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農林水産省

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更新日:令和7年3月19日
担当:農産局農産政策部企画課

米に関するメールマガジン(第133号)(令和7年3月19日)

【本号のトピックス】

(1)需給・価格に関する情報
米の価格、販売動向、民間在庫の状況
米の流通状況等について
(2)米政策等に関する情報
米の円滑な流通の確保について(要請)
政府備蓄米の買戻し条件付売渡しの入札結果の概要について
食料・農業・農村政策審議会食糧部会の開催について
スクミリンゴガイ(ジャンボタニシ)の防除対策に取り組みましょう!
(3)補助事業に関する情報
「雇用就農資金」令和7年度第1回目の募集を開始しました
グリーンな栽培体系加速化事業の追加要望調査のお知らせ
(4)米の消費に関する情報等
膨らむ米粉の世界情報サイト「米粉タイムズ」の活用術


(1) 需給・価格に関する情報

米の価格、販売動向、民間在庫の状況

価格
(1)令和6年産米の相対取引価格(令和7年2月)は、全銘柄平均で26,485円/玄米60kgです。5年産との価格差は、年産平均価格15,315円に対して+11,170円となっています。
(2)令和7年2月の小売価格(POSデータ)は、5kg当たりの平均価格で、3,878円(対前月差+250円、対前年同月差+1,849円)です。
上記の価格はいずれも税込価格

販売動向
(1) 令和6年産米の全国の集荷数量(令和7年1月末)は221.0万トン(対前年同月差▲23.0万トン)、契約数量は200.9万トン(同▲5.8万トン)、販売数量は77.8万トン(同+6.6万トン)です。
(2) 米穀販売事業者における販売数量(令和7年1月)の対前年同月比は97%(対令和元年同月比では100%。以下カッコ内は同様)、うち小売事業者向けが94%(104%)、中食・外食事業者等向けが101%(96%)です。販売価格の対前年同月比は小売事業者向けが168.8%、中食・外食事業者等向けが143.4%です。

民間在庫
令和7年1月末の出荷及び販売段階における民間在庫は、対前年同月差▲44万トンの230万トンとなっています。また、流通段階別でみると出荷段階で対前年同月差 ▲48万トンの180万トン、販売段階で+4万トンの50万トンとなっています。

詳細については、米に関するマンスリーレポート令和7年3月号から御確認ください。
https://www.maff.go.jp/j/seisan/keikaku/soukatu/mr.html 

 米の流通状況等について

農林水産省では、昨今の米の需給状況について広くお知らせするため、生産・販売・価格等のデータを集めたページを作成・公開しています。
https://www.maff.go.jp/j/syouan/keikaku/soukatu/r6_kome_ryutu.html 

上記ページには以下のようなデータを掲載しています。
米の需給状況の現状について
スーパーでの販売数量・価格の推移(POSデータ)
世帯当たりの購入数量(家計調査)、消費者物価指数の推移

(2) 米政策等に関する情報

米の円滑な流通の確保について(要請)

令和7年3月14日、農林水産省は、米の集荷業者、卸売業者、小売業者等の全国団体に対して、(1)主食用米の円滑な流通の確保と消費者への安定供給に向けた対応、(2)米トレサ法、食品衛生法等の法令の遵守及び取引先への働きかけについて、要請を行いました。
(詳しくはこちら)
https://www.maff.go.jp/j/syouan/keikaku/soukatu/kome_ryutu_tuti_2.html

政府備蓄米の買戻し条件付売渡しの入札結果の概要について

農林水産省は、「年間の玄米仕入量が5,000トン以上の集荷業者」かつ「卸売業者等への販売の計画・契約を有する者」を対象に、政府備蓄米の買戻し条件付売渡しに係る入札を令和7年3月10日~12日の間で実施しましたので、入札結果についてお知らせします。
(詳しくはこちら)
https://www.maff.go.jp/j/seisan/syoryu/attach/pdf/bichiku_hambai-30.pdf(PDF:95KB)

食料・農業・農村政策審議会食糧部会の開催について

農林水産省では、3月26日(水曜日)13時~15時30分に食料・農業・農村政策審議会食糧部会を開催します。
議題は(1)麦の需給に関する見通しの策定について(2)米穀の新用途への利用の促進に関する基本方針の策定について(3)米穀の需給及び価格の安定に関する基本指針の変更について(4)その他となります。
本会議は Web 会議システム Teams での傍聴を受け付けております。傍聴を希望される方は、下記の傍聴申込フォームから、3月25日(火曜日)16時までに御氏名(ふりがな)、 御連絡先(電話番号、メールアドレス)、勤務先所属団体名等を記入の上、お申し込みください。
(詳しくはこちら)
https://www.maff.go.jp/j/pr/event/kaigi.release.html 
(傍聴申込フォームはこちら)
https://www.contactus.maff.go.jp/j/form/nousan/kikaku/20250326.html 

スクミリンゴガイ(ジャンボタニシ)の防除対策に取り組みましょう!

