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農林水産省

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3 若い世代に関わる食育の推進


若い世代は、食に関する知識、意識、実践等の面で他の世代より課題が多く、こうした若い世代が食育に関する知識を深め、意識を高め、心身の健康を増進する健全な食生活を実践することができるように食育を推進することが必要です。

農林水産省では、令和元(2019)年度に、若い世代に対する食育を推進していくため、ウェブ調査やグループディスカッション等を行い、明らかになった結果を踏まえて作成した啓発資材をウェブサイトに掲載しています。

「考える やってみる みんなで広げるちょうどよいバランスの食生活」パンフレット

「考える やってみる みんなで広げる
ちょうどよいバランスの食生活」パンフレット

考える やってみる みんなで広げる ちょうどよいバランスの食生活(農林水産省)

考える やってみる みんなで広げる ちょうどよいバランスの食生活(農林水産省)
URL:https://www.maff.go.jp/j/syokuiku/wakaisedai/balance.html

事例:子供たちの自主性を引き出す!大学で11年間受け継がれる食育教室の取組(第5回食育活動表彰 消費・安全局長賞受賞)

香川(かがわ)短期大学 食育ゼミ(香川県)

調理実習の様子

調理実習の様子

子供食堂での食育指導の様子

子供食堂での食育指導の様子

香川短期大学食育ゼミは、平成23(2011)年度から、学生が入れ替わる中でも11年間継続し、地域の児童への食育として、様々な体験活動を企画・実施してきました。毎年11月には、「生活文化にふれよう!」と題し、小学生が参加する調理実習を行っているほか、保育所や幼稚園、子供食堂においても、年間を通して食育活動を実施しています。

令和3(2021)年度は、「生活文化にふれよう!~カンタン・ヘルシー♪“地産地消”ワンプレートランチ~」と題し、香川県の農林水産物や主食・主菜・副菜のそろった栄養バランスのよい食事をとることの大切さを学んでもらえるよう、「地産地消」と「食と健康」をテーマに取り上げました。香川県産の食材を使った調理実習を行うだけでなく、一般社団法人香川県水産振興協会の職員から、瀬戸内海の水産物や県内の養殖業の歴史についての話を聞いたり、主食・主菜・副菜それぞれの栄養面の特徴をクイズを交えて楽しく学んだりしました。

こうした食育活動では、子供たちの自主性を大切にしており、例えば調理実習では、学生はサポート役となり、子供たちが主体となって調理することで、子供たちの意欲や自主性を引き出すようにしています。

このような取組が先輩から後輩へと受け継がれており、今後も継続して「子供主体の食育教室」を通して、地域の子供たちに食の大切さを伝えていこうと考えています。



ご意見・ご感想について

農林水産省では、皆さまにとってより一層わかりやすい白書の作成を目指しています。

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お問合せ先

消費・安全局
消費者行政・食育課

担当者:食育計画班
代表:03-3502-8111(内線4578)
ダイヤルイン:03-6744-2125
FAX番号:03-6744-1974

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