にお問合せください。
関連情報(リンク)
- 現在発表されている注意報の情報はこちら(気象庁HP)(外部リンク)
- 融雪に対する被害防止の詳細はこちら(PDF:446KB)
- 一番茶期における凍霜害防止の詳細はこちら(PDF:291KB)
- 茶共済はこちら
- 農業経営の収入保険はこちら
- 収入保険・農業共済の相談窓口(各都道府県農業共済組合)はこちら
- 収入保険の説明動画(しゅうほちゃんの!7分で分かる!収入保険のポイント!)(外部リンク))
お問合せ先
生産局地域対策官
担当者:山平、加治木、稲葉
代表:03-3502-8111(内線4845)
ダイヤルイン:03-6744-2117
FAX番号:03-3502-4133