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農林水産省

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秋の味覚にご注意を!きのこを安全に美味しく食べるために

作成日:令和2年10月8日
更新日:令和7年8月1日
   実りの秋がやってくるとたくさんのおいしいきのこが顔を出します。
   しかし、野生のきのこは危険がいっぱいです!
   「有毒なきのこ」には「食べられるきのこ」と似ている物も多く、判別は難しいです。

みっけ



確実に食べられる、と判断できないきのこは、絶対に
採らない!」「食べない!」「売らない!」「人にあげない!


毒きのこの食中毒の種類別発生状況

  • 毒きのこの食中毒について、発生月ごとにまとめたものです。

平成27年から令和6年の毒きのこ月別患者数の累計 1月から5月0人 6月8人 7月3人  8月18人 9月163人 10月318人 11月85人 12月0人 合計595人 厚生労働省ホームページより加工して作成



  • 毒きのこの食中毒について、きのこの種類別にまとめたものです。


平成27年から令和6年の毒きのこの種類別患者数の累計 患者数の多い順に記載 ツキヨタケ305人51% クサウラベニタケ102人17% カキシメジ30人5% テングタケ26人4% 不明38人7% その他96人16% 厚生労働省ホームページより加工して作成



毒きのこ種類別食中毒患者数1位!ツキヨタケ ツキヨタケに似ている食用の例!シイタケ、ヒラタケ

2位クサウラベニタケ クサウラベニダケに似ている食用の例!ハタケシメジ


3位カキシメジ カキシメジに似ている食用の例!チャナメツムタケ


令和6年続発中!オオシロカラカサタケ オオシロカラカサタケに似ている食用の例、カラカサタケ 分布域北上中!

触るだけでもリスクありカエンダケ 公園で発見されたことがあり話題に!食べても触っても毒! 
白い見た目にご用心!ドクツルタケ 令和5年、6年に誤食により死亡例も! 

1.家庭の食事で、食用きのこと外見が似ている野生の毒きのこを、間違って食べてしまうケースが多くみられます。
2.毒きのこと食用きのこの見分け方は容易ではありません。毒きのこの見分け方や、調理法によって食べられるといった、様々な言い伝えを信じてはいけません。(例、ナスと一緒に料理すると食べられる)
3.国や地元の自治体が出している情報を参考に、食べられるかどうか分からない野生のきのこは、採らない、食べない、売らない、人にあげないようにしましょう。
4.万が一、野生のきのこを食べて体調に異常を感じたら、直ちに病院を受診してください。

参考情報

野生きのこによる食中毒を防ぐために
・食品安全委員会 毒キノコによる食中毒にご注意ください(外部リンク)
・厚生労働省 毒キノコによる食中毒に注意しましょう(外部リンク)
・消費者庁 毒キノコによる食中毒に注意!(外部リンク)

有毒植物にもご注意ください!

毒きのこのほかにも、スイセンやコルチカム(和名:イヌサフラン)等を野菜等と間違って食べてしまい、食中毒となる事例もあります。
詳しくは以下のページをご覧ください。
野菜・山菜とそれに似た有毒植物
スイセン、コルチカム等の見分け方に関する情報(PDF : 317KB)

お問合せ先

消費・安全局食品安全政策課

担当者:情報発信企画・評価班
代表:03-3502-8111(内線4474)
ダイヤルイン:03-3502-5719

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