ゲノム編集技術を利用して得られた食品等に関する意見交換会
農林水産省は、厚生労働省、消費者庁と共同で、令和元年7月2日(火曜日)から7月12日(金曜日)にかけて、全国5都市(札幌、仙台、東京、大阪、福岡)において、「ゲノム編集技術を利用して得られた食品等に関する意見交換会」を開催しました。
1.「ゲノム編集技術を利用して得られた食品等に関する意見交換会」について
近年、新たな育種技術として、いわゆる「ゲノム編集技術※」の利用が進展しており、この技術を用いて品種改良された農作物等が開発され、食品として流通しうる段階を迎えています。
今回の意見交換会では、ゲノム編集技術の基礎知識や、ゲノム編集技術を利用して得られた食品等の取扱い(生物多様性への影響の観点からの取扱い、食品としての安全性の確認手順、表示等)について、行政側から情報提供を行い、その後、参加された皆様と意見交換を行いました。
※一般に、DNAを切断する酵素を用いて、外部からの遺伝子の挿入だけでなく、既存の遺伝子の欠失や塩基配列の置換など、ゲノムの特定の部位を意図的に改変することが可能な技術。
2.配付資料
資料1「ゲノム編集技術とは」(PDF : 892KB)
資料2「ゲノム編集技術を利用して得られた生物に係る取扱方針(環境省公表)を受けた農林水産省の対応について」(PDF : 1,419KB)
資料3「ゲノム編集技術を利用して得られた食品等の食品衛生上の取扱いについて」(PDF : 343KB)
資料4「ゲノム編集技術応用食品の表示の考え方について」(PDF : 392KB)
3.開催結果
大阪会場(令和元年7月2日(金曜日)開催)
参加者数 一般参加者:113名、報道関係者:6名
東京会場(令和元年7月4日(木曜日)開催)
参加者数 一般参加者:317名、報道関係者:34名
札幌会場(令和元年7月5日(金曜日)開催)
参加者数 一般参加者:74名、報道関係者:2名
仙台会場(令和元年7月8日(月曜日)開催)
参加者数 一般参加者:43名、報道関係者:1名
福岡会場(令和元年7月12日(金曜日)開催)
参加者数 一般参加者:61名、報道関係者:2名
お問合せ先
消費・安全局農産安全管理課
担当者:組換え体企画班
代表:03-3502-8111(内線4510)
ダイヤルイン:03-6744-2102
FAX番号:03-3580-8592