正しい知識で安全な食生活を!
- 農林水産省は、消費者が安全な食生活を送るためには、食品の安全性について正しい知識を持ち、適切に食品を選び、取り扱うことが重要であるとの観点から、ウェブサイトやSNS(Facebook等)、YouTube、メールマガジン、セミナー等を通じて情報発信を行っています。
- 消費者向けのウェブサイトでは、「安全で健やかな食生活を送るために」のページを設け、消費者が安全な食生活を送るために役立つ情報を掲載しています。
- 2023年度に作成した動画には、注意点を分かりやすく説明するキャラクター「食品安全博士」や、食品安全のイメージキャラクターとして新たに作成した「みっけ」を登場させるなどして、子供を含む幅広い世代を対象に親しみやすい内容にしています。

安全で健やかな食生活を送るために

カレーを美味しく安全に食べるために
~ウェルシュ菌による食中毒の予防~

食品安全イメージキャラクター
「みっけ」

和食文化の保護と継承のための取組
- 「和食:日本人の伝統的な食文化」がユネスコ無形文化遺産に登録されてから、2023年12月4日に10周年を迎えました。農林水産省は、日本の伝統的な食文化を守り、和食文化を未来に伝えるため、2023年9月、10月に大阪、仙台、福岡の3会場で和食文化を普及するためのイベントを開催しました。
- 本イベントは会場ごとにテーマを設定し、料理人による基調講演、パネルディスカッションを実施しました。
- 福岡会場では、和食とサステナブルの関係について、目に見える料理だけでなく、その背景にある水産資源や漁業の話も踏まえ、地域で実践されている事例等を紹介しました。

料理人による基調講演

専門家によるパネルディスカッション
もっと詳しく知りたいときは:令和5年度「食育白書」P146

学校給食における有機農産物の利用についての取組
- 学校給食における有機農産物の活用は、有機農産物の安定的な消費先となることや、子供たちや地域の方々に、環境に配慮した農業への理解を深めていただく、食育の観点からも有意義な取組と考えています。
- 全国で、学校給食に有機食品を利用している市町村数は、2021年度末時点の137市町村から、2022年度末時点で193市町村に増加しました。
- 兵庫県豊岡(とよおか)市では、地元産の有機米である「コウノトリ育むお米」を学校給食に提供する取組を2022年度から開始し、2027年度までに米飯の全量を有機米にする計画です。
- 長野県松川町(まつかわまち)では、地元の生産者が「ゆうき給食とどけ隊」を結成し、有機のニンジン、タマネギ等を学校給食に提供しています。町内小学生を対象とした有機農産物の栽培体験や水田での生き物調査、生産者との交流活動等の食育に役立つ取組が行われています。


ゆうき給食とどけ隊(長野県松川町)

生産者と一緒に学校給食を食べる様子(兵庫県豊岡市)
もっと詳しく知りたいときは:令和5年度「食育白書」P128
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消費・安全局 消費者行政・食育課
電話:03-3502-8111(内線4551)