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農林水産省

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更新日:令和5年4月14日
担当:農産局農産政策部企画課

米に関するメールマガジン(第110号)(令和5年4月14日)


【本号のトピックス】
(1) 需給・価格に関する情報
・米の価格、販売動向、民間在庫の状況
(2) 米政策に関する情報
・令和4年度米取引の事前契約研究会(第3回)を開催しました
・5年産以降のナラシ事前契約関係の注意点について
・「令和5年産水稲の10a当たり平年収量」について
・メキシコ向け日本産精米の輸出が可能に!
・令和4年度「飼料用米多収日本一」の受賞者の決定について
・「農林水産省生物多様性戦略」を改定しました!
・指定棚田地域の指定について
(3) 補助事業に関する情報
・補助事業参加者の公募の御案内
(4) 米の消費に関する情報等
・やっぱりごはんでしょ!チームが第5弾動画公開!~日本産米PRイベントin羽田空港~
・膨らむ!米粉の世界(ノングルテン米粉の製造工程管理JAS)


(1) 価格・需給に関する情報

米の価格、販売動向、民間在庫の状況

〇価格
(1)令和4年産米の相対取引価格(令和5年3月)は、全銘柄平均で13,877 円/玄米60kg(対前月差+37 円)です。出回りの9月からの令和4年産平均価格は13,865円(対前年産+1,061 円)です。 
(2)令和5年2月の小売価格(POS データ)は、5kg当たりの平均価格で、1,880 円(対前月差▲24 円、対前年同月差+35円)です。
上記の価格はいずれも税込価格

〇販売動向
(1)令和4年産米の全国の集荷数量(令和5年2月末)は261.1万トン(対前年同月差▲21.0万トン)、契約数量は223.0万トン(同▲0.3万トン)、販売数量は87.1万トン(同▲1.3万トン)です。
(2)米穀販売事業者における販売数量(令和5年2月末)の対前年同月比は103.8%(対令和元年同月比では99.1%。以下括弧内は同様)です。うち小売事業者向けが101.3%(103.2%)、中食・外食事業者等向けが107.1%(94.4%)です。販売価格の対前年同月比は、小売事業者向けが101.9%、中食・外食事業者等向けが97.2%です。

〇民間在庫
令和5年2月末の全国段階の民間在庫量は、出荷及び販売段階で280万トン(対前年同月差▲19万トン)です。

詳細については、米に関するマンスリーレポート令和5年4月号から御確認ください。
https://www.maff.go.jp/j/seisan/keikaku/soukatu/mr.html

(2) 米政策に関する情報

令和4年度米取引の事前契約研究会(第3回)を開催しました

農林水産省では、需要に応じた生産・販売に向けて効果のある事前契約の内容等について研究・検討し、事前契約に基づく米取引の拡大を図るため、「米取引の事前契約研 究会」を開催しています。
この度、3月30日(木曜日)に、令和4年度第3回研究会を開催し、事前契約に関する政策評価の測定指標の目標値、事前契約の拡大に向けた施策の方向性について議論を行いました。ニーズを作付に反映する観点から、令和8年産の目標値について、複数年契約を含めた播種前契約の比率を50%(令和3年産28%)、実需と結びついた契約の比率を10%(令和3年産50%)とすることとしました。
(詳しくはこちら)
https://www.maff.go.jp/j/syouan/keikaku/soukatu/jizenn.html

5年産以降のナラシ事前契約関係の注意点について

ナラシ対策では令和4年産から農業者が出荷販売する米穀について、事前契約等を要件化しております。このうち、農協等との数量ゼロの出荷・販売契約や、当初の販売計画を立てていないにもかかわらず実需者に販売し、ナラシ対策の交付申請を行う事例は、需要に応じた米生産の実効性を確保する観点からは適切と言い難いことから、令和5年産以降の取扱いを見直しました。令和5年産以降は、変更点に注意して加入申請いただくようお願いします。
(詳しくはこちら)
R5年産以降のナラシ事前契約関係の注意点について(PDF : 632KB)

「令和5年産水稲の10a当たり平年収量」について

農林水産省は、「水稲の作柄に関する委員会」の意見を踏まえ、令和5年産水稲の全国農業地域別・都道府県別10a当たり平年収量を決定しました。
1.70ミリのふるい目幅における令和5年産水稲の全国の10a当たり平年収量は、前年産から変動はなく536kgとなりました。1.70ミリのふるい目幅における都道府県別の10a当たり平年収量は、北海道、茨城県が前年産と比べ引き上げとなりました。
(詳しくはこちら)
https://www.maff.go.jp/j/press/tokei/seiryu/230316.html

メキシコ向け日本産精米の輸出が可能に!

