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農林水産省

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更新日:令和7年7月25日
担当:農産局農産政策部企画課

米に関するメールマガジン(第137号)(令和7年7月25日)

【本号のトピックス】

(1)需給・価格に関する情報
米の価格、販売動向、民間在庫の状況
米の流通状況等について
(2)米政策等に関する情報
第67回食料・農業・農村政策審議会食糧部会の開催について
随意契約による政府備蓄米の売渡しの販売数量等の報告結果(06月23日~07月06日)について
政府備蓄米の買戻し条件付売渡しの販売数量等の報告結果(06月09日~06月22日期分)について
政府備蓄米の買戻し条件付売渡しに係る流通実績(03月17日~06月22日)について
水田における作付意向について(令和6年産第3回中間的取組状況(6月末時点)
水稲の高温対策について
「雇用就農資金」令和7年度第2回目の募集開始(令和7年10月事業開始分)
「飼料用米多収日本一」コンテストの参加者を募集中
(3)米の消費に関する情報等
膨らむ米粉の世界(大阪・関西万博にて米粉ステージが開催)
(4)補助事業に関する情報
ニーズに基づく播種前契約のための取組を支援します


(1) 需給・価格に関する情報

米の価格、販売動向、民間在庫の状況

価格
(1)令和6年産米の相対取引価格(令和7年6月)は、全銘柄平均で27,613円/玄米60kgです。5年産との価格差は、年産平均価格15,865円に対して+11,748円となっています。
(2)令和7年6月の小売価格(POSデータ)は、5kg当たりの平均価格で、3,895円(対前月差▲343円、対前年同月差+1,694円)です。
上記の価格はいずれも税込

販売動向
(1)令和6年産米の全国の集荷数量(令和7年5月末)は241.7万トン(対前年同月差▲13.5万トン)、契約数量は239.8万トン(同▲4.5万トン)、販売数量は159.4万トン(同▲3.4万トン)です。
(2)米穀販売事業者における販売数量(令和7年5月)の対前年同月比は92%(対令和元年同月比では99%。以下カッコ内は同様)、うち小売事業者向けが93%(106%)、中食・外食事業者等向けが90%(92%)です。販売価格の対前年同月比は小売事業者向けが185.3%、中食・外食事業者等向けが173.9%です。

民間在庫
令和7年5月末の出荷及び販売段階における民間在庫は、対前年同月差+3万トンの148万トンとなっています。また、流通段階別でみると出荷段階で対前年同月差▲3万トンの109万トン、販売段階で+6万トンの39万トンとなっています。

詳細については、米に関するマンスリーレポート令和7年7月号から御確認ください。
https://www.maff.go.jp/j/seisan/keikaku/soukatu/mr.html

米の流通状況等について

農林水産省では、昨今の米の需給状況について広くお知らせするため、生産・販売・価格等のデータを集めたページを作成・公開しています。

(詳しくはこちら)
https://www.maff.go.jp/j/syouan/keikaku/soukatu/r6_kome_ryutu.html 

上記ページには以下のようなデータを掲載しています。
米の需給状況の現状について
スーパーでの販売数量・価格の推移(POSデータ(週次))
世帯当たりの購入数量(家計調査)、消費者物価指数の推移
政府備蓄米の買戻し条件付売渡しの状況
政府備蓄米を含む複数原料米等の店頭販売価格調査
随意契約による政府備蓄米の発売状況


(2) 米政策等に関する情報

第67回食料・農業・農村政策審議会食糧部会の開催について

農林水産省では、7月30日(水曜日)10時~12時に食料・農業・農村政策審議会食糧部会を開催します。議題は(1)米穀の需給及び価格の安定に関する基本指針の策定について、(2)その他となります。
本会議はWeb会議システムTeamsでの傍聴を受け付けております。報道関係者を除き、会場では傍聴いただけませんので御了承ください。傍聴を希望される方は、下記の傍聴申込フォームから、7月29日(火曜日)16時までに御氏名(ふりがな