指定の公示について(指定番号第167号)
更新日:令和6年12月20日
担当:輸出・国際局 知的財産課
担当:輸出・国際局 知的財産課
下記の地理的表示について、指定の公示をしたのでお知らせします。 |
Lakeland Herdwick(レイクランド・ハードウィック)
1 | 指定年月日 | 令和6年12月20日 | ||||||||||||
2 | 指定番号 | 第167号 | ||||||||||||
3 | 締約国の名称 | グレートブリテン及び北アイルランド連合王国(英国) | ||||||||||||
4 | 農林水産物等の区分 | 第2類 生鮮肉類 めん羊肉(ラム肉) | ||||||||||||
5 | 農林水産物等の名称 | Lakeland Herdwick(レイクランド・ハードウィック) | ||||||||||||
6 | 農林水産物等の生産地 | イギリス カンブリア州 |
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7 | 農林水産物等の特性、生産の方法その他の当該農林水産物等を特定するために必要な事項 | (1)特性 レイクランド・ハードウィックは、カンブリア州で生まれて育ちと殺された、ハードウィック純血種の雌羊と雄羊から生まれた羊の枝肉または肉の切り身に与えられた名前です。 レイクランド・ハードウィックの肉は、長い放牧期間によって生じる強い風味を持ち、きめが細かく柔らかです。 レイクランド・ハードウィックの肉製品の色は、ピンクから濃いピンクで、多くの場合、市販されている低地の品種よりも濃い色となります。 脂肪は、引き締まって展性のある白い脂肪です。 外観: ハードウィック羊は、骨が頑丈で強い羊で、丘での繁殖に適しています。 特に子羊は、胸が広く、四肢は目に見えて逞しく、20%は角がないか角が少ししか成長しませんが、立派な角を持つ場合もあります。 雌羊は、骨がいくらか細く、角の兆候は決して現れません。 雌羊に角の兆候がある場合、それはスウェールデールなどの丘に生息する別の品種との交雑育種の可能性があります。 去勢された雄羊は、通常、小さい角の芽が出ます。 純血種のハードウィック羊は、 生まれたときは大部分が黒色で、多くの場合、耳の先に白い部分があります。成長するにつれて頭と足が白くなり、毛の色はやや青みがかった灰色や薄い灰色になります。 この濃い色を呈するのは純血種のハードウィック羊だけであり、これにより、丘に生息するスウェールデールなどの他の品種の羊と簡単に区別することができます。 枝肉の特徴 市販の低地ラム肉がと殺時に4カ月と非常に若い場合があるのに比べ、ハードウィック ラム肉のと殺までの期間は8~12カ月です。ハードウィックのラム肉は、生体重が28kgから40kgで、と畜後の死重は14kgから22kgとなります。 初毛刈りをした子羊、および、生後2年以上成長してからマトン用に売られたハードウィック羊の場合、正体重は38kgを上回り、と畜後の重量は18kgを上回ります。 レイクランド・ハードウィックのラム肉の枝肉は、EUROP食肉畜産分類体系(Meat and Livestock EUROP Classification system)で「O」に分類され、レイクランド・ハードウィックの初毛刈りをした子羊(Shearing)/マトンの枝肉は「R」に分類されます。マトンとは、通常、2才以上に成長した羊の肉を意味します。初毛刈りをした子羊(Shearing)とは、生まれた翌年に初めての毛刈りを終えた子羊を意味します。初毛刈りは、月齢15カ月から2才までの間に行われます。
レイクランド・ハードウィックの肉は、その独特の味わいと食感で有名です -これは、子羊たちが湖水地方のフェル(丘陵地)のヘザー(ツツジ科の常緑小低木)と牧草を食べてゆっくりと成長するためです。肉はジューシーで柔らかく、従来のラム肉よりもきつい匂いがします。ブリストル大学食用動物科学部のJ・D・ウッド(J. D Wood)氏による科学的な研究では、レイクランド・ハードウィックのラム肉の味と質感は、低地品種のラム肉よりも優れており、肉に有益なCLAとオメガ3の脂肪酸が含まれていることが示されました。 (2)生産方法 ハードウィック羊は、湖水地方の高い丘陵にある農場で生産されます。羊に与えられる餌は、草、ヘザー、ビルベリーなど、フェル(丘陵地)に育つ牧草となります。 と殺する雄羊及び雌羊には、牧草、干し草、又はサイレージが与えられ、さらに、時期によっては栄養補助飼料が与えられます。