SDGs農体験ツアー
農林水産省では、2027年に神奈川県横浜市で開催される2027年国際園芸博覧会(GREEN×EXPO 2027)に向けて、花や緑、農の現場を訪れ、実際に見て、触れて、学びながら、その魅力を体感できるツアーを3本実施しました。
第1弾_盆栽体験&みかん狩りツアー
2025年12月6日(土曜日)、千葉県山武市を訪れ、盆栽づくりとみかん狩りを体験しました。
最初に訪れたのは、山武市にある春花園BONSAI美術館。世界的盆栽師として知られる小林國雄氏が創設した盆栽園で、職人の指導のもとミニ盆栽づくりに挑戦しました。参加者は針金を用いて枝の向きを整えながら、自然の風景を鉢の中に表現する盆栽の奥深さや、日本の伝統文化として受け継がれてきた美意識について学びました。
続いて訪れた木村果樹園では、生産者の木村さんから栽培の工夫や思いを伺い、温室で育ったみかんの収穫を体験しました。自ら収穫したみかんを味わうことで、旬の恵みと生産現場の魅力を実感することができました。
盆栽は、自然の風景や時間の流れを小さな鉢の中に映し出す日本の伝統文化です。GREEN×EXPO 2027の会場でも、貴重な盆栽の展示が予定されています。参加者からは、「貴重な体験になった」「植物に触れたことでGREEN×EXPO 2027がより楽しみになった」といった声が寄せられ、みどりへの関心の広がりを感じられる機会となりました。



第2弾_フードロスゼロから始める市川の未来づくりツアー
2026年1月31日(土曜日)、千葉県市川市を訪れ、規格外野菜の収穫と調理体験をしました。
最初に訪れた農園(K’s Garden Lab)では、生産者の方から野菜の栽培や出荷の仕組みについて説明を受けた後、畑で規格外野菜の収穫を体験しました。本ツアーは、千葉商科大学の学生が企画したもので、流通の過程で規格に合わないという理由から市場に出回りにくい規格外野菜に着目したものです。参加者は実際に野菜を収穫しながら、生産現場の現状や課題について学びました。
次に千葉商科大学付属高等学校の調理室で、収穫した野菜を使った調理体験を行いました。自分たちで収穫した野菜を調理し、試食することで、見た目が悪くても味や品質には問題がないこと、美味しく食べられることを実感するとともに、食材を無駄にしない工夫について理解を深める機会となりました。
規格外野菜とは、大きさや形、色などが定められた基準に満たない野菜のことです。味や品質に問題がなくても出荷できず、やむを得ず廃棄されてしまう場合もあります。今回の体験を通じて、フードロスの現状やサステナブルな食の未来について理解を深め、食や農の大切さを身近に感じることができました。



第3弾_世田谷市場花き部見学ツアー
2026年2月11日(水曜日)、東京都の世田谷市場を訪れ、花の競りや倉庫の見学、バレンタインをイメージしたフラワーアレンジメント体験をしました。
はじめに、世田谷市場の担当者から、市場の役割や花き流通の仕組み、SDGsに関する取組について説明を受けました。市場が担う機能や、花が生産地から集まり消費者のもとへ届けられるまでの流れについて学び、花き流通を支える現場の工夫を知ることができました。
その後、花の競り場を見学しました。実際の取引が行われる場の雰囲気を体感しながら、花がどのように集められ、価格が決まり、全国へと届けられていくのかを知る機会となりました。
見学後は、JFTD花キューピットの理事である大根秀夫氏を講師に迎え、フラワーアレンジメント制作に挑戦しました。バレンタインが近い時期ということもあり、赤を基調とした華やかで可愛らしい作品が完成しました。
普段はなかなか入ることのできない市場の見学やフラワーアレンジメントの体験は、とても貴重な機会となりました。GREEN×EXPO 2027では、1000万株の花と緑が集結します。今回の体験は、花や緑の価値を身近に感じ、GREEN×EXPO 2027への関心を高めるきっかけとなりました。



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農産局園芸作物課花き産業・施設園芸振興室
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