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冬に食中毒?ノロウイルスの予防と対処法

更新日:令和2年11月19日更新


ノロウイルスによる食中毒は、11月~3月の寒い時期に特に多く、そのほとんどが「ノロウイルスに汚染された食品を食べること」によるものです。
このページでは、ノロウイルスによる食中毒を予防するポイントやかかってしまったときの対処法をご紹介します。

食品は、ノロウイルス感染者のふん便や吐しゃ物から、手や食器などを介して汚染されます! ノロウイルス感染図

おもな症状

  • 食後1~2日で、おう吐や激しい下痢、腹痛などを起こします。

    幼児や抵抗力が落ちている人では、症状が重くなることもあります。

もしかかってしまったら

  • まずはお医者さんに診てもらいましょう。

    自分で勝手に判断して薬を飲むのはやめましょう。
    下痢やおう吐をしたら脱水になることがあるので、しっかりと水分を取りましょう。
    おう吐で水分が取れないときや、脱水症状がひどいときはお医者さんで点滴してもらいましょう。

予防のポイント

とにもかくにも手洗いが大切です!
家のイラスト
家に帰ったとき
食器のイラスト
調理をするとき
料理のイラスト
食事をするとき

など


調理器具の消毒もしっかりと!

  • 調理器具やキッチンは常に清潔にしましょう。
    洗浄後に煮沸消毒をするか、塩素消毒液を使うことが有効です。

※塩素消毒液の作り方や消毒方法は、厚生労働省の「ノロウイルス食中毒対策リーフレット」[外部リンク](厚生労働省)で詳しく紹介されています。

しっかりと中まで火を通して食べる!

  • 生食用以外の二枚貝を食べるときは、中までしっかりと火が通るまで加熱しましょう(中心部を85~90℃で90秒間以上)。

参考リンク

感染を広げない!

  • 体調が悪いときは、調理をしない、させない。
  • 食中毒になった人の汚物の処理を正しく行う。
  • 処理中とその後はしっかり換気をする。
  • 便や吐いたものを片付けるときは、手袋やマスクを着ける。
    (使用済み手袋やマスクは、ビニール袋などで密閉して捨てる)
  • 便や吐いたもので汚れた床や物は、塩素消毒液で消毒する。
    (汚れていないものとは、分けて洗浄・消毒をする)
  • 処理が終わったら必ず手洗いをする。

参考リンク

お問合せ先

消費・安全局食品安全政策課

担当者:情報発信企画・評価班
代表:03-3502-8111(内線4474)
ダイヤルイン:03-6744-2135