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農林水産省

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更新日:令和7年8月28日
担当:農産局農産政策部企画課

米に関するメールマガジン(第138号)(令和7年8月27日)

【本号のトピックス】

(1)需給・価格に関する情報
米の価格、販売動向、民間在庫の状況
米の流通状況等について
(2)米政策等に関する情報
今般の米の価格高騰の要因や農林水産省の対応についての検証及び検証のために行った追加調査等の結果について
随意契約による政府備蓄米の売渡しの今後の対応について
随意契約による政府備蓄米の売渡しの販売数量等の報告結果(07月21日~08月03日)について
政府備蓄米の買戻し条件付売渡しの販売数量等の報告結果(7月分、07月21日~08月03日期分)について
政府備蓄米の買戻し条件付売渡しに係る流通実績(03月17日~08月03日)について
水稲の高温対策について
斑点米カメムシ類の被害にご注意ください
米の生産者の皆様に向けた今後(来年、5年後、10年後)の米の生産意向に関するアンケート調査について(調査期間延長(~8月31日(日曜日)まで))
あなたのサステナブルな取組を国内外に発信しませんか?~「サステナアワード2025」募集開始~
(3)米の消費に関する情報等
膨らむ米粉の世界(米粉タイムズ2周年)
(4)補助事業に関する情報
「米の需給及び価格の安定に向けた斑点米カメムシ類臨時特例対策」を開始します


(1) 需給・価格に関する情報

米の価格、販売動向、民間在庫の状況

価格
(1)令和6年産米の相対取引価格(令和7年7月)は、全銘柄平均で26,918円/玄米60kgです。5年産との価格差は、年産平均価格15,626円に対して+11,292円となっています。
(2)令和7年7月の小売価格(POSデータ)は、5kg当たりの平均価格で、3,575円(対前月差▲320円、対前年同月差+1,192円)です。
上記の価格はいずれも税込

販売動向
(1)令和6年産米の全国の集荷数量(令和7年6月末)は242.8万トン(対前年同月差▲13.8万トン)、契約数量は242.6万トン(同▲6.2万トン)、販売数量は176.5万トン(同▲10.5万トン)です。
(2)米穀販売事業者における販売数量(令和7年6月)の対前年同月比は92%(対令和元年同月比では99%。以下カッコ内は同様)、うち小売事業者向けが88%(103%)、中食・外食事業者等向けが98%(95%)です。販売価格の対前年同月比は小売事業者向けが171.8%、中食・外食事業者等向けが176.1%です。

民間在庫
令和7年6月末の出荷及び販売段階における民間在庫は、対前年同月差+6万トンの121万トンとなっています。また、流通段階別でみると出荷段階で対前年同月差±0万トンの84万トン、販売段階で+6万トンの37万トンとなっています。

詳細については、米に関するマンスリーレポート令和7年8月号から御確認ください。
https://www.maff.go.jp/j/seisan/keikaku/soukatu/mr.html

米の流通状況等について

農林水産省では、昨今の米の需給状況について広くお知らせするため、生産・販売・価格等のデータを集めたページを作成・公開しています。

(詳しくはこちら)
https://www.maff.go.jp/j/syouan/keikaku/soukatu/r6_kome_ryutu.html 

上記ページには以下のようなデータを掲載しています。
米の需給状況の現状について
スーパーでの販売数量・価格の推移(POSデータ(週次))
世帯当たりの購入数量(家計調査)、消費者物価指数の推移
政府備蓄米の買戻し条件付売渡しの状況
政府備蓄米を含む複数原料米等の店頭販売価格調査
随意契約による政府備蓄米の発売状況


(2) 米政策等に関する情報

今般の米の価格高騰の要因や農林水産省の対応についての検証及び検証のために行った追加調査等の結果について

農林水産省では、今般の米の価格高騰の要因や農林水産省の対応についての検証を行うため、各種調査を実施しました。
(詳しくはこちら)
検証について
今般の米の価格高騰の要因や対応の検証(第3回「米の安定供給等実現関係閣僚会議」資料)(PDF : 1,584KB)
調査について
検証のために行った追加調査等の結果について(PDF : 1,301KB)
 

