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農林水産省

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なぜ赤潮(あかしお)は発生するのですか。

こたえ


赤潮とは「とても小さな生物(主に植物プランクトン)がたくさん増えることで、
海水の色が変わる現象」です。

赤潮は、海水が富栄養化(ふえいようか:海水に含まれる栄養が多くなりすぎた状態)
したところで発生します。

人間が使った洗剤や農薬、肥料などに含まれる窒素やリン酸が、
プランクトンの栄養になります。
 

海水が富栄養化した状態のときに太陽の光をたくさんあびると、
多くのプランクトンが発生します。

その結果、プランクトンが同時に呼吸することで水中の酸素が少なくなって、
他の生物が呼吸できなくなり死んでしまいます。
 

また、魚のえらにプランクトンがつまったり、
プランクトンの毒によって魚がたくさん死ぬことがあります。

参考資料

東京都環境局ホームページ「赤潮とは?」(外部リンク)
https://www.kankyo.metro.tokyo.lg.jp/water/tokyo_bay/red_tide/about.html 

学研キッズネット「赤潮って何ですか?」(外部リンク)
https://kids.gakken.co.jp/kagaku/eco110/ecology0045/

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