いつごろかたくり粉の原料がジャガイモのデンプンに変わりましたか。
こたえ
ユリ科の「カタクリ」の球根からとれるデンプンを使ってつくられていたため、
「かたくり粉」とよばれます。
カタクリからとれるデンプンは少ないため、江戸(えど)時代末期に、原料として
多くのカタクリが使われたことにより、カタクリの数は激減してしまいました。
このような状況の中、北海道で栽培(さいばい)が進められていたジャガイモから
つくられるデンプンが、カタクリからつくられるデンプンと同じような性質だったため
明治(めいじ)時代からかたくり粉の原料として使われるようになりました。
参考資料
独立行政法人農畜産業振興機構ホームページ「片栗粉の由来とその特性」(外部リンク)
https://www.alic.go.jp/koho/kikaku03_001461.html
令和5年更新
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