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農林水産省

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更新日:令和6年2月21日
担当:農産局農産政策部企画課

米に関するメールマガジン(第120号)(令和6年2月21日)

【本号のトピックス】

(1)需給・価格に関する情報
・米の価格、販売動向、民間在庫の状況
(2)米政策に関する情報
・令和6年能登半島地震による農林水産省の「被災者の生活と生業(なりわい)支援のためのパッケージ」について
・2023年のコメ・コメ加工品の輸出実績の公表について
・「令和6年度経営所得安定対策等の概要」パンフレットを公開しました
・野菜・果樹、子実用とうもろこしの生産拡大についての資料を掲載しています
・政府備蓄米の買入れ入札について
・J-クレジット制度において農業分野の方法論に基づく排出削減量がクレジットとして認証されました!
(3)補助事業に関する情報
・令和6年能登半島地震対応産地緊急支援事業(産地緊急支援対策)に係る公募について
・膨らむ米粉の世界(令和5年度補正予算「米粉商品開発等支援対策事業」について)
(4)米の消費に関する情報等
・やっぱりごはんでしょ!チームが動画公開!~和食の特別展をご紹介!
・編集後記


(1) 需給・価格に関する情報

米の価格、販売動向、民間在庫の状況

〇価格
(1)令和5年産米の相対取引価格(令和6年1月)は、全銘柄平均で15,358円/玄米60kg(対前月差▲32円)です。出回りの9月からの令和5年産平均価格は15,283円(対前年産+1,439円)です。
(2) 令和5年12月の小売価格(POSデータ)は、5kg当たりの平均価格で、2,013円(対前月差+10円、対前年同月差+89円)です。
※上記の価格はいずれも税込価格

〇販売動向
(1)令和5年産米の全国の集荷数量(令和5年12月末)は238.0万トン(対前年同月差▲11.5万トン)、契約数量は194.3万トン(同+2.9万トン)、販売数量は57.3万トン(同+1.7万トン)です。
(2)米穀販売事業者における販売数量(令和5年12月末)の対前年同月比は102.9%(対令和元年同月比では103.0%。以下括弧内は同様)です。うち小売事業者向けが103.8%(107.5%)、中食・外食事業者等向けが101.8%(98.1%)です。販売価格の対前年同月比は、小売事業者向けが107.6%、中食・外食事業者等向けが107.0%です。

〇民間在庫
令和5年12月末の全国段階の民間在庫量は、出荷及び販売段階で299万トン(対前年同月差▲29万トン)です。

詳細については、米に関するマンスリーレポート令和6年2月号から御確認ください。
https://www.maff.go.jp/j/seisan/keikaku/soukatu/mr.html

(2) 米政策に関する情報

令和6年能登半島地震による農林水産省の「被災者の生活と生業(なりわい)支援のためのパッケージ」について

令和6年能登半島地震は、農地・農業用施設、畜舎や山林施設等の損壊、大規模な山腹崩壊や漁港、漁場等の損壊等が発生し、地域の農林水産業に甚大な被害をもたらしています。
こうした中、地域の将来ビジョンを見据えて、被災された農林漁業者の方々が一日も早い生業の再建に取り組めるよう、1月25日に「被災者の生活と生業(なりわい)支援のためのパッケージ」として農林水産業の再興に向けた必要な対策を取りまとめました。
(詳しくはこちら)
https://www.maff.go.jp/j/press/kanbo/bunsyo/saigai/240125.html

また、令和6年度能登半島地震に係る通知について、農林水産省農産局より以下のとおり発出しております。(令和6年1月第119号と同内容)
・地震により破袋した米穀等の詰替えに係る農産物検査証明の取扱いについて
https://www.maff.go.jp/j/saigai/attach/pdf/r6notojishin-82.pdf(385KB)
・令和6年能登半島地震に係る新規需要米・加工用米の特例について
https://www.maff.go.jp/j/saigai/attach/pdf/r6notojishin-20.pdf(125KB)

(令和6年能登半島地震に関する情報はこちら)
https://www.maff.go.jp/j/saigai/r6notojishin.html

2023年のコメ・コメ加工品の輸出実績の公表について

日本酒や米菓を含むコメ・コメ加工品の2023年の輸出実績は、数量ベースで58,473トン(原料米換算、対前年比+8%)、金額ベースで577億円(対前年比▲6%)となりました。
そのうち、コメの輸出数量は37,186トン(対前年比+29%)、輸出額は94億円(対前年比+27%)で、数量・金額ともに過去最高を更新しました。要因としては、カリフォルニア産米の価格高騰等により、アメリカ及びカナダを中心に輸出が増加したことや、EUやUAEを始めとするこれまで輸出実績がそれほど多くなかった国・地域に対して、主に業務用としての輸出が大幅に伸びたことが考えられます。
その他、コメ加工品の輸出実績については、米菓は61億円(対前年比+11%)、日本酒は411億円(対前年比▲13%)、パックご飯は10億円(対前年比+26%)、米粉及び米粉製品は0.8億円(対前年比▲21%)となりました。
引き続き、一般社団法人全日本コメ・コメ関連食品輸出促進協議会(通称:全米輸)を中心とした海外需要開拓・プロモーションや、「コメ海外市場拡大戦略プロジェクト」を通じて、皆様のコメ・コメ加工品の輸出に係る取組を支援してまいります。
(詳しくはこちら)
https://www.maff.go.jp/j/syouan/keikaku/soukatu/kome_yusyutu/kome_yusyutu.html

