食品製造業等の生産性向上
近年、食品製造業の人手不足・人材不足の問題が深刻化しており、生産性の向上が急務となっています。
しかしながら、どのように生産性を向上させ、またそのための課題にどのように取り組むかを各企業が独力で見つけ出すのは非常に難しい状況です。
農林水産省では、ロボット、AI(人工知能)、IoT等の先端技術の導入支援や、その技術の橋渡し役となるシステムインテグレーター(SIer)との接点づくりの促進を図ることにより、食品産業におけるイノベーションを創出し、食品産業の生産性向上を推進します。
生産性向上の具体的な取組に向けた一歩を踏み出すきっかけに、ぜひご活用ください。
お知らせ 
令和5年度生産工程高度化推進委託事業
食品製造業等での人手不足の問題を解消するためには労働生産性を向上させる必要があり、ロボットをはじめとしたスマート技術等の活用が重要となっています。しかし令和3年6月にHACCPに沿った衛生管理の実施が義務付けられましたが、現時点でロボットなどの導入時に衛生管理に関して検討すべき事項等をまとめた指針等は存在しないため、ロボット等の先端技術をHACCPに沿って導入するためのガイドラインを作成すると共に、当該ガイドラインの有効性を確認する事業を実施します。
1.HACCPに沿った衛生管理が求められる食品製造の現場にロボット等の先端技術を実装するためのガイドライン作成
2.上記ガイドラインの有効性確認のためのモデル実証
食品産業労働生産性向上技術導入実証事業 
加工食品の輸出促進に向けて、食品産業の生産性向上により国際競争力を強化するため、AI、ロボット、IoT等を活用した食品の製造・品質管理等の自動化、リモート化技術、さらにはコロナ対策の更なる向上のための非接触型技術を実際の食品製造や飲食店等の現場にモデル的に導入、実証する取組を支援するとともに、より多くの中小企業が導入できるよう、低コスト化や小型化のための改良の取組を支援します。
1.生産性向上に向けた先端技術のモデル実証・改良
1.モデル実証
AI、ロボット、IoT 等を活用した食品の製造・品質管理等の自動化、リモート化技術を実際の食品製造や飲食店等の現場にモデル的に導入、実証する取組を支援します。
2.改良
AI、ロボット、IoT等を活用した自動化技術等を、業界の大宗を占める多くの中小企業が導入できるよう、低コスト化や小型化に関する改良の取組を支援します。
2.横展開に向けた情報発信
上記1の取組等の成果を食品業界全体に普及させるため、動画の作成や研修会、シンポジウムの開催等の取組を支援します。
PR版はこちら(PDF : 490KB)
令和4年度第2次補正
実施要綱等
事業実施状況
- 事業実施主体 株式会社日本能率協会コンサルティング(JMAC)
【令和4年度補正】食品産業労働生産性向上技術導入実証事業 事務局
Email:maff_foods@jmac.co.jp - 公募期間 令和5年3月6日(月曜日)~令和5年6月5日(月曜日)
- 詳細はこちら
【公募のお知らせ】令和4年度 農林水産物・食品輸出促進緊急対策事業のうち食品産業労働生産性向上技術導入実証事業を公募を行います。(外部リンク)
スマート食品産業安全確保推進委託事業
食品製造業等での人手不足の問題を解消するためには労働生産性を向上させる必要があり、ロボットをはじめとしたスマート技術等の活用が重要となっています。しかし食品製造等の現場において人とロボットが安全に協働するためのルールが確立されていないため、食品産業の現場においてAIやロボット等の先端技術を実装できるよう人とロボットが安全に協働するためのガイドラインを作成すると共に、当該ガイドラインの有効性を確認する事業を実施します。
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1.人とロボットが安全に協働するためのガイドライン作成
2.上記ガイドラインの有効性確認のためのモデル実証
成果物
- 食品工場における協働ロボット運用時の安全性確保ガイドライン
(分割版1)(PDF : 1,713KB)、(分割版2)(PDF : 1,713KB)、(分割版3)(PDF : 2,094KB)、(分割版4)(PDF : 2,102KB)、(分割版5)(PDF : 1,647KB)、(分割版6)(PDF : 2,082KB)、付属書_該否判定における参考シート例(1)(PDF : 955KB)、付属書_該否判定における参考シート例(2)(PDF : 838KB)