栄養補助飼料は、現地で調達されます。 これらの農場は、食品チェーン店向けのラム肉生産も、この地方の低地を利用して行っています。低地でレイクランド・ハードウィックのラム肉を生産する農場もあります。大部分の雌は繁殖用に確保されるため、レイクランド・ハードウィックのラム肉の大部分は雄(去勢された雄)の子羊から生産されます。 販売用に生産されるのは、主に雄羊の肉製品と雌羊のマトンとなります。 運営方法は農場ごとに異なりますが、生産方法には以下の点が含まれます。 • 秋に、ハードウィック雌羊がハードウィック雄羊と交配します。 その後、雌羊はフェルでの放牧に戻され、翌年4月まで飼料を追加されることなく放牧されます。 • 4月又は5月に、雌羊は生活域農地に戻されて出産し、子羊は春と夏の間、母羊とともに放牧されます。 子羊を1頭産んだ雌羊は、5月にフェルに戻されます。 子羊を2頭産んだ雌羊は、7月又は8月にすべての雌羊の毛を刈り終えるまで生活域農地に留まります。 • 子羊は、9月に母羊から離されます。 〇母羊から離された雄の子羊は、低地で放牧され、晩秋から翌年の春まで、と畜重量になるまで育てられます。一部の雄子羊は、翌年の春以降も低地に留まり、12カ月以上で初毛刈りをした子羊として市場に出されます。 〇雌の子羊は、群れの置き換えとして保持され、冬にはカンブリア州の低地の農場へと送られます。これらの子羊は、3月下旬には生まれた農場に戻り、さらにフェル(丘陵地)に戻され、「ヒーフ(heaf:牧草地)」で、子羊として母羊の乳を飲みます。 母羊は、自分の子羊にフェルのどこで草を食べるかを教えます。 • 離乳後、雌羊は引き続き出産できるようならフェルに戻り、11月下旬までそこで過ごした後、雄羊と交配するために生活域農地に戻されます。フェルに戻すには年を取り過ぎている雌羊(通常は約6才)は、さらなる繁殖のために農場の低地で放牧されるか、または「ドラフト」(draft)の雌羊として、低地の他の農場に売られます。一部の雌羊はそのまま弱らせ(と畜前の季節に雄羊と交配せず)、最終的にマトンに処理されます。マトンとしてと殺されるのは、3~5才の雌羊です。 • と畜後のラム肉は、食肉処理場でパック詰めにして食肉処理場の販売店を通じて販売されるか、枝肉が元の農場に戻され、そこで処理されて農場で販売されるか、またはインターネットを通じて販売されます。あるいは、丸のままの枝肉が食肉処理場から精肉店に供給され、小売りされます。 [原産地証明] レイクランド・ハードウィックとは、「レイクランド」(Lakeland)として広く知られる地域で生まれ育ってと殺された、ハードウィック純血種の雌羊と雄羊から生まれた羊の肉を意味します。 レイクランド・ハードウィックは、州区畜舎08(カンブリア州)地区のものです。州区畜舎(CPH)番号は9桁の数字で、最初の2桁は州の番号、次の3桁は行政区の番号、最後の4桁は保有者独自の番号を表します。イギリス国内のすべての畜舎に、農村地域支出庁(Rural Payments Agency)からCPHが発行されます。 トレーサビリティ システム 毎年、ハードウィック羊繁殖協会(HSBA:Herdwick Sheep Breeders Association)がCPH 08のカンブリアメンバーおよびハードウィック産品を販売していることが判明している会社に連絡を取ります。これらの詳細情報を、協会の担当者がHSBAデータベースに記録します。HSBAは、ハードウィックの羊を「レイクランド・ハードウィック」としての販売を許可する基準を設定します。 これには、農場がイギリス規格保証イギリス牛肉ラム肉農場(FABBL:Farm Assured British Beef and Lamb)であること、または将来的に同等の農場であることが広く認められることが条件として含まれます。 FABBLは、各加盟農場を年に1度検査し、以下の点を確認します。 a. ハードウィック羊の独立した群れとしての登録。 b. ハードウィック羊の畜舎への移動を特定できる移動記録。農場に移動するハードウィック羊は、移動元が08で始まるCPHを持つ畜舎でなければなりません。 これにより、運搬されたハードウィック羊の原産地がカンブリア州であることが確認されます。 c. ハードウィック羊の畜舎からと畜場への移動を特定できる移動記録。 FABBLは、検査された各農場の畜舎でのハードウィック羊の番号、08で始まるCPHから畜舎へ移動されたハードウィック羊の番号、と畜場に運搬されたハードウィック羊の番号などの詳細情報を記したレポートをHSBAに提出します。