農林水産省は、産地等からの要望を踏まえ、日本産精米の輸出が可能となるよう令和2年からメキシコの植物検疫当局との技術的協議を重ねてきました。この結果、同国向け日本産精米の植物検疫条件が合意に至り、令和5年3月17日に日本産精米の輸出が可能となりました。
(詳しくはこちら)
https://www.maff.go.jp/j/press/syouan/syokubo/230317.html

令和4年度「飼料用米多収日本一」の受賞者の決定について

農林水作省及び一般社団法人日本飼料用米振興協会は、令和4年度「飼料用米多収日本一」を実施し、農林水産大臣賞をはじめ各賞の受賞者を決定しました。
(詳しくはこちら)
https://www.maff.go.jp/j/press/nousan/kokumotu/230328.html

「農林水産省生物多様性戦略」を改定しました!

農林水産業は、生物多様性と深い関連がある産業です。農林水産省では、近年の生物多様性をめぐる国内外の動向を踏まえ、「農林水産省生物多様性戦略」を本年3月に改定しました。生物多様性をより重視した農業生産の推進や、消費者を含む関係者の理解と行動変容の促進等に取り組む考えですので、ぜひ御覧ください。
(詳しくはこちら)
https://www.maff.go.jp/j/kanbo/kankyo/seisaku/c_bd/bds_maff/index.html

指定棚田地域の指定について

農林水産省、総務省、文部科学省、国土交通省、環境省は、農産物の供給機能以外にも多面にわたる機能を有しながら荒廃の危機に直面する棚田について、棚田地域振興法に基づき支援しています。この度、4月7日に、新たに5県8地域を指定棚田地域として指定しました。
(詳しくはこちら)
https://www.maff.go.jp/j/press/nousin/nihon/230407.html

(3) 補助事業に関する情報

補助事業参加者の公募の御案内

補助事業のうち米関係の公募情報についてお知らせいたします。
1 令和4年度米粉利用拡大支援対策事業のうち米粉製品製造能力強化事業及び米粉種子増産事業の2次公募について
米粉製粉・米粉製品製造能力を強化するため、米粉製粉事業者又は食品製造事業者の施設整備、製造設備の増設等を支援するとともに、今後も拡大が見込まれる米粉用米の安定供給に向けて、米粉種子の増産を行う取組を支援します。
補助対象者:米粉製粉事業者、食品製造事業者、生産者団体、協議会等
公募期間(事業実施主体の公募):令和5年3月27日(月曜日)~4月24日(月曜日)
(詳しくはこちら)
https://www.maff.go.jp/j/supply/hozyo/nousan/220327_261-4.html

(4) 米の消費に関する情報等

やっぱりごはんでしょ!チームが第5弾動画公開!~日本産米PRイベントin羽田空港~

「やっぱりごはんでしょ!」BUZZ MAFFチームが第5弾として、インバウンド客を対象に日本産米をPRするイベントを取材した「ぶっちゃけ日本のお米ってどうなの?in羽田空港」を公開しました。インバウンド客が日本産米を試食した際の感想やニーズなどを発信しておりますので、是非御覧ください。
(詳しくはこちら)
https://www.youtube.com/watch?v=5BQ77k9N7aM[外部リンク]

膨らむ!米粉の世界(ノングルテン米粉の製造工程管理JAS)

令和2年10月に農林水産省は、米粉の製造工程において、グルテンが混入する可能性のある箇所を特定し、グルテンの混入を防ぐことにより、製品のグルテン含有量が1ppm以下となるように製造工程を管理する規格である「ノングルテン米粉の製造工程管理JAS(JAS0014)」を制定しました。
厳格に製造工程を管理している事業者が当該JASの認証を取得し、会社のホームページやチラシ等にJASマークを貼付することにより、企業間取引でJAS認証を受けた管理能力の高さを訴求することができるようになる仕組みです。
前回、御紹介したノングルテン米粉第三者認証制度による製品認証との二本柱により、米粉の輸出や需要拡大に寄与することが期待されています。
(農林水産省資料「米粉をめぐる状況について」)
https://www.maff.go.jp/j/seisan/keikaku/komeko/#meguji

お問合せ先

農産局農産政策部企画課

担当者:企画班
代表:03-3502-8111(内線4972)
ダイヤルイン:03-6738-8964

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