3 米飯給食の着実な実施に向けた取組
米飯給食は、子供が伝統的な食生活の根幹である米飯に関する望ましい食習慣を身に付けることや、地域の食文化を通じて郷土への関心を深めることなどの教育的意義を持つものです。
平成28(2016)年度には、完全給食(*1)を実施している学校のほぼ100%にあたる29,200校で米飯給食が実施されており、約910万人が米飯給食を食べています。また、週当たりの米飯給食の回数は3.4回となっています(図表2-2-3)。
農林水産省では、次世代の米消費の主体となる子供たちに、米飯を中心とした日本型食生活やその味覚を受け継いでもらうため、米飯学校給食のより一層の推進を図っています。
平成29(2017)年度は、前年度に引き続き米飯給食の拡大に向けた取組への支援として、各学校が米飯給食の実施回数を増加させる場合に、政府備蓄米の無償交付を実施しました。
*1 給食内容がパン又は米飯(これに準ずる小麦粉食品、米加工食品その他の食品を含む。)、ミルク及びおかずである給食のこと

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