随意契約による政府備蓄米の売渡しの今後の対応について

農林水産省では、随意契約による政府備蓄米の売渡しについて、新規の申込については、8月20日をもって受付を停止し、引き渡し期限(8月20日)までに届けられていない10万トンにつきまして、未引渡し分がある方に対して、キャンセルされるか、引き渡しを希望されるのか、担当から確認の御連絡をすることとしています。
(詳しくはこちら)
随意契約による政府備蓄米の売渡しの今後の対応について(PDF : 88KB)

随意契約による政府備蓄米の売渡しの販売数量等の報告結果(07月21日~08月03日期分)について

農林水産省では、随意契約による政府備蓄米の売渡しについて、買受者の買受実績および販売実績を取りまとめて公表することとしています。直近では07月21日~08月03日期分の販売状況について公表しました。
(詳しくはこちら)
随意契約による政府備蓄米の売渡しの販売数量等報告結果(隔週の報告)(07月21日~08月03日期分)(PDF : 109KB)

政府備蓄米の買戻し条件付売渡しの販売数量等の報告結果(7月分、07月21日~08月03日期分)について

農林水産省では、政府備蓄米の買戻し条件付売渡しに係る集荷業者への引渡状況や集荷業者から卸売業者への販売状況について取りまとめて公表することとしています。直近では、7月分、07月21日~08月03日期分の販売状況について公表しました。
7月分
政府備蓄米の買戻し条件付売渡しの販売数量等報告結果(毎月の確報)(7月分)(PDF : 139KB)
07月21日~08月03日期分
政府備蓄米の買戻し条件付売渡しの販売数量等報告結果(隔週の速報)(07月21日~08月03日期分)(PDF : 151KB)

政府備蓄米の買戻し条件付売渡しに係る流通実績(03月17日~08月03日)について

農林水産省では、政府備蓄米の買戻し条件付売渡しに係る流通実績及び各段階における経費・利益等について取りまとめて公表することとしています。直近では、03月17日~08月03日の販売状況について公表しました。
(詳しくはこちら)
政府備蓄米の買戻し条件付売渡しに係る流通実績(03月17日~08月03日)(PDF : 281KB)

水稲の高温対策について

既に出穂期を迎えている産地もありますが、開花時に35℃以上の高温に遭遇すると不稔が発生する恐れがあり、また、登熟前半の平均気温が26℃以上になると白未熟粒が
増加するなど、収量や品質の低下が懸念されます。出穂後の通水管理、収穫前の早期落水防止等の水管理を徹底するようにしましょう。
また、高温下では肥料切れを起こしやすいため、葉色を見ながら生育診断を必ず行い、適期に適量の穂肥を施用するようにしましょう。高温によって登熟期間が短縮し、収穫適期が通常より早まる可能性があるため、出穂期以降の積算気温や籾の状態に十分注意し、刈り遅れとならないよう品種・地帯毎の収穫適期を判定し、適期収穫に努めるようお願いします。
(詳しくはこちら)
「農業技術の基本指針」
https://www.maff.go.jp/j/kanbo/kihyo03/gityo/g_kihon_sisin/r7sisin.html
「渇水時の対応」
https://www.maff.go.jp/j/nousin/mizu/kurasi_agwater/k_kassui/index.html