このFABBLの検査は、HSBAがそのメンバーから年に1度集める情報と照らし合わせることができる独立した監査を提供します。 ハードウィック羊繁殖協会(HSBA:Herdwick Sheep Breeders Association)は、メンバーに対して、その農場で飼育されているハードウィック羊の群れの規模を表す調査報告書を提出するよう求めます。この報告書には、その年に繁殖した子羊の数も含まれます。この情報は、HSBAデータベースに記録されます。 各群れには、シリアル番号がついた複写(4部)が発行されますが、これには、ハードウィック羊の追跡を行うための詳細情報が記載されます。複写のうち2部は、農場が保管します。残りの2部のうち、1部は食肉処理場に入るまで羊に添付し、もう1部は加工者が保管します。一年の終わりには、農場は手元の複写のうち1部を調査データを添付して、HSBAに返却します。 HSBAはその情報を、毎年のFABBLレポートとクロスリファレンスします。 羊は、動物の健康と福祉に関する法律で現在課されている要件に従い、羊用デッキのある車両および家畜トレーラーを使用して、カンブリア州内に3箇所ある食肉処理場の1つに輸送されます。 羊に添付される移動文書AML1は、羊とヤギ(記録、識別、および移動)(イングランド)規則2007(SAGRIMO)またはそれと同等のもの、動物の福祉(輸送)(イングランド)規則(2006)またはそれと同等のものの報告要件を満たさなければなりません。この規則により、輸送する羊には家畜輸送証明書を添えなければなりません。 羊は、羊とヤギ(記録、識別、および移動)―(イングランド)規則2009またはそれと同等のもので制定される―規則に従って識別されます。 ハードウィック羊は、食肉処理場で区分けされたバッチとしてまとめて処理されます。各バッチでは各ハードウィックの頭に付けられたポップマークで、その個体がレイクランド・ハードウィックであることが識別されます。HSBAは、典型的なレイクランド・ハードウィックのラム肉と典型的な交雑育種のラム肉が描かれたポスターを食肉処理場に供給します。 羊は気絶させた後、両方の頸動脈を切断することでと殺します。 と殺後、各枝肉に枝肉スタンプが貼られます。このスタンプは、HSBAから各食肉処理場に提供されたもので、その食肉処理場と、それがレイクランド・ハードウィックの枝肉であることを表します。 枝肉は、供給元となった農場を識別する追跡フォームのコピーを付けて、カンブリア州内にある加工業者に送られます。 カンブリア州内のカッティング工場または加工業者は、レイクランド・ハードウィックという言葉を産品のパッケージに含める必要があります。また、自社独自の追跡システムを使用して、レイクランド・ハードウィック羊の個体バッチを識別し追跡できるようにしなければなりません。追跡に必要な情報は、UK群番号、食肉処理場参照番号、およびと殺の日付けです。 と殺後、ラム枝肉は3~7日間、初毛刈りをした子羊の枝肉は7~14日間、食肉処理場で吊るします。マトンは、21日間吊るしても構いません。その後、枝肉を食肉処理場でカットしてパックするか、または枝肉のままカッティング工場または精肉店に持ち込み、そこでその後の加工を行います。 食肉処理場と加工工場は、カンブリア州内にあります。 各生産者が自分の農場でカットを行い、最終消費者に対して、通信販売や農場のショップやカフェのアウトレットで、レイクランド・ハードウィックを販売する場合もあります。 食肉処理場の監査は、SAIグローバル(SAI Global)やCMI、またはそれと同等の機関により行われます。監査では、食肉処理場から原産地となる農場まで、枝肉を完全に追跡できるか確認します。 ラベリング: 産品名「レイクランド・ハードウィック(Lakeland Herdwick)」。 産品は原産地を保証できるように、固有のレイクランド・ハードウィック枝肉スタンプをつけて販売されなければなりません。マーク付けは、食肉処理場で行わなければなりません。 EUの図記号と表示および法律で求められる情報に加え、パッケージのラベルには、明確で判読可能な以下の表示が付いていなければなりません。 - 「レイクランド・ハードウィック(Lakeland Herdwick)」という名称と、それに続く「原産地呼称保護(PDO:Protected Designation of Origin)」の文字 - 製造またはパッケージした会社の名称、事業所名、住所 - レイクランド・ハードウィック枝肉スタンプが枝肉の表面や切り身の外側に刻印されていなければなりません。 レイクランド・ハードウィック枝肉スタンプは楕円形で、LAKELAND(上)とHERDWICK(下)という文字の間に、と殺場の食肉処理場を表す大文字が表されています。 ![]() レイクランド・ハードウィック枝肉スタンプ [検査機関] SAI Global / FABBL FARM ASSURANCE SCHEME BEEF AND LAMB 農場は、FABBL農場保証スキームまたはそれと同等のスキームの下で検査を行う必要があります。検査では、ハードウィック羊がその農場で繁殖したことや、その農場へハードウィック羊が移動したことがすべて記録され、移動元の農場がCPH 08を持っていることが確認されます。農場からと畜場への移動はすべて、カンブリア州内にある食肉処理場で記録されます。 食肉処理場の検査は、SAIグローバル(前述)およびNSF-CMi認証(NSF-CMi Certification)により行われます。 (3)農林水産物等の特性がその生産地に主として帰せられるものであることの理由 レイクランド・ハードウィックは、カンブリア州として規定される区域で生まれて育ち、と殺された、ハードウィック純血種の雌羊と雄羊を交配させて生まれた羊の枝肉または肉の切り身に与えられた名称です。ハードウィック ラム肉の味の違いは、農水産業食料省(Ministry of Agriculture Fisheries and Food)に依頼されて、1996年10月から1997年6月までの期間に、ブリストル大学食品畜産科学課(Division of Food Animal Science)のJ・D・ウッドが取りまとめた「牧草を常食としてゆっくり育った羊と短期間で育った羊の肉の風味に関する調査(An investigation of flavours in meat from sheep grown slowly or more quickly on grass diets)」というタイトルの研究プロジェクトにより実証されています。この研究により、レイクランド・ハードウィックには、標準的な市販の交雑種ラム肉と比べ、「優れた」風味と「高いレベルの食感」があることが示されました。また、この研究では、ラム肉のステアリン酸とα-リノレン脂肪酸の含有量が牛肉や豚肉と比べて高いという先行研究の結果も確認されました。風味の魅力的な変化は、レイクランド・ハードウィックが成長するとともに筋肉に蓄積される多価不飽和脂肪酸の増加によるものです。この研究では、総脂肪量(霜降り肉の脂肪)と多価不飽和脂肪酸の比率が高いことが、ハードウィックラム肉の美味しさにつながっていると結論付けています。 レイクランド・ハードウィック羊は、カンブリア州内の湖水地方中西部の在来種です。 湖水地方は1951年に国立公園に指定されており、湖水地方とその奥地が一般に「レイクランド」と呼ばれています。カンブリア州は、1970年代に以前のカンバーランド州とウェストモーランド州およびランカシャーとヨークシャーの一部の地域から作られました。 この申請の目的は、レイクランドのより広い地域がカンブリア州と同じ境界を持つものとして定義されるようにすることです。 レイクランド・ハードウィック産品の生産、加工、および熟成は、カンブリア州内で行われます。 「ハードウィック(Herdwic)」という言葉は、12世紀にまで遡ることができ、実際の意味は、太古ノルウェーの「ハードヴィック(Herdvic)」から派生したと思われる羊が囲われている牧草地、つまり羊牧場を意味します。湖水地方では、この言葉は17世紀には小規模羊農家を表すためによく使用されていましたが、18世紀までには羊の品種自体に結び付けられました。 農業関連の専門家によるハードヴィック羊に関する最古の研究は、J・ベイリー(J. Bailey)とG・カリー(G.Culley)が農業理事会(Board of Agriculture)向けに1790年に行った「カンバーランド州の農業の一般的見解について(A General View of the Agriculture of the County of Cumberland)」というレポートにまとめられています。 ハードウィック羊は、年間を通じて、イングランドで最も高く、最も険しい場所に住んでいます。