令和2年度 食品の安全性に関する有害化学物質及び有害微生物のサーベイランス・モニタリング年次計画
更新日:令和2年3月10日
担当:消費・安全局
令和2年度におけるサーベイランス・モニタリング年次計画です。有害化学物質と有害微生物の調査の趣旨、調査点数等を定めています。 |
1. 基本的な考え方
農林水産省は、食品の安全性に関するリスク管理の標準的な作業手順を記述した「農林水産省及び厚生労働省における食品の安全性に関するリスク管理の標準手順書」を作成(平成17年8月25日公表)し、国際的に合意された枠組みに則って、食品の安全性に関するリスク管理を行っています。
リスク管理には、リスク管理措置を講ずる必要性とその具体的内容を検討したり、既に講じているリスク管理措置の有効性を検証したりするために、データを得ることが不可欠です。そこで、サーベイランス[1]及びモニタリング[2]を優先的に実施すべき危害要因を明示したサーベイランス・モニタリング中期計画(以下「中期計画」という。)(有害化学物質:平成28年1月8日公表、有害微生物:平成28年12月26日公表)並びに毎年度の調査計画(サーベイランス・モニタリング年次計画。以下「年次計画」という。)を作成しています。
この度、以下のとおり、令和2年度の年次計画を定めました。
2. 調査対象選定の考え方
- 調査対象は、中期計画で定められた優先度のほか、これまで実施したサーベイランス及びモニタリングの結果やリスク管理の進捗状況を考慮して決定しました。
- 調査対象の選定に当たっては、リスク管理検討会[3]における生産者、事業者、消費者等の関係者の方々の意見を考慮して決定しました。
- 食品安全に関する想定外のリスクが年次計画期間中に顕在化した場合、年次計画にかかわらず、問題となる危害要因の食品中の濃度等について、緊急に調査を実施します。
3. 調査対象
別紙(有害化学物質(別紙1)(PDF:275KB)、有害微生物(別紙2)(PDF:349KB))のとおり。
脚注
[1]サーベイランス:問題の程度や実態を知るための調査。
[2]モニタリング:矯正的措置をとる必要があるかどうかを決定するために行う調査。
[3]リスク管理検討会:生産者、事業者、消費者、農林水産省職員等の関係者間で情報・意見を交換し、必要に応じそれらの情報・意見をリスク管理施策に反映させるために実施するリスクコミュニケーションの場。
関連情報
- 平成28年度から平成32年度までの有害化学物質の中期計画について
食品の安全性に関する有害化学物質のサーベイランス・モニタリング中期計画
- 平成29年度から平成33年度までの有害微生物の中期計画について
食品の安全性に関する有害微生物のサーベイランス・モニタリング中期計画
お問合せ先
消費・安全局食品安全政策課
担当者:リスク管理企画班
代表:03-3502-8111(内線4459)
ダイヤルイン:03-3502-7674