農業を取り巻く情勢を知ろう!
白書では、食料・農業・農村の動向を幅広く紹介しています。
「農業を取り巻く情勢を知りたい」という農業者の方にもぴったりの一冊です。
女性の経営参画は、農業経営に新たな視点を取り込むことにつながっています
トピックス3では、女性活躍の推進について紹介しています。
農林業センサスを活用した分析結果によると、女性が農業経営に参画している個人経営体は、平成27年から令和2年にかけて、農産物販売金額の伸び率が高くなっています。女性の経営参画は、経営に新たな視点を取り込むことにつながり、消費に関する意思決定の中心を担う女性のニーズを的確に捉え、より効果的な対応ができるといった効果があると考えられています。
農林業センサスを活用した分析結果によると、女性が農業経営に参画している個人経営体は、平成27年から令和2年にかけて、農産物販売金額の伸び率が高くなっています。女性の経営参画は、経営に新たな視点を取り込むことにつながり、消費に関する意思決定の中心を担う女性のニーズを的確に捉え、より効果的な対応ができるといった効果があると考えられています。
(トピックス3はこちら(PDF:1,907KB))

女性の経営参画の有無で見た農産物販売金額の伸び率
農業者と求職者をマッチングする労働力募集アプリの活用を支援
2章6節では、経営意欲のある農業者による創意工夫を生かした農業経営の展開について紹介しています。農業の現場では、品目や産地に応じて、年間を通じた繁閑期が異なっており、繁忙期における労働力の確保が課題となっています。農林水産省では、農業者と求職者をマッチングする労働力募集アプリの活用等による労働力確保の取組を支援しています。また、繁閑期の異なる複数産地で労働者をリレー雇用する取組を支援し、他産地・他産業との連携等による労働力確保を推進しています。
(2章6節はこちら(PDF:1,917KB))

企業で働く人が農作業に参加するプログラムを通じて、農繁期の人手不足解消を推進
不測時における⾷料安全保障の対応の強化
1章5節では、不測時における措置について紹介しています。
⾷料供給が減少し、国⺠⽣活・国⺠経済に影響が⽣じる事態を防⽌するため、平時からの対応に始まり、政府⼀体となって早期から必要な対策を⾏う⾷料供給困難事態対策法が令和6年6⽉に公布されました。国の要請に応じて供給確保の取組を⾏う事業者に対し、その取組が円滑に⾏われるようにするための財政上の措置等を講ずることとしています。
⾷料供給が減少し、国⺠⽣活・国⺠経済に影響が⽣じる事態を防⽌するため、平時からの対応に始まり、政府⼀体となって早期から必要な対策を⾏う⾷料供給困難事態対策法が令和6年6⽉に公布されました。国の要請に応じて供給確保の取組を⾏う事業者に対し、その取組が円滑に⾏われるようにするための財政上の措置等を講ずることとしています。
(1章5節はこちら(PDF:2,267KB))

食料供給困難事態対策法の概要
農林水産省の全補助事業等に環境負荷低減の「クロスコンプライアンス」を導入
トピックス2では、環境負荷低減のクロスコンプライアンス(みどりチェック)について紹介しています。
農林水産省では、食料・農林水産業の生産力向上と持続性の両立に向けて、令和3年5月にみどり戦略を策定し、令和12年までに施策の支援対象を持続可能な食料・農林水産業を行う者へ集中していくことを目指しています。このため、農林水産省の全補助事業等において、事業を活用した者が最低限行うべき環境負荷低減の取組を行っているか確認する「クロスコンプライアンス」をチェックシート方式で導入することとし、令和9年度からの本格実施を目標に、令和6年度から試行実施しています。
農林水産省では、食料・農林水産業の生産力向上と持続性の両立に向けて、令和3年5月にみどり戦略を策定し、令和12年までに施策の支援対象を持続可能な食料・農林水産業を行う者へ集中していくことを目指しています。このため、農林水産省の全補助事業等において、事業を活用した者が最低限行うべき環境負荷低減の取組を行っているか確認する「クロスコンプライアンス」をチェックシート方式で導入することとし、令和9年度からの本格実施を目標に、令和6年度から試行実施しています。
(トピックス2はこちら(PDF:5,647KB))

クロスコンプライアンス(みどりチェック)の実施手続
お問合せ先
大臣官房広報評価課情報分析室
代表:03-3502-8111(内線3260)
ダイヤルイン:03-3501-3883