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農林水産省

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カナダを訪問し、塩化加里の安定供給を働きかけました(令和4年6月)

中村農林水産副大臣は、6月21日(火曜日)にカナダ(オタワ)を訪問し、ビボー農業・農産食料大臣との会談や日カナダ官民意見交換を行いました。

また、6月22日(水曜日)、23日(木曜日)には、安岡生産振興審議官及び肥料原料輸入事業者(全国農業協同組合連合会、三井物産アグロビジネス(株)、三菱商事(株)、住友商事(株))がカナダ(サスカチュワン州)を訪問し、州政府との会談や民間企業との意見交換を行いました。

1.農業・農産食料大臣との会談

ビボー農業・農産食料大臣との会談において、中村副大臣から塩化加里の安定供給について要請したところ、先方からは、日本の状況は理解するとともに、農業大臣としても必要に応じてサポートしたいとの発言がありました
  

2.日カナダ官民意見交換

日本の肥料原料の主な輸入事業者(全国農業協同組合連合会、三井物産アグロビジネス(株)、三菱商事(株)、住友商事(株))とともに、カナダの政府関係者及び肥料業界団体と官民意見交換を行い、先方からは、長年の日本との塩化加里の供給におけるパートナーシップを更に強化していきたいとの発言があった他、各国からの需要増加を受け、当面の供給を増やすとともに、新たな鉱山開発など、政府としても支援を行い、中長期的にも増産を進めていることなどが共有されました。

3.サスカチュワン州 農業大臣との会談

マリット農業大臣との会談において、塩化加里の安定供給について協力を要請したところ、先方からは小麦や菜種とともに塩化加里の輸出において、日本は重要な貿易パートナーであり、今般のウクライナ情勢により塩化加里の増産が予定されているとの発言がありました。

4.サスカチュワン州 エネルギー資源省との会談

エネルギー資源省のブレクト鉱物政策局長等との会談において、塩化加里の必要量の安定供給を要請したところ、先方からは、我が国の状況や懸念を理解するとともに、基本的に民間のビジネスではあるものの、エネルギー資源省としても後押ししたいとの発言がありました。

5.サスカチュワン州 首相及び貿易・輸出開発大臣との会談

モウ首相及びハリソン貿易・輸出開発大臣との会談において、塩化加里の安定供給について協力を要請したところ、先方からは、日本は重要な貿易パートナーであり州政府としても協力するとの発言がありました。


6.肥料輸出事業者等との意見交換

肥料原料の輸出事業者及び生産事業者に対し、塩化加里の必要量の安定供給を要請したほか、肥料原料に関する状況等について意見交換を行いました。両事業者からは、日本は長年のパートナーであり、必要量の供給について協力するとの回答がありました。

お問合せ先

農産局技術普及課生産資材対策室

代表:03-3502-8111(内線4766)
ダイヤルイン:03-6744-2107