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農林水産省

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食品製造業等の生産性向上

近年、食品製造業の人手不足・人材不足の問題が深刻化しており、生産性の向上が急務となっています。一方、食品製造業において、どのように生産性を向上させ、またそのための課題にどのように解決していくかを企業が独力で見つけ出すのは非常に難しい状況です。

農林水産省では、ロボット、AI、IoT等の先端技術の導入支援や、その技術の橋渡し役となるシステムインテグレーター(SIer)と食品企業を結び付ける取組を進めることにより、食品産業におけるイノベーションを創出し、食品産業の生産性向上を推進します。

食品製造業の皆様が生産性向上に向けて具体的に取り組んでいただく際に、本ページの資料をぜひご活用ください。

1.「食品企業生産性向上フォーラム」開設 NEWアイコン

令和7年6月10日より「食品企業生産性向上フォーラム」ウェブサイトの運用を開始いたします。本フォーラムは、「自社の課題解決について相談したい」「機械導入やメンテナンスに関する技術的知識を有する人材を育成したい」といった課題を抱える企業の皆様へ、生産性向上の取組をトータルでサポートすることを目的としております。

食品企業生産性向上フォーラムウェブサイトURL(外部サイト)
https://food-industry-productivity-forum.maff.go.jp/lp/

食品企業生産性向上フォーラムウェブサイトイメージ

ウェブサイトはどなたでもご利用いただけますが、無料の会員登録を行っていただくことで、更に役立つ会員限定の支援措置をご活用いただけます。


【会員限定の支援措置】

1.生産性向上に関する各種相談への対応
2.生産技術人材の育成講習会の受講
3.補助金・税制に関する最新情報のプッシュ配信、等

本フォーラムの趣旨をご理解いただき、皆様の積極的なご参加をお待ちしております。

食品企業生産性向上フォーラムご案内文生産技術人材の育成講習会ご案内文
(PDF : 742KB)

2.「省力化投資促進プラン(食品製造業)」について

令和7年6月13日、「新しい資本主義のグランドデザイン及び実行計画2025年改訂版」閣議決定されました。

そこでは、人手不足が取り分け深刻と考えられる業種の一つとして、食品製造業においても生産性向上の目標を掲げ、2029年度までの5年間で集中的な省力化投資・生産性向上を実現するための「省力化投資促進プラン(食品製造業)」を実行することが定められました。

上述の「食品企業生産性向上フォーラム」を通じて、生産性向上に取り組む食品企業の皆様をトータルでサポートする体制を構築すること等が定められています。


【省力化投資促進プラン(食品製造業)の概要】

省力化投資促進プラン(食品製造業)概要


(参考)
※1:「経済財政諮問会議・新しい資本主義実現会議合同会議」(首相官邸ホームページ)(https://www.kantei.go.jp/jp/103/actions/202506/13keizai_shihon.html
※2:「新しい資本主義実現本部/新しい資本主義実現会議」(内閣官房ホームページ)(https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/atarashii_sihonsyugi/index.html#2025_head
※3:「省力化投資促進プラン(食品製造業)」の全体版はこちらをご確認ください。

3.令和7年度当初予算「テーマ型食品企業等連携促進事業」について(2次公募) NEWアイコン

食品製造業における業種横断的な特定の課題(データフォーマットの標準化や後工程の自働化等)について、
食品企業機械メーカー等が連携して、その課題を解決する手法をモデル的に実証するための取組を支援します。

※第2次公募は8月1日に終了しました。

テーマ型食品企業等連携促進事業(2次公募)PR版
(PDF : 351KB)

4.令和6年度補正予算「新技術導入緊急対策事業」について 

産地と連携した国産原材料調達計画を策定した食品製造事業者による「製造ラインの自動化等の省人化・生産性の向上」に資する新技術(機械設備等)の導入を支援します。

       ※5月29日に公募を終了しました。
       
        公募に関するQ&A(随時更新) (PDF : 2,150KB)

新技術導入緊急対策事業(2次公募)
(PDF : 634KB)

5.令和6年度当初予算「食品製造業における生産性向上等の実態調査」について

食品製造業における生産性向上や経営合理化の取組状況や今後の意向、取組における課題と問題点について調査を行いました。

         (1)アンケート調査(中⼩・中堅の⾷品製造全業種約6,000社を対象に電話で聞き取り調査⇒809件を回収、分析)
         (2)ヒアリング調査(中⼩・中堅の⾷品製造事業者に現地またはウェブで⾯談を実施⇒59件を回収、公開) 
         (3)優良事例((1)(2)調査の中から、優良事例の取組事例をピックアップ⇒48件を公開) 
         (4)優良事例の横展開((2)企業を中心に経営層又は製造責任者等を招き意⾒交換会を実施⇒全国5 か所開催) 


6.ガイドライン

食品製造業等での人手不足の問題を解消するためには労働生産性を向上させる必要があり、ロボットをはじめとしたスマート技術等の活用が重要となっています。
しかし、令和3年6月にHACCPに沿った衛生管理の実施が義務付けられる中で、現時点でロボットなどの導入時に衛生管理に関して検討すべき事項等をまとめた指針等は存在しません。

そのため、ロボット等の先端技術をHACCPに沿って導入するためのガイドラインを作成すると共に、当該ガイドラインの有効性を確認する事業を実施します。

  • 「食品製造現場におけるロボット等導入及び運用時の衛生管理ガイドライン」(R5年度)

         食品製造現場におけるロボット等導入及び運用時の衛生管理ガイドライン(統合版)(PDF:2,304KB)
         食品製造現場におけるロボット等導入及び運用時の衛生管理ガイドライン(概要)(PDF : 251KB)

           
           実施報告書(R5年度生産工程高度化推進事業)(PDF : 1,092KB)

                                                   
          ※英語版の掲載はこちら:Food Industry : MAFF


  • 「食品工場における協働ロボット運用時の安全性確保ガイドライン」(R4年度)

        (分割版1)(PDF : 1,713KB)(分割版2)(PDF : 1,713KB)(分割版3)(PDF : 2,094KB)
        (分割版4)(PDF : 2,102KB)(分割版5)(PDF : 1,647KB)(分割版6)(PDF : 2,082KB)
         付属書_該否判定における参考シート例(1)(PDF : 955KB)
         付属書_該否判定における参考シート例(2)(PDF : 838KB)


         実施報告書(スマート食品産業安全確保推進事業)(PDF : 787KB)

            別添2_議事録(分割版1)(PDF : 1,081KB)(分割版2)(PDF : 1,533KB)
            別添3_モデル実証の報告(分割版1)(PDF : 1,835KB)(分割版2)(PDF : 1,799KB)
                                            (分割版3)(PDF : 1,503KB)(分割版4)(PDF : 649KB)

お問合せ先

新事業・食品産業部食品製造課原材料調達・品質管理改善室

担当者:小笠原、古田、前野、伊東、横山
代表:03-3502-8111(内線4163)
ダイヤルイン:03-6738-6166

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