また、この地域は、州内で最も降雨量の多い場所でもあります。 ハードウィック州の心臓部は、湖水地方国立公園の西部および中心部です。この地域には、ボローデール(Borrowdale)、バターミア(Buttermere)、エンナーデイル(Ennerdale)、ワズデル(Wasdale)、エスクデイル(Eskdale)、ダドンバレー(the Duddon Valley)、コニストン(Coniston)、ラングデール(the Langdales)、アルスウォーター(Ullswater)とサールミア(Thirlmere)周辺のヘルヴェリン地方(Helvellyn area)の丘陵地と低地が含まれます。 この土地の大部分は、フェンスのない放牧地(広大な共有地を含む)となっています。レイクランド・ハードウィック羊は、解放されたフェル(丘陵地)で母羊と一緒に羊飼いにより放牧されます。農場のこのような放牧地は、地元で「ヒーフ(heaf)」と呼ばれています。 これは複雑なシステムで、雌羊が次の世代にどこで草を食べれば良いかを教えられるかに依存することになります。 これは非常に重要であるため、ハードウィックの農場は、多くの場合「主となる」群れを持ちます―つまり、その農場が関係するフェル内の区域をヒーフ(牧草地)とする雌の血統羊の中心となる群れで、この群れがその農場の羊事業の基盤を形成することになります。 「主となる」群れは、群れ全体の約3分の1となりますが、その数は農場ごとに異なります。 今日、約50,000頭のレイクランド・ハードウィック羊が湖水地方の約120軒の酪農場で飼われています(一部はナショナルトラストに所有されています)。 1920年代には、ビアトリクス・ポター(ヒーリス夫人)が、ピーターラビットの作品から得た財産を投じて、開発や造林の危機に晒されていた湖水地方の農場を買い上げました。 これらの農場で、夫人はハードウィック種の復活を奨励しました。1943年、夫人が亡くなったとき、夫人は、これらの農場の羊を純粋なハードウィックに保つことを条件に、自身のすべての農場をナショナルトラストに寄付しました。 ハードウィック羊は、特定の気候と地理的条件に適応した品種の最高例と見なされています。 英国羊協会(National Sheep Association) 1998年発行の「英国の羊(British Sheep)」第9版では、ハードウィックは「基本的に高い丘で育つ品種であり、最も丈夫なイギリス品種と見なされ、その地形に非常に適している」と記述されています。 2009年、シープ トラスト(Sheep Trust、会社番号4284999、慈善基金番号1094514)が、「英国の在来種羊の地理的分離 - 遺伝資源へのリスク因子としての固有性のエビデンス(Geographical isolation of native sheep breeds in the UK – Evidence of endemism as a risk factor to genetic resources)」(2009、A. Carson.M. Elliott、J. Groom、A. Winter、D. Bowles)という論文をLivestock Scienceで公開しました。 この論文は、ハードウィック羊育種家協会(Sheep Breeders Association)のメンバーが所有するハードウィック羊の95%が、湖水地方の中心地から半径23km以内に集中していることの証拠を提供しました。 1953年、レイクランド・ハードウィック ラム肉は、エリザベス2世の即位式の晩餐で振る舞われました。 |
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8 | 法第29条第1項第2号ロの該当の有無等 | |||||||||||||
(1)商標権者の氏名又は名称 | - | |||||||||||||
(2)登録商標 | - | |||||||||||||
(3)指定商品又は指定役務 | - | |||||||||||||
(4)商標登録の登録番号 | - | |||||||||||||
(5)商標権の設定の登録の年月日 | - | |||||||||||||
(6)専用使用権者の氏名又は名称 | - | |||||||||||||
(7)商標権者等の承諾の年月日 | - |
お問合せ先
輸出・国際局知的財産課
担当者:地理的表示保護担当
代表:03-3502-8111(内線4285)
ダイヤルイン:03-6744-0234