「令和6年度経営所得安定対策等の概要」パンフレットを公開しました

「経営所得安定対策等の概要」パンフレットでは、諸外国との生産条件の格差から生ずる不利を補正する交付金(ゲタ対策)や、農業者の拠出を前提とした農業経営のセーフティネット対策(ナラシ対策)による経営所得安定対策のほか、水田活用の直接支払交付金や収入保険制度など、米・麦、大豆等を生産する農業者の皆様にご活用頂いている各種経営支援策の概要を掲載しています。
この度、令和6年度版のパンフレットを公開いたしましたので、是非、皆様の農業経営の安定のためにお役立て下さい。
(詳しくはこちら)
https://www.maff.go.jp/j/seisaku_tokatu/antei/keiei_antei.html

野菜・果樹、子実用とうもろこしの生産拡大についての資料を掲載しています

農林水産省では、水田農業の高収益化を推進していくため、野菜・果樹、子実用とうもろこしの需要動向、水田における生産事例、国による支援措置等についてまとめた資料「野菜・果樹、子実用とうもろこしの生産拡大について」をホームページに掲載しております。
この度、取組事例等を更新いたしましたので、水田農業の高収益化に取り組むための一助として是非御活用ください。
(詳しくはこちら)
https://www.maff.go.jp/j/seisaku_tokatu/attach/pdf/suiden_kosyueki-3.pdf(PDF:7,375KB)
【分割版】その1(PDF:2,192KB)その2(PDF:2,196KB)その3(PDF:2,140KB)その4(PDF:2,408KB)

政府備蓄米の買入れ入札について

令和6年産備蓄米の政府買入れ入札について、第2回(令和6年2月13日実施)の結果を公表するとともに、第3回(令和6年3月5日入札実施予定)について公告しました。
(詳しくはこちら)
令和6年産備蓄米の政府買入れに係る一般競争入札(第2回)の結果について
https://www.maff.go.jp/j/seisan/syoryu/kaiire/kekka.html
令和6年産備蓄米の政府買入れに係る一般競争入札(第3回)の公告について
https://www.maff.go.jp/j/seisan/syoryu/kaiire/0207.html

J-クレジット制度において農業分野の方法論に基づく排出削減量がクレジットとして認証されました!

農林水産省は、みどりの食料システム戦略に基づき、J-クレジット制度を活用した温室効果ガスの排出削減を推進しています。
この度、第58回J-クレジット制度認証委員会において、「水稲栽培における中干し期間の延長」・「家畜排せつ物管理方法の変更」の方法論に基づくクレジットが認証を受けましたのでお知らせします。これらは、同方法論を用いて創出された我が国初めてのクレジットとなります。併せて、「バイオ炭の農地施用」の方法論に基づくクレジットも認証を受けました。
(詳しくはこちら)
https://www.maff.go.jp/j/press/kanbo/b_kankyo/240126.html

(3) 補助事業に関する情報

令和6年能登半島地震対応産地緊急支援事業(産地緊急支援対策)に係る公募について

令和6年能登半島地震により甚大な被害を受けた地域において、営農再開又は集出荷施設等(集出荷貯蔵施設、乾燥調製施設、穀類乾燥調製貯蔵施設、農産物処理加工施設、育苗施設、産地管理施設、生産技術高度化施設及び種子種苗生産関連施設)における農作物の出荷の円滑化等を図るために共同で行う以下の取組を支援します。
(1)営農再開支援
(2)集出荷施設等における農作物の出荷円滑化等支援
(3)浸水被害に対する水田農業継続特別支援
公募期間:第2回令和6年2月14日(水曜日)から令和6年2月29日(木曜日)まで
(詳しくはこちら)
https://www.maff.go.jp/j/supply/hozyo/nousan/240129_111-1.html

膨らむ米粉の世界(令和5年度補正予算「米粉商品開発等支援対策事業」について)

最近、テレビの情報番組にも米粉を使った商品が紹介されるようになり、「米粉ブーム再来」とも言われています。昔と違って現在商品化されている米粉パンやスイーツはとてもおいしくなりました。その背景には、米粉に適した品種の改良やメーカーによる米粉の特徴を活かした商品開発があります。
こうした取組をさらに広げていくため、農林水産省では引き続き「米粉の利用拡大支援対策事業」を通じて、新商品を開発・販売する食品製造事業者や食品流通事業者向けの支援を行います。事業の詳細については、近日中に農林水産省のホームページや事務局となる(株)ぐるなびが設置する特設サイトに掲載されますので、是非活用を御検討ください。

(4) 米の消費に関する情報等

やっぱりごはんでしょ!チームが動画公開!~和食の特別展をご紹介!~

省公式YouTubeチャンネル「BUZZMAFF」で、米の消費拡大を発信する「やっぱりごはんでしょ!」チームが、「【日本の争点?】結局、カレーって和食なん?」、「米料理、これって和食? 」の計2本を公開しました。
世界中でますます注目の高まる和食をバラエティ豊かな標本や資料とともに、科学や歴史などの多角的な視点から紹介する、特別展「和食 ~日本の自然、人々の知恵~」が、上野の国立科学博物館にて開催されています。その展示内容等を動画で紹介しておりますので、是非御覧ください。(上野の国立科学博物館での展示は令和6年2月25日までです!その後は全国巡回を予定。)
(特別展「和食」のサイトはこちら)
https://washoku2023.exhibit.jp/index.html(外部リンク)
(動画はこちら)
・【日本の争点?】結局、カレーって和食なん?
https://www.youtube.com/watch?v=bCOyX6URJZ8(外部リンク)
・米料理、これって和食?
https://www.youtube.com/shorts/G9hobN3_jTo(外部リンク)

お問合せ先

農産局企画課

担当者:企画班
代表:03-3502-8111(内線4972)
ダイヤルイン:03-6738-8964

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