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農林水産省

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(6)花き


(花きの産出(出荷)額は前年産に比べ微増)

平成24(2012)年産の花きの産出(出荷)額は、前年産に比べ90億円増加し、3,761億円となっています(図2-4-11)。また、作付面積は、前年産に比べ100ha減少し、3万100haとなっています。

花きの需要構造をみると、花き全体では、国産が9割、輸入が1割となっています(図2-4-12)。国産の内訳をみると、切り花類が6割、鉢物類が3割となっていますが、輸入では、切り花類が9割を占めています。


(花き産業と花きの文化の振興のための取組)

我が国の花きは、国際園芸博覧会の品種コンテストで最高得点を獲得するなど世界的に高い評価を得ており、輸出額は増加傾向にある一方、国内では安価な輸入切り花が増加しており、需要に対する国産花きの占める割合の回復と輸出の拡大は重要な課題となっています(図2-4-13)。

このような中、平成26(2014)年12月、花き産業の健全な発展と心豊かな国民生活の実現を目的に「花きの振興に関する法律」が施行され、同法に基づき、リレー出荷等の産地間連携の推進、日持ち性向上対策や物流効率化等の生産・供給体制の強化、フラワーコンテストや花文化展示会の開催、花育活動等を通じて、花き産業と花きの文化の振興のための取組を推進しています。

特に、花育活動は、幼児・児童を対象としたフラワーアレンジメント教室等により、やさしさや美しさを感じる気持ちを育むとともに、農と接する体験教育の機会を通じ、将来の花き産業と花きの文化の担い手を育てる取組として重要です。

 

事例:花き産業と花きの文化の振興の取組

(1)生産者と市民を結ぶ花絵制作活動

新潟県新潟市

新潟県新潟市(にいがたし)のにいがた花絵プロジェクト実行委員会は、市民ボランティアを中心に平成5(1993)年に発足し、球根生産のために摘み取られ、畑に捨てられていたチューリップを活用し、穴の開いた板に茎を挿し込んで、一枚の絵を作成する花絵制作を開始しました。平成26(2014)年は、新潟市内の球根組合や生産者の協力を得て調達した約80万本のチューリップを使用して、市内26か所、新潟市以外にも県内4か所、県外8か所において花絵が制作されました。

 
平成26(2014)年花絵制作(新潟駅南口中央広場)
平成26(2014)年花絵制作
(新潟駅南口中央広場)

また、市民が球根生産の体験を通じて地元産球根への理解を深めるため、農家の協力を得ながら球根植え等の作業体験も行っています。

このような取組により、市民・生産者・学校・企業・行政の間に「チューリップコミュニケーションの輪」が広がるとともに、新潟県・新潟市のチューリップのPR、市の花き産業に対する市民の理解増進につながっています。

 

(2)季節の行事に合わせた花育活動

東京都中央区
植物のミニポット作成
植物のミニポット作成

東京都中央区(ちゅうおうく)の区立月島幼稚園では、園児に年間を通じて季節の花や緑に親しむ機会を多く持ってもらいたいと、平成24(2012)年から、全国花育活動推進協議会の協力を得て、年長の園児を対象とした花育活動を行っています。

季節の行事に合わせて作成した年間計画に基づき、近隣の花き市場業者等の花きの専門家や花育アドバイザーの指導による、種まき・苗の植え付け、栽培管理・収穫、フラワーアレンジメント等を実施しており、園児は、毎回、様々な植物の名前を覚え、植物の生長と変化を感じながら楽しく活動しています。

また、平成26(2014)年からは、3月に卒園間近の親子を対象とした花の寄せ植え、野菜栽培、観葉植物栽培を実施し、家庭で花や植物を楽しむきっかけづくりになっています。

 


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