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農林水産省

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第6回ジャガイモシロシストセンチュウ対策検討会議の概要(平成30年3月15日開催)

報告事項

1 これまでの防除対策の効果
防除事業の実施主体である北海道から、D-D剤による土壌消毒2回と対抗植物の植栽1回を組合せた防除が完了した全てのほ場において、ジャガイモシロシストセンチュウ(Gp)がカップ検診法による検出限界以下(以下「検出限界以下」という。)となっており、防除対策の有効性が確認されたとの報告があった。

2 研究成果の報告
農林水産省から防除対策の実証試験の結果を以下のとおり報告した。
(1)D-D剤による土壌消毒2回と対抗植物の植栽1回の防除を実施したほ場においても、Gpは検出限界以下となったことが確認された。
(2)抵抗性品種のばれいしょと土壌に混和する農薬を併用した試験において、Gpの密度が大きく減少したことが確認された。

3 侵入原因の特定調査の結果報告
本年2月に侵入原因調査チームを設置。海外からの侵入に関与した要因として、Gp発生国から不正に持ち込まれたばれいしょ等が考えられたが、北海道と連携して行った聞き取り調査や輸入検疫における検査実績等を検討した結果、その特定には至らなかった。

4 平成30年度の防除計画の確認
北海道から、平成30年度及び平成31年度の防除の具体的な計画について報告があり、専門家から妥当とされた。

検討事項

農林水産省から、防除の解除等について以下のとおり提案があり、専門家から妥当とされた。

1 D-D剤による土壌消毒と対抗植物の植栽による防除の解除の要件
防除を実施したGpの発生ほ場について、土壌検診を行い、Gpが検出限界以下となること。

2 今後の予定
(1)対策検討会議において、防除対策の効果を検討。
(2)防除を終了したほ場は、ばれいしょの植栽を再開。ただし、引き続き移動制限と土壌検診を継続し、対策の効果を検証。

添付資料

議事概要(PDF : 43KB)

お問合せ先

消費・安全局植物防疫課

担当者:国内防除第1班
代表:03-3502-8111(内線4564)
ダイヤルイン:03-3502-5976

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