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農林水産省

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2 「早寝早起き朝ごはん」国民運動の推進


(1)子供の生活習慣づくりの推進

子供たちの生活習慣は家庭や社会の影響を受けやすいため、文部科学省では子供から大人までの生活習慣づくりを社会全体の取組として推進しています。特に、生活圏の拡大や行動の多様化等により生活リズムが乱れやすい環境にある中高生以上の世代向けの普及啓発を行っています。

秋田県フォーラムチラシ

秋田県フォーラムチラシ

平成29(2017)年度には、中高生を中心とした子供の自立的な生活習慣づくりを推進するため、家庭と学校、地域の連携による生活習慣改善のための実証研究(中高生を中心とした生活習慣マネジメント・サポート事業)を全国の3つの地方公共団体で実施しました(図表2-1-5)。

また、平成29(2017)年度から、独立行政法人国立青少年教育振興機構と連携協力し、「早寝早起き朝ごはん」国民運動を促進するための「早寝早起き朝ごはん」フォーラム事業を全国4か所で実施するとともに、中学生の基本的な生活習慣の維持・定着・向上を図るため、対象生徒の基本的な生活習慣の実態把握を行い課題を明確化し、その課題解決に向け創意工夫した取組を行う「早寝早起き朝ごはん」推進校事業を全国9か所で実施しました。(図表2-1-6、図表2-1-7)。

図表2-1-5 平成29(2017)年度「中高生を中心とした生活習慣マネジメント・サポート事業」概要
図表2-1-6 平成29(2017)年度「早寝早起き朝ごはん」フォーラム事業概要
図表2-1-7 平成29(2017)年度「早寝早起き朝ごはん」推進校事業概要

(2)「早寝早起き朝ごはん」全国協議会との連携による運動の推進

絵本「にこにこげんきのおまじない」©やなせスタジオ

絵本「にこにこげんきのおまじない」
©やなせスタジオ

「早寝早起き朝ごはん」全国協議会は、平成18(2006)年に発足し、幅広い関係団体や企業等の参加を得て、「早寝早起き朝ごはん」国民運動を文部科学省と連携して推進しています。平成29(2017)年11月現在、全国協議会の会員団体数は298で、様々な年齢期の子供や保護者に向けたガイドブックの作成・配布、全国フォーラム・総会の企画・運営等、子供の基本的な生活習慣の確立や生活リズムの向上につながる取組を展開しています。平成29(2017)年度は、絵本「にこにこげんきのおまじない」を作成し、全国の図書館、教育委員会、幼稚園、保育所等に配布しました。絵本は、幼児期から「早寝早起き朝ごはん」を始めとした規則正しい生活習慣について楽しみながら理解し、実践してもらうことを目的に作っており、シリーズ化を予定しています。また、専門家による講演やトークセッション等を通し、子供の生活リズムについての知識や理解を深めるために、毎年3月に全国フォーラムを開催しています。



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