朝食を毎日食べるとどんないいことがあるの?
近年、「よく体を動かし、よく食べ、よく眠る」という、成長期の子供にとって必要不可欠と言われている基本的な生活習慣に乱れが見られ、体力、気力とともに学習意欲の低下を招く要因の一つと指摘されています。
- 朝食を食べないことがある小学校6年生の割合は6.1%、中学校3年生は8.7%でした。
(出典:文部科学省「全国学力・学習状況調査」(2023年度)) - 朝食を毎日食べている小・中学生と、全く食べていない小・中学生の間には、各教科の平均正答率の差が15ポイント前後あります。また、スポーツ庁が実施した2023年度「全国体力・運動能力、運動習慣等調査」によると、毎日朝食を食べる子供ほど、体力合計点が高い傾向にあります。
- 朝食を食べることは栄養補給だけでなく、体内時計のリズムを整えることになり、適切な生活習慣の育成と心身の健康の保持につながるとされています。


もっと詳しく知りたいときは:令和5年度「食育白書」P58
- 農林水産省では、2017年にエビデンス(根拠)に基づき整理したパンフレットを作成しました。「朝食を毎日食べるとどんないいことがあるの?」は朝食を毎日食べることと私たちの生活はどのように関係しているのかなど、日本人を対象とした研究から分かったことを紹介しています。

「朝食を毎日食べるとどんないいことがあるの?」パンフレット
- 「早寝早起き朝ごはん」全国協議会は、幅広い関係団体や企業等の参加を得て、「早寝早起き朝ごはん」国民運動を文部科学省と連携して推進しています。
- 2023年3月には、子供たちが自分で作ることができ、かつ栄養バランスの取れた朝食のレシピをまとめた「朝ごはんポケットレシピ」を作成しました。

「朝ごはんポケットレシピ」パンフレット
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