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農林水産省

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1 食育や日本食・食文化の海外展開と海外調査の推進


政府は、我が国の食育の理念や取組等を積極的に海外に発信し、「食育(Shokuiku)」という言葉が日本語のまま海外で理解され、通用することを目指しています。特に近年、「食育(Shokuiku)」に対する各国の研究者の関心は高く、研修や共同研究を通じてその手法や成果を世界に発信しています。

外務省では、海外広報活動の中で食育関連トピックを取り上げています。具体的には、日本の食文化等も取り上げている海外向け日本事情発信誌「にぽにか」を在外公館を通じて配布しています。また、在外公館で上映や貸出を行ったり、海外のテレビ局にて放映されたりしている映像資料「ジャパン・ビデオ・トピックス(Japan Video Topics)」においても、日本の食文化や日本食等を紹介しています。

さらに、在外公館等においては、対日理解の促進、良好な対日感情の醸成を目的に各国要人、文化人、飲食・食品業界関係者等に対して日本食等を紹介するなど、日本の食文化の魅力を伝える取組を行っています。

農林水産省では、海外の親子や料理学校の学生等を対象として、日本食のつくり方や日本産品の活用の仕方が学べる料理講座を開催しています。家族やパーティー等で楽しめるよう「手軽につくれる日本食」をコンセプトとした「日本産食材を活用したキャラクターおにぎりづくり体験や手巻き寿司づくり体験」等を実施するなど、海外の親子や料理学校の学生等への日本食・食文化の普及に取り組んでいます。また、農林水産省の英語版ホームページにおいて、「Promotion of Shokuiku (Food and nutrition education)」ページを新設し、「食生活指針」、「食事バランスガイド」、「食事バランスガイド解説」、「日本型食生活のススメ」の英訳版を掲載しています。(https://www.maff.go.jp/e/policies/tech_res/shokuiku.html

国立研究開発法人医薬基盤・健康・栄養研究所国立健康・栄養研究所では、アジア各国の若手研究者を研究所に招き、研修や共同研究を行っています。平成29(2017)年11月に受け入れたアフリカ・アジア地域の計11か国からの研修員を対象とした国際協力機構(JICA)課題別研修「母子栄養改善」においては「妊産婦・乳幼児の食事摂取基準の策定とその活用・普及及びサーベイランスとモニタリング」をテーマとした講義を実施し、妊産婦・乳幼児の食事摂取基準及びその変遷、妊産婦のための食事バランスガイドと同ガイドの効果などについて紹介しました。



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お問合せ先

消費・安全局
消費者行政・食育課

担当者:食育計画班
代表:03-3502-8111(内線4576)
ダイヤルイン:03-6744-1971
FAX番号:03-6744-1974