梅を正しく処理して美味え(梅)仕事
安全に調理して、梅の美味を楽しみましょう!!
もうすぐ6月、梅雨時ですね。「梅雨」という字にも含まれている通り、梅の実が旬を迎えておりますが、この時期、梅酒や梅シロップを手作りされるという方も多いのでは?
安全な梅仕事(調理)のために、食中毒予防の観点から気を付けたいポイントをご紹介します。
〇梅はよく洗い、保存容器は清潔にする
梅シロップや梅酒など、梅を漬け込む際には、梅をよく洗って十分に水気を拭き取り、清潔にしておきましょう。汚れや雑菌、水分が付いたままだと、カビが発生しやすくなります。
また、梅だけでなく、容器についても、洗った後に十分乾燥したものを使用するなど、清潔なものを使用しましょう。食器用のエタノールを使用して消毒するとより良いです。
〇青梅は生で食べない
青梅には「シアン化合物」という天然毒素が含まれています。青梅はシアン化合物を含むため、そのまま食べるのには適していません。
青梅のシアン化合物は梅干しや梅酒などへの加工・熟成により分解されると言われているため、そうした加工・熟成をしてから食べるようにしましょう。
また、子供が誤ってアルコールを飲んだり、青梅を食べたりしないよう手の届かない場所に置いておくなど、十分注意しましょう。


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知識があればこわくない!天然毒素(農林水産省)
https://www.maff.go.jp/j/syouan/seisaku/foodpoisoning/naturaltoxin.html
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アミグダリンについて【外部リンク】(国立研究開発法人 医薬基盤・健康・栄養研究所)
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青梅(食品衛生の窓)【外部リンク】(東京都福祉保健局 健康安全研究センター)
https://www.fukushihoken.metro.tokyo.lg.jp/shokuhin/dokusou/17.html
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