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農林水産省

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更新日:令和7年11月27日
担当:農産局農産政策部企画課

米に関するメールマガジン(第141号)(令和7年11月27日)

【本号のトピックス】

・米の消費動向・水田政策に係るアンケート調査の実施について
(1)需給・価格に関する情報
米の価格、販売動向、民間在庫の状況
米の流通状況等について
(2)米政策等に関する情報
米穀の需給及び価格の安定に関する基本指針の変更について
令和7年産水稲の作付面積及び10月25日現在の予想収穫量について
参加者募集!【業務用米セミナー&交流会】開催のお知らせ
米のコスト指標作成のための準備会合を開催しました(令和7年11月5日)
随意契約による政府備蓄米の売渡しの販売数量等の報告結果(10月分、10月13日~26期分)について
政府備蓄米の買戻し条件付売渡しの販売数量等の報告結果(10月分、10月13日~26期分)について
政府備蓄米の買戻し条件付売渡しに係る流通実績(03月17日~10月26日)について
(3)米の消費に関する情報
農林水産省広報誌aff(あふ)11月号特集「米」
膨らむ米粉の世界(全国おでかけグルメフェアがついにスタート!)


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★米の消費動向・水田政策に係るアンケート調査の実施について★
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令和9年度(2027年度)から実施する水田政策の見直しに向けては、消費者の皆様を含め、関係者の幅広い意見を聞くことが不可欠です。このため、農林水産省では、消費者の皆様を対象に、米の消費動向・水田政策に係るアンケート調査を実施します。
より多くの方のお声を頂戴したいと考えておりますので、ぜひ、回答のご協力をお願いいたします。
(調査期間)
令和7年11月20日(木曜日)から令和7年12月19日(金曜日)まで
(詳しくはこちら)
https://www.maff.go.jp/j/press/nousan/s_taisaku/251120.html
(アンケートURL)
https://forms.office.com/r/GaGBHcS6sW(外部リンク)


(1) 需給・価格に関する情報

米の価格、販売動向、民間在庫の状況

価格
(1)令和7年産米の相対取引価格(令和7年10月)は、全銘柄平均で37,058円/玄米60kgです。6年産との価格差は、年産平均価格24,856円に対して+12,202円となっています。
(2)令和7年10月の小売価格(POSデータ)は、5kg当たりの平均価格で、4,209円(対前月差+20円、対前年同月差+814円)です。
上記の価格はいずれも税込

販売動向
(1)令和6年産米の全国の集荷数量(令和7年9月末)は94.4万トン(対前年同月差+17.7万トン)、契約数量は123.9万トン(同▲18.7万トン)、販売数量は11.9万トン(同▲2.4万トン)です。
(2)米穀販売事業者における販売数量(令和7年9月)の対前年同月比は96.4%(対令和元年同月比では88.2%。以下カッコ内は同様)、うち小売事業者向けが99.0%(85.5%)、中食・外食事業者等向けが93.6%(91.5%)です。販売価格の対前年同月比は小売事業者向けが138.7%、中食・外食事業者等向けが173.9%です。

民間在庫
令和7年9月末の出荷及び販売段階における民間在庫は、対前年同月差+47万玄米トン196万玄米トンとなっています。また、流通段階別でみると出荷段階で対前年同月差+30万玄米トンの143万玄米トン、販売段階で+17万玄米トンの53万玄米トンとなっています。

詳細については、米に関するマンスリーレポート令和7年11月号から御確認ください。
https://www.maff.go.jp/j/seisan/keikaku/soukatu/mr.html

米の流通状況等について

農林水産省では、昨今の米の需給状況について広くお知らせするため、生産・販売・価格等のデータを集めたページを作成・公開しています。

(詳しくはこちら)
https://www.maff.go.jp/j/syouan/keikaku/soukatu/r6_kome_ryutu.html 

上記ページには以下のようなデータを掲載しています。
米の需給状況の現状について
スーパーでの販売数量・価格の推移(POSデータ(週次))
世帯当たりの購入数量(家計調査)、消費者物価指数の推移
政府備蓄米の在庫状況


(2) 米政策等に関する情報

米穀の需給及び価格の安定に関する基本指針の変更について

令和7年10月31日(金曜日)に食料・農業・農村政策審議会食糧部会を開催し、7月に策定した「米穀の需給及び価格の安定に関する基本指針」の変更案について了承されました。変更のポイントについては、以下のとおりです。
<令和7/8年の需給見通しの変更(玄米トンベース)>
〇生産見通しは、令和7年産予想収穫量(9月25日時点)を踏まえて748万トンと設定。
〇需要見通しは、人口減少や直近の1人当たり精米ベースの消費量の実績、インバウンド需要の動向、精米歩留りを考慮して幅で設定し、697万トン~711万トンと設定。
〇上記の見直し設定等に伴い、令和8年6月末民間在庫量の見通しは、215万トン~229万トン。

<令和8/9年の需給見通しの設定(玄米トンベース)>
〇令和7/8年の需要見通しの算定の考え方を踏襲し、令和8/9年主食用米等需要量を694万トン~711万トンと設定。
〇生産量は、需要見通しに対して余裕をもって設定することとし、令和8年産主食用米等生産量を上記の令和8/9年主食用米等需要量見通しの上位値である711万トンと設定。
〇上記の設定に伴い、令和9年6月末民間在庫量を215万トン~245万トンと設定。

なお、事前契約による令和8年産政府備蓄米の買入れは、21万トンを予定しており、上記の令和8年産の主食用米等生産量には含まれていません。
また、政府備蓄米の売渡し(全体で約59万トン)に係る買戻し及び買入れは、今後の需給状況等を見定めた上で行います。
(詳しくはこちら)
https://www.maff.go.jp/j/council/seisaku/syokuryo/251031/1031.html