斑点米カメムシ類の被害にご注意ください

斑点米カメムシ類が全国的に多発しています(注意報発表都道府県数:33道府県(8月15日時点))。気象庁の発表によれば、今後も継続して気温が高くなる見込みであることから、斑点米カメムシ類が活発に活動し、被害が増加するおそれがあります。これから防除適期を迎えるほ場では、ほ場の観察をきめ細かく行い、水稲の生育状況と斑点米カメムシ類の発生状況に応じた適期の防除を徹底してください。また、水稲の再生株(ひこばえ)はヒメトビウンカの越冬源、イネカメムシの栄養源となります。このため、病害虫の発生が懸念される地域では、収穫後は速やかに耕起し、すき込むことに心掛けましょう。
(詳しくはこちら)
「令和7年度病害虫発生予報第6号」(8月6日付け)(PDF : 686KB)

米の生産者の皆様に向けた今後(来年、5年後、10年後)の米の生産意向に関するアンケート調査について(調査期間延長(~8月31日(日曜日)まで))

農林水産省では、今後の米政策を検討するにあたり、米の販売農家・農業法人その他経営体の皆様へ今後(来年、5年後、10年後)の米の生産意向に関するアンケート調査を実施しております。
生産現場の皆様の声を頂戴したいと考えておりますので、ぜひ、ご協力をお願いします!

(調査期間)
令和7年6月19日(木曜日)から令和7年8月31日(日曜日)まで
(※調査期間延長しました)
(回答はこちら)
https://forms.office.com/r/8mhBjG9n0i (外部リンク)

(問合せ先)
農林水産省大臣官房政策課 岡本、松尾 03-6738-6120

あなたのサステナブルな取組を国内外に発信しませんか?~「サステナアワード2025」募集開始

農林水産省は、「みどりの食料システム戦略」の一環として、消費者庁、環境省と連携し、脱炭素、生物多様性や食品ロスなど食や農林水産業に関わるサステナブルな取組動画を表彰する「サステナアワード2025」の募集を行っています。
「サステナアワード2025」では、優秀な作品を表彰し、省ホームページや様々なイベント等で発信するほか、英語版の動画を作成し、国際会議の場を通じ世界に広く発信することで、持続可能な生産・消費の拡大を目指します。
過去には、棚田で食育を展開する作品など、米生産に関する食品も受賞しています。

募集期間:令和7年10月31日(金曜日)まで
対象者:食や農林水産業のサステナビリティに関心のある団体
※ただし、農林水産事業体については、個人であっても参加可能です。

皆様のご応募、お待ちしています!

(詳しくはこちら)
https://www.maff.go.jp/j/kanbo/kankyo/seisaku/being_sustainable/sa2025.html

(3) 米の消費に関する情報等

膨らむ米粉の世界(米粉タイムズ2周年)

皆様は、米粉の情報発信サイト「米粉タイムズ」をご存知でしょうか。米粉タイムズでは、レシピ、コラム、豆知識等の米粉情報を分かりやすく紹介しています。そんな米粉タイムズが8月で2周年を迎えました。SNSは12.8万フォロワーと毎月増加しています。閲覧していただいているたくさんの皆様からの声を踏まえて現在、2周年記念として過去に人気のあった「米粉のパンケーキ」、「米粉のから揚げ」、「米粉パン」のレシピを掲載しています。InstagramやX、YouTubeでも是非チェックしてみてください。
(詳しくはこちら)
米粉タイムズ: https://komeko-times.jp/ (外部リンク)

(4) 補助事業に関する情報

「米の需給及び価格の安定に向けた斑点米カメムシ類臨時特例対策」を開始します

農林水産省は、今般の米価高騰を受け、米の安定供給に対して国民の関心が非常に高まっている状況において、渇水・高温といった本年産米の減産につながる要因がある中、斑点米カメムシ類の被害による水稲の品質低下等も懸念されることから、米の需給及び価格の安定を図るため、主食用米を対象として、臨時的かつ特例的に斑点米カメムシ類に対する追加防除を支援します。
(詳しくはこちら)
米の需給及び価格の安定に向けた斑点米カメムシ類臨時特例対策(PDF : 383KB)

お問合せ先

農産局企画課

担当者:企画班
代表:03-3502-8111(内線4972)
ダイヤルイン:03-6738-8961

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