第1節 地震・津波による被害と復旧・復興に向けた取組
平成23(2011)年3月11日、三陸沖を震源とするマグニチュード9.0の東北地方太平洋沖地震が発生しました。この地震により宮城県北部で最大震度7を観測するとともに、福島県相馬市(そうまし)において最大で高さ9.3m以上の津波を観測するなど、東日本の広い範囲で高い津波を観測しました。
この大地震と大津波により、岩手県、宮城県及び福島県の3県を中心とした東日本の広い地域に甚大な被害が生じるとともに、東京電力株式会社福島第一原子力発電所において大規模な原子力発電所事故が発生し、大量の放射性物質が放出され、これまでに経験のない被害がもたらされました(政府は、これらの災害を「東日本大震災」と呼称)。
以下では、東日本大震災による農林水産関係の被害と被災地における復旧・復興の取組状況について、平成26(2014)年度の動向を中心に記述します。
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