EUの条件不利地域対策
EUの条件不利地域対策の概要
事項 | 内容 | |
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地域指定区分 | 山岳地域 |
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その他条件不利地域 |
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特別ハンディキャップ地域 (小地域) |
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対象農家 |
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補償金の支給 |
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注:1ECU=137.93円(1996年IMF平均)で換算した。
(参考)要件等の算出基礎
標高 |
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傾斜度 |
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家畜単位 |
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EU各国における給付状況(1995年)
EU (15か国) |
ドイツ | フランス | イギリス | イタリア | スペイン | ポルトガル | オーストリア | |
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総支給額(億円) | 2,349 | 623 | 390 | 165 | 21 | 93 | 78 | 220 |
受給農家数(万戸) | 124 | 23 | 13 | 6 | 5 | 19 | 10 | 10 |
1戸当たり平均総支給額(万円) | 19 | 27 | 30 | 29 | 4 | 5 | 8 | 23 |
農用地面積に占める条件不利内 農用地面積割合(%) |
53 | 50 | 38 | 43 | 57 | 79 | 85 | 68 |
条件不利地域内の農家数に占める 受給農家の割合(%) |
30 | 72 | 49 | 73 | 4 | 20 | 32 | 65 |
【参考】条件不利地域内の1戸当たり 農用地面積(ha) |
17 | 27 | 40 | 91 | 6 | 22 | 11 | 15 |
【参考】1人当たりのGDP (万円) | 184 | 277 | 248 | 178 | 179 | 133 | 99 | 271 |
資料:欧州委員会資料
注:1)日本の1人当たりのGDPは、383万円
2)1ECU=123.04円(1995年IMF平均)で換算
ドイツ、フランス、イギリスにおける運用状況
ドイツ | フランス | イギリス | |
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対象地域 | <山岳地域> 標高800m以上 又は 標高600m以上かつ傾斜度18%以上 |
<山岳地域> 標高700m以上 (一部地域は600m又は800m以上) 又は 傾斜度20%以上 等 |
<山岳地域はなし> |
<条件不利農業地帯> 農地評価指数28以下 人口密度130人/km2 以下 就業人口の15%以上が農業に従事 等 |
<普通条件不利地域> 農用地1ha当たりの生産額が全国平均の80%未満 人口密度が全国平均の50%以下 就業人口の15%以上が農業に従事 等 |
<条件不利地域> |
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支給単価(1996年) | ・55~285マルク(4,000 ~20,600円)/家畜単位(又はha) 特に自然条件が悪い地域においては342マルク(24,700円)/家畜単位(又はha)まで引上げ可能 |
・羊:364~1,136フラン (7,700~24,200円)/家畜単位 肉牛:199~959フラン (4,200~20,400円)/家畜単位 乳牛、山羊:272~959フラン (5,800~20,400円)/家畜単位 |
牛:23.75~47.50ポンド (4,000~8,100円)/頭 羊:2.65~5.75ポンド (500~1,000円)/頭 支給対象は家畜生産のみ |
注:1)対象地域については、各国とも上記のほかに特別ハンディキャップ地域についての規定がある。
2)ドイツの農地評価指数は、課税のための財産評価として、土地の生産性(土性、地形、気候等)に経営状況、地域の賃金、土地税等を考慮して経済的に土地分級を行って得られた農地の等級であり、数字が高いほど土地条件が良いことを表す(旧西ドイツの農地評価指数の分布は0~130で、平均は40.6)。
3)1マルク=72.29円、1フラン =21.26円、1ポンド=169.88円で換算
(いずれも 1996年 IMF平均)
お問合せ先
農村振興局農村政策部中山間地域振興課
代表:03-3502-8111(内線5632)
ダイヤルイン:03-3501-8359