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農林水産省

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家畜排せつ物に由来する堆肥の有効利用について


家畜排せつ物を適切に堆肥化し、農地に還元することは、家畜排せつ物処理に由来する温室効果ガスの排出抑制や化学肥料の使用量の低減に資するなど、持続的な農業生産を図る上でも特に重要であることから、耕種農家のニーズに合った高品質な堆肥の生産・流通を促進し、有効利用していく必要があります。

都道府県別の堆肥供給者リスト掲載先一覧

各都道府県では、堆肥を供給できる畜産農家の情報をまとめ、供給者リストとして公表しています。
➡詳しくはこちら(PDF : 131KB)

堆肥の利用にあたっての課題の解決方法や優良事例情報、留意すべき情報など

・混合堆肥複合肥料を耕種農家で栽培実証する中で得られた知見について、失敗例も交えながら紹介しています。耕種農家向けに作物栽培事例についても紹介しています。
・家畜排せつ物の資源循環利用に向けて、目指していく姿や選択肢、取り組み事例を紹介しています。
・ペレット堆肥の活用事例を紹介しています。堆肥は散布に労力がかかり、地域によっては入手しにくい等の課題がありますが、堆肥を粒状に成形加工したペレット堆肥により、このような課題を解決することができます。
・肥料に関する制度や土づくりに関連する情報、肥料のコスト低減などについてまとめたページです。

堆肥の広域流通による新たな資源循環の促進に向けた農林水産省の支援策

農林水産省では下の図にある通り、家畜排せつ物由来の堆肥を生産する畜産農家やその堆肥を活用する耕種農家に向けた支援を行っています。


【国内肥料資源利用拡大対策事業】

本事業は肥料原料供給者である畜産農家に対する支援であり、温室効果ガスの排出削減に資する好気性強制発酵による堆肥の高品質化やペレット化など、耕種農家のニーズに対応した「土づくり堆肥」の生産・流通の促進により、家畜排せつ物の地域偏在を解消する取組を支援するとともに、悪臭防止や汚水処理について高度な畜産環境対策を実施する取組を支援しています。

本事業は肥料原料供給者だけではなく肥料製造事業者や肥料利用者に対しても支援をしています。肥料製造事業者向けとして肥料の試作に必要な原料の購入や成分分析、肥料製造施設の整備等の取組、肥料利用者向けとして国内資源由来肥料の栽培実証や散布に必要な機械導入等を支援しています。

【その他の事業】
外的要因により大きく影響を受ける肥料の海外依存体質を改善し、農業経営の安定や国民への食料安定供給のため、国内の資源を有効活用し肥料利用するための技術開発・実証を推進する事業です。
海外原料に依存している化学肥料の低減や堆肥等の国内資源の活用等の取組を行う農業者に対し、肥料コスト上昇分の一部を支援することを通じて、農業経営への影響を緩和するとともに、化学肥料の使用量の低減を進める事業です。

お問合せ先

畜産局畜産振興課

代表:03-3502-8111(内線4853)

ダイヤルイン:03-6744-7189

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