2 「新たな日常」やデジタル化に対応する食育の推進
第4次基本計画では、デジタルトランスフォーメーション(デジタル技術の活用による社会の変革)が一層進展する中で、SNSの活用やインターネット上でのイベント開催及び動画配信、オンラインでの非接触型の食育の展開等を推進することとしています。
農林水産省では、令和5(2023)年度に、「学生と企業によるオンラインワークショップ~Z世代(*1)と企業のアイデアで食育を推し活!~」を開催しました。本ワークショップは、企業と接する機会が少ない学生と、食育に取り組む企業がオンラインで交流することで、新たな食育の取組につなげることを目的に実施しました。令和6(2024)年2月20日には「食育推進フォーラム2024」で本ワークショップの成果を発表しました。この取組により、学生は企業の活動や企業との意見交換から食育活動の実践につなげることができ、企業は若い世代の感性や提案を企業の食育活動に生かすことができました。
また、農林水産省の職員がYouTuberとなる省公式YouTubeチャンネル「BUZZ MAFF」では、若い職員が中心となって、20以上のチームが動画を制作、公開しています。「タガヤセキュウシュウ」は国産農林水産物の応援・消費拡大を、「やっぱりごはんでしょ!」は米や米粉の魅力を、「かんとうきっちん」は旬の国産食材を使ったおうちごはんを、「なまらでっかい道」は北海道の郷土料理を紹介するなど、全国各地の農林水産物や農林水産業、農山漁村の魅力を発信しています。
*1 1990年代後半から2000年代に生まれた世代のこと
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