スクミリンゴガイ(ジャンボタニシ)は、田植え直後の葉や茎が柔らかい時期に水稲を加害します。今冬の気温が高かった地域では、多くの個体が越冬しているおそれがあるため、一層の被害の発生を警戒する必要があります。今春の被害を抑えるため、都道府県が発表する発生予察情報等を参考に、移植前・移植時の対策を実施してください。
スクミリンゴガイは、農機具・機械に付着した泥とともに他のほ場へ拡散するおそれがあることから、発生ほ場で使用した後は泥をよく落としてから移動させるよう心がけてください。なお、一旦定着したスクミリンゴガイを根絶することは困難なため、除草目的であっても、未発生地域や被害防止に取り組む地域でのスクミリンゴガイの放飼は行わないでください。

(詳しくはこちら)
病害虫発生予察情報
https://www.maff.go.jp/j/syouan/syokubo/gaicyu/yosatu/index.html 
スクミリンゴガイ(ジャンボタニシ)の被害防止対策について
https://www.maff.go.jp/j/syouan/syokubo/gaicyu/siryou2/sukumi/sukumi.html 
スクミリンゴガイの防除支援マニュアル
https://ml-wiki.sys.affrc.go.jp/applesnail/start (外部リンク)


(3) 補助事業に関する情報

「雇用就農資金」令和7年度第1回目の募集を開始しました(令和7年6月事業開始分)

農林水産省では、50歳未満の就農希望者を新たに雇用する農業法人等に対して資金を交付(60万円×4年間等)しています(雇用就農資金)。
この度、事業実施主体である一般社団法人全国農業会議所(全国新規就農相談センター)において、令和7年度第1回目の募集を開始しています。

(詳しくはこちら)
https://www.be-farmer.jp/farmer/employment_fund/original/ (外部リンク)

グリーンな栽培体系加速化事業の追加要望調査のお知らせ

みどりの食料システム戦略推進交付金のうち「グリーンな栽培体系加速化事業」の要望調査を3月11日から実施しています。

<事業内容>
環境にやさしい栽培技術と省力化に資する技術を取り入れた「グリーンな栽培体系」への転換に向けて、各産地において普及段階の栽培技術を導入するにあたり、産地に適した栽培技術を検証し、栽培マニュアル等を策定する取組を支援します。

<検証する栽培技術の例>
畦畔雑草の高刈り管理による斑点米カメムシ類の抑制(化学農薬の使用量低減)
センシングによる生育診断に基づいた追肥量の適正化(化学肥料の使用量低減)
中干し期間の延長、秋耕(水田からのメタンの排出削減)

<要望調査期間>
令和7年3月11日(火曜日)~4月18日(金曜日)(農林水産本省必着)
都道府県への申請期限は、都道府県にお問合せください。
今回の要望調査後に予算の残余がある場合は、以後、随時調査を実施します。

(詳しくはこちら)
グリーンな栽培体系について:https://www.maff.go.jp/j/seisan/gizyutu/green/index.html  
事業説明資料:
https://www.maff.go.jp/j/seisan/gizyutu/green/attach/pdf/index-82.pdf 


(4) 米の消費に関する情報等

膨らむ米粉の世界情報サイト「米粉タイムズ」の活用術

コラムでも度々登場!米粉の情報発信サイト「米粉タイムズ」をご存じでしょうか?レシピやコラム、豆知識等の米粉情報を分かりやすく紹介しています。米粉担当職員の米粉タイムズ活用術をご紹介します。
「今日のごはんは何にしよう」そんなときは、「レシピ」をチェック。手軽なレシピからシェフ伝授のレシピまで幅広いラインナップと、定期的に新メニューが登場するのでバリエーションが広がります。InstagramやYouTubeでも見られるのも魅力的。
「米粉料理を食べに行きたい」外食気分のときは、「飲食店検索」から探します。全国のお店を検索できるので、旅行先でも米粉料理が楽しめます。
「米粉のトレンドが知りたい」ときは、「ニュース」を見ます。イベントのお知らせやトレンド情報をキャッチ!
米粉タイムズを活用して、米粉ライフを楽しんでくださいね!

(詳しくはこちら)
米粉タイムズ https://komeko-times.jp/about/ (外部リンク)

お問合せ先

農産局企画課

担当者:企画班
代表:03-3502-8111(内線4972)
ダイヤルイン:03-6738-8961

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