報告書等
- 実施報告書(PDF : 787KB)
- 別添2_議事録(分割版1)(PDF : 1,081KB)、(分割版2)(PDF : 1,533KB)
- 別添3_モデル実証の報告(分割版1)(PDF : 1,835KB)、(分割版2)(PDF : 1,799KB)、(分割版3)(PDF : 1,503KB)、(分割版4)(PDF : 649KB)
スマート食品産業実証事業
食品産業の生産性向上により国際競争力を強化するため、AI、ロボット、IoT等を活用した食品の製造・品質管理等の自動化、リモート化技術、さらにはコロナ対策の更なる向上のための非接触型技術を実際の食品製造や飲食店等の現場にモデル的に導入、実証する取組を支援するとともに、より多くの中小企業が導入できるよう、低コスト化や小型化のための改良の取組を支援します。
1.生産性向上に向けた先端技術のモデル実証・改良
1.モデル実証
AI、ロボット、IoT等を活用した食品の製造・品質管理等の自動化、リモート化技術、さらにはコロナ対策の更なる向上のための非接触型技術を実際の食品製造や飲食店等の現場にモデル的に導入、実証する取組を支援します。
2.改良
AI、ロボット、IoT等を活用した自動化技術等を、業界の大宗を占める多くの中小企業が導入できるよう、低コスト化や小型化に関する改良の取組を支援します。
2.横展開に向けた情報発信
上記1の取組等の成果を食品業界全体に普及させるため、動画の作成や研修会、シンポジウムの開催等の取組を支援します。
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令和3年度第1次補正
実施要綱等
- 農林水産物・食品輸出促進緊急対策事業実施要綱(PDF : 302KB)
- 農林水産物・食品輸出促進緊急対策事業補助金交付要綱(PDF : 440KB)
- スマート食品産業実証事業実施要領(PDF : 378KB)
事業実施状況
- 事業実施主体 株式会社日本能率協会コンサルティング(JMAC)
【令和3年度補正】スマート食品産業実証事業 事務局 寺脇、山元、山下
Email:maff_foods@jmac.co.jp - 公募期間 令和4年2月28日(月曜日)~令和4年6月3日(金曜日)(終了)
- 詳細はこちら
【公募のご案内】令和3年度農林水産物・食品輸出促進緊急対策事業のうちスマート食品産業実証事業「モデル実証事業」「改良事業」(外部リンク)
加工食品の国際競争力強化に向けた食品製造イノベーション推進事業
食品製造業の生産性向上を図るため、AI、ロボット、IoT等の先端技術を実際の製造現場に複数導入し、一連のシステムとして実証を行い、その成果を広く情報発信して横展開を図ります。
1. 生産性向上に向けた先端技術のモデル実証
食品製造業の生産性の向上を目的に、AI、ロボット、IoT等の先端技術を実際の製造現場に複数導入し、生産コスト低減や安定生産に向けた、生産工程の自動化や遠隔での製造モニタリング、品質管理、安全管理など一連のシステムについて実証する取組を支援します。
2. 横展開に向けた情報発信
上記1の取組の横展開を図るため、実証成果をとりまとめた動画等の作成を行い、研修会やシンポジウムの開催等による情報発信の取組を支援します。
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令和2年度第3次補正
実施要綱等
- 農林水産物・食品輸出促進緊急対策事業実施要綱(PDF : 304KB)
- 農林水産物・食品輸出促進緊急対策事業交付要綱(PDF : 838KB)
- 加工食品の国際競争力強化に向けた食品製造イノベーション推進事業実施要領(PDF : 970KB)
事業実施状況
- 事業実施主体 株式会社日本能率協会コンサルティング(JMAC)
R2補正食品製造イノベーション推進事業 事務局 寺脇、伊藤
Email:r2koubo_jmac@jmac.co.jp - 1次公募:公募期間 令和3年4月12日(月曜日)~5月28日(金曜日)(終了)
2次公募:公募期間 令和3年6月 1日(火曜日)~7月16日(金曜日)(終了)
3次公募:公募期間 令和3年8月 2日(月曜日)~9月17日(金曜日)(終了)
