国際植物防疫デー(International Day of Plant Health)
1. 国際植物防疫デーについて
- 2022年3月の国連総会において、毎年5月12日を国際植物防疫デー(International Day of Plant Health:IDPH)とすることが決まりました。
- 国際植物防疫デーの目的は、植物病害虫のまん延を防止することの重要性について世界的な認識を高めることです。
- 2020年の国際植物防疫年(International Year of Plant Health)のレガシーとして、ザンビアから設置の提案があり、国際植物防疫条約(IPPC)事務局及び国連食糧農業機関(FAO)からのサポートを経て承認されました。
- 5月12日の国際植物防疫デーの機会に、皆さんも植物防疫について考えてみましょう!

植物防疫の重要性
- 世界の食料の80%以上が植物由来で、このうち20%~40%が病害虫の被害で失われているとされています。
- 人やモノの移動の増加を背景に、植物病害虫が新たな地域へまん延するリスクも増加しています。
- 食料安全保障、飢餓、環境保全等の世界的な課題に取り組むためにも、植物病害虫の新たな地域へのまん延を防止することが重要です。
皆さんにできること
- 海外との行き来の際には、種・苗などの植物や果物・野菜などの植物由来の食べ物は持ち込まないよう注意すること詳しくはこちら (持ち込み可能なものでも植物検疫証明書の添付が必要です)
- 植物防疫に関する情報や動画をシェアするなど、周りの方にも情報を拡散すること
- これらは豊かな自然やおいしい農作物を守ることにつながります
2. 関連イベント等の情報
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農林水産省「消費者の部屋」の展示国際植物防疫デーに合わせ、2022年5月9日(月曜日)~13日(金曜日)に、農林水産省「消費者の部屋」において「沖縄県における植物防疫の取組について」の記念展示を行います。詳しくはコチラ
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国際植物防疫デー記念動画2022年5月12日に【BUZZMAFF】ぴーきゅんチャンネルで記念動画をUPします!国際植物防疫条約事務局とのコラボ企画となっています。
関連リンク
FAO(国連農業食糧機関)のIDPHホームページ国際植物防疫年2020の関連情報
植物防疫所ホームページ
お問合せ先
消費・安全局植物防疫課国際室
代表:03-3502-8111(内線4561)
ダイヤルイン:03-3502-5976