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農林水産省

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3.大豆

   大豆については、気象等による収量の変動が大きいことなどから、安定した生産・供給の確保が重要となっている。このため、湿害軽減対策等による作柄の安定化、地域の条件に応じた輪作体系の適正化や有機物施用等の地力向上対策、省力化技術の確立等による収量の向上を図るとともに、実需者が求める品種・品質等を的確に把握し、実需者ニーズに即した大豆の生産・供給を推進する。

(1)単収の向上・安定化

   ほ場条件に応じて、播種時期の湿害を回避する耕起・播種技術(単収300kg/10a、品質Aクラスを目指すいわゆる大豆の安定多収生産「大豆300A技術」)、営農排水対策、地下水位制御システムの導入等を推進する。
   また、地力の維持や病害虫リスクの低減等に資する輪作体系を確立するとともに、雑草・病虫害防除技術、播種や除草の省力化技術や収穫ロスを低減するため難裂莢性(莢がはじけにくい)品種等の開発・導入を推進する。

<関連情報>
農林水産省HP「農業新技術2007」(大豆の安定多収生産「大豆300A技術」)
農林水産省HP「農業新技術2008」(湿害や干ばつを防止する新地下水位制御システム)
農林水産省HP「農業新技術2012」(農地の排水性を改良する低コストな補助暗きょ工法)
農林水産省HP「農業新技術2013」(4tトラックに積載可能な小型汎用コンバイン)
農林水産省HP「農業新技術2014」(水稲・大豆作における新たな難防除雑草の早期発見・被害軽減総合対策技術)[外部リンク]
農林水産省HP「最新農業技術・品種2015」(地下水位制御システムを用いた梅雨明け後に播種する大豆の苗立ち安定向上技術)、(大豆の収量を向上させる小畝立て深層施肥播種機)[外部リンク]
農研機構HP「晩播栽培において多収で、味噌の原料に好適な 大豆新品種「あきまろ」」[外部リンク]
農林水産省HP「納豆加工適性に優れたセンチュウ抵抗性大豆新品種「スズマルR」」(PDF:537KB)
農林水産省HP「最新農業技術・品種2017」(プラウ耕・グレーンドリル播種による稲-麦-大豆の2年3作体系)
農林水産省HP「帰化アサガオ類の地域全体へのまん延を防止するためのほ場周辺管理技術」(PDF : 2,427KB)
農研機構HP「帰化アサガオ類まん延防止技術マニュアル : 大豆畑における帰化アサガオ類の防除技術」[外部リンク]
農研機構HP「水田輪作における地下水位制御システム活用マニュアル」(増補改訂版)」
[外部リンク]
農研機構HP「地下水位制御システムを導入した中山間水稲・大麦・大豆での2年3作体系」[外部リンク]
農研機構HP「水稲湛水直播を核とした稲・麦・大豆輪作栽培技術マニュアル」[外部リンク]
農研機構HP「水稲乾田直播を核としたアップカットロータリの汎用利用による稲・麦・大豆輪作技術マニュアル」[外部リンク]
農研機構HP「大豆用新規茎葉処理除草剤 フルチアセットメチル乳剤の雑草種別効果と初期薬害」[外部リンク]
農研機構HP「警戒すべき雑草「ヒロハフウリンホオズキ」」[外部リンク]
農研機構HP「警戒すべき雑草「イヌホオズキ」」[外部リンク]
農研機構HP「営農排水改良ラインナップ技術 新世代機「カット・シリーズ」」[外部リンク]
農研機構HP「診断に基づく栽培改善技術導入支援マニュアル」[外部リンク]
農研機構HP「大豆難裂莢品種群標準作業手順書」[外部リンク]
農研機構HP「大豆用高速畝立て播種機を活用した大豆栽培体系」[外部リンク]

(2)実需者ニーズに即した戦略的な品種開発・普及

   国産需要の確保に向けて、育成段階から実需者の意見を聞くなどニーズと評価を適切に把握しつつ、収量・品質が既存品種より優れ、かつ広域適応性のある品種を開発する。また、生産性や実需者の評価が劣る品種を優先的に切り替えるなどの実需者ニーズに即した戦略的な品種の開発・普及を推進することで国産大豆需要を確保・拡大する。

<関連情報>
農林水産省HP「大豆の品種」
農研機構HP「大豆の品種あらかると」[外部リンク]
農研機構HP「大豆難裂莢品種群標準作業手順書」[外部リンク]
農研機構HP「収量が高く豆腐に利用できるダイズ新品種「そらひびき」、「そらたかく」」[外部リンク]
農研機構HP「(研究成果)収量が高く豆腐に利用できるダイズ新品種「そらみずき」、「そらみのり」」[外部リンク]

お問合せ先

大臣官房政策課技術政策室

代表:03-3502-8111(内線3130)
ダイヤルイン:03-3502-3162

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