*3次公募の事業者は食品加工産業、および外食産業(店舗、セントラルキッチンを含む)を対象とし、幅広い応募を受け付けます。
詳細はこちら
【3次公募のご案内】令和2年度(補正)加工食品の国際競争力強化に向けた食品製造イノベーション推進事業「モデル実証事業」 公募のご案内 (終了)(外部リンク)
- 令和2年度補正食品製造イノベーション推進事業(モデル実証事業)1次公募、2次公募、3次公募の採択企業が決まりました。(外部リンク)
- 令和2年度補正食品製造イノベーション推進事業 (モデル実証事業)推進事例動画一覧(外部リンク)
食品産業イノベーション推進事業
食品製造業等の生産現場の効率化や自動化による生産性向上の取組を支援します。
- 生産コスト低減、経営管理能力向上のためのロボット、AI、IoT等の活用による生産性向上など、革新的で新規性のある技術の活用実証を支援
- 専門家の工場診断や改善指導による生産性向上などを通して、業務の最適化や人材育成を図る取組を支援
令和2年度
実施要綱等
事業実施状況
- 事業実施主体 株式会社日本能率協会コンサルティング(JMAC)
R2食品産業イノベーション推進事業 事務局 寺脇、伊藤
Email:r2koubo_jmac@jmac.co.jp
公募期間 令和2年5月25日(月曜日)~7月10日(金曜日)(終了)
詳細はこちら
【公募案内】令和2年度食品産業イノベーション推進事業公募のご案内(終了)(外部リンク)
令和元年度
実施要綱等
事業実施状況
- 事業実施主体 株式会社日本能率協会コンサルティング(JMAC)
H31食品産業イノベーション推進事業 事務局 寺脇
電 話:080-3258-0854
Email:31koubo_jmac@jmac.co.jp
公募期間 令和元年5月24日(土曜日)~7月12日(金曜日)(終了)
詳細はこちら
【公募案内】令和元年度(平成31年度)食品産業イノベーション推進事業公募のご案内(終了)(外部リンク)
平成30年度
実施要綱等
事業実施状況
- 事業実施主体 株式会社日本能率協会コンサルティング(JMAC)
H30食品産業イノベーション推進事業 事務局 寺脇
電 話:080-3258-0854
Email:30koubo_jmac@jmac.co.jp
詳細はこちら
【公募案内】平成30年度食品製造業設備導入費&コンサルティング費補助に関する公募のご案内(終了)(外部リンク) - 平成30年度食品産業イノベーション推進事業(モデル実証事業)の採択企業が決まりました (外部リンク)
食品製造業の生産性向上事例集
食品製造業界の中でも先進的な取組を中心に、大きな投資を伴わない低コストかつすぐに取り組める改善まで幅広く掲載した事例集を作成しました。
作成者:株式会社日本能率協会コンサルティング(平成30年度食品産業イノベーション推進事業実施主体)
食品製造業の生産性向上事例集(PDF : 9,223KB)
分割版1(PDF : 1,751KB)分割版2(PDF : 555KB)分割版3(PDF : 1,196KB)
分割版4(PDF : 1,107KB)分割版5(PDF : 1,016KB)分割版6(PDF : 1,800KB)
作成者:株式会社日本能率協会コンサルティング(平成31年度食品産業イノベーション推進事業実施主体)
食品製造業の生産性向上事例集(PDF : 4,771KB)
分割版1(PDF : 406KB)分割版2(PDF : 469KB)分割版3(PDF : 1,547KB)
分割版4(PDF : 1,466KB)分割版5(PDF : 1,219KB)分割版6(PDF : 314KB)
食品産業生産性向上のための基礎知識
農林水産省では、平成30年3月から12月にかけて、全国各地で食品製造業の生産性向上に関する専門家の講演、生産性向上の取組事例紹介、生産性向上支援事業者(メーカー等)のプレゼンテーションや、講演者や支援事業者との交流等を内容とした「食品産業生産性向上フォーラム」を開催しました。フォーラム(全9回)の講演内容をもとに「食品産業生産性向上のための基礎知識」を作成しました。
食品産業生産性向上のための基礎知識(PDF : 1,789KB)
お問合せ先
新事業・食品産業部食品製造課食品企業行動室
代表:03-3502-8111(内線4163)
ダイヤルイン:03-6738-6166