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クビアカツヤカミキリに関する情報


クビアカツヤカミキリ(Aromia bungii)は東アジア原産のカミキリムシ科の昆虫で、中国、韓国、台湾、ベトナム等に分布し、モモ、アンズ等サクラ属果樹の重要害虫として知られています。日本では、平成24年に愛知県のサクラで初めて本種が発見されて以降、令和7年2月末までに15都府県で発生が確認されています。発生当初は、主として公園や街路樹のサクラで発生が確認されていましたが、近年ではウメ、モモ等の果樹園でも被害が確認されています。
また本虫は、平成30年1月に外来生物法に基づく特定外来生物に指定され、原則として生きたままの移動や飼育等が禁止されています。
農林水産省では、関係機関と協力の上、本虫のまん延防止に向けた取り組みを実施しています。

クビアカツヤカミキリとは(PDF : 277KB)

国内の発生状況について

令和7年2月末現在、栃木県、群馬県、茨城県、埼玉県、東京都、神奈川県、愛知県、三重県、大阪府、京都府、奈良県、和歌山県、兵庫県、徳島県、千葉県の15都府県で発生が確認されています。

防除対策について

防除マニュアル

クビアカツヤカミキリの防除法(国立研究開発法人 森林研究・整備機構 森林総合研究所 Webサイト)

クビアカツヤカミキリの防除対策への支援について

農林水産省では、果樹産地におけるクビアカツヤカミキリに対する新たな防除体系の確立(令和6年度補正予算)及びクビアカツヤカミキリの発生調査、防除対策等(令和7年度当初予算)について支援しています。

令和6年度補正予算:重要病害虫侵入・まん延防止緊急対策事業(PDF : 571KB)
令和7年度当初予算:消費・安全対策交付金のうち重要病害虫の特別防除等(PDF : 562KB)

クビアカツヤカミキリ防除対策強化検討会について

本虫の生態、知見、防除技術及び防除の優良事例等を有識者、関係省庁及び都道府県で共有・検討するための広域かつ包括的な検討体制を構築することを目的として、クビアカツヤカミキリ防除対策強化検討会を令和6年度から設置しました。

設置要領:クビアカツヤカミキリ防除対策強化検討会設置要領(PDF : 184KB)
推進体制:クビアカツヤカミキリ防除対策強化検討会推進体制(PDF : 228KB)

クビアカツヤカミキリ防除対策強化検討会
クビアカツヤカミキリ防除対策強化検討会(令和7年3月12日実施:概要(PDF : 133KB)

関連情報について

クビアカツヤカミキリに関する情報
クビアカツヤカミキリに係る防除情報:近畿農政局 (maff.go.jp)

クビアカツヤカミキリに関するお問い合わせについて

クビアカツヤカミキリに関するお問い合わせについては、農林水産省消費・安全局植物防疫課の他、都道府県病害虫防除所又は植物防疫所までお願いします。都道府県病害虫防除所及び植物防疫所の連絡先は、以下のリンク先ページに掲載されています。

都道府県病害虫防除所の所在地一覧(農林水産省Webサイト)

各植物防疫所(国内検疫担当)の問合せ先(植物防疫所Webサイト)

お問合せ先

消費・安全局植物防疫課

担当者:国内防除第1班
代表:03-3502-8111(内線4564)
ダイヤルイン:03-3502-5976

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