令和7年産水稲の作付面積及び10月25日現在の予想収穫量について

令和7年11月18日に令和7年産水稲の作付面積及び10月25日現在の予想収穫量について公表しました。令和7年産水稲の作付面積(主食用)は136万7,000ha(前年産対差+10万8,000ha)となりました。また、10月25日現在における全国の10a当たり予想収量(生産者が使用しているふるい目幅ベース)は526kg(前年産対差+7kg)と見込まれます。
このため、主食用作付面積に10a当たり予想収量を乗じた主食用の予想収穫量は718万1,000t(前年産対差+66万2,000t)と見込まれます。また、生産者が使用しているふるい目幅ベースの全国の作況指数は102と見込まれます。
(詳しくはこちら)
https://www.maff.go.jp/j/tokei/kekka_gaiyou/sakumotu/sakkyou_kome/suiriku/r7/yosou_1025/index.html

参加者募集!【業務用米セミナー&交流会】開催のお知らせ

「業務用米推進プロジェクト」では登録者を対象に、12月に東京、1月に大阪で【業務用米セミナー&交流会】を開催します。セミナーでは、多収品種、高温耐性品種、直播栽培など、低コストでの業務用米生産に役立つ品種や技術を中心に取り上げます。また、新たなビジネスチャンスを創出する機会としてご活用いただけます!
ぜひご参加いただき、今後の生産・販売活動にご利用ください!

〇業務用米セミナー&交流会
東京会場:2025年12月19日(金曜日)13時00分~17時00分
大阪会場:2026年1 月21日(水曜日)13時00分~17時00分

〇業務用米推進プロジェクトとは…
生産者や実需者等がオンラインで自由なネットワークを構築し、業務用米の安定供給と販路拡大を目指す取組です。

(詳細及び参加登録はこちら)
https://www.gyoumumai-project.com/(外部リンク)

「雇用就農資金」令和7年度第3回目の募集開始

農林水産省では、50歳未満の就農希望者を新たに雇用する農業法人等に対して資金を交付(60万円×4年間等)しています(雇用就農資金)。
この度、事業実施主体である一般社団法人全国農業会議所(全国新規就農相談センター)において、令和7年度第3回目の募集を開始します。
(詳しくはこちら)
https://www.be-farmer.jp/farmer/employment_fund/original/(外部リンク)

米のコスト指標作成のための準備会合を開催しました(令和7年11月5日)

食料システム法に基づく米のコスト指標作成に向け、生産・流通・小売の関係団体にお集まりいただき、10月3日の第1回会合に引き続き、第2回米のコスト指標作成のための準備会合を開催しました。
(当日の資料および議事概要はこちら)
https://www.maff.go.jp/j/syouan/keikaku/soukatu/komecost.html

随意契約による政府備蓄米の売渡しの販売数量等の報告結果(10月分、10月13~26日期分)について

農林水産省では、随意契約による政府備蓄米の売渡しについて、買受者の買受実績および販売(使用)実績を取りまとめて公表することとしています。
直近では、10月分、10月13~26日期分の販売状況について公表しました。
(詳しくはこちら)
10月分(PDF : 163KB)
10月13~26日期分(PDF : 194KB)

政府備蓄米の買戻し条件付売渡しの販売数量等の報告結果(10月分、10月13~26日期分)について

農林水産省では、政府備蓄米の買戻し条件付売渡しに係る集荷業者への引渡状況や集荷業者から卸売業者への販売状況について取りまとめて公表することとしています。直近では、10月分、10月13~26日期分の販売状況について公表しました。
(詳しくはこちら)
10月分(PDF : 163KB)
10月13~26日期分(PDF : 176KB)

政府備蓄米の買戻し条件付売渡しに係る流通実績(03月17日~10月26日)について

農林水産省では、政府備蓄米の買戻し条件付売渡しに係る流通実績及び各段階における経費・利益等について取りまとめて公表することとしています。直近では、03月17日~10月26日の販売状況について公表しました。
(詳しくはこちら)(PDF : 500KB)

(3) 米の消費に関する情報

農林水産省広報誌aff(あふ)11月号特集「米」

農林水産省が編集・発行しているWebマガジン「aff(あふ)」の11月号では、4週にわたり、「米」を特集いたします。米に関するオリジナルレシピ等、様々な情報が掲載されておりますので是非御覧ください。
(詳しくはこちら)
https://www.maff.go.jp/j/pr/aff/2511/index.html

膨らむ米粉の世界(全国おでかけグルメフェアがついにスタート!)

先月のメルマガでご紹介した「全国おでかけグルメフェア」が、ついに11月1日からスタートしました!
全国1180店舗以上が参加し、米粉を使った多彩なメニュー(天丼、餃子、フォー、からあげ、お好み焼き、ドーナッツ、ベーグル、パンケーキなど)を楽しむことができます。
今回のフェアでは、米粉の新しい魅力に出会えるチャンスが盛りだくさん。
「米粉ってこんな料理にも使えるんだ!」という驚きや、「この食感、クセになる!」という発見がきっとあるはずです。
お気に入りの一品を見つけに、ぜひお近くのお店へ足を運んでみてください!

参加店舗の検索は、米粉タイムズのHPから簡単にできます。
気になるメニューをチェックして、米粉グルメの世界を楽しんでみませんか?
(詳しくはこちら)
https://komeko-times.jp/menufair2025/(外部リンク)

お問合せ先

農産局企画課

担当者:企画班
代表:03-3502-8111(内線4972)
ダイヤルイン:03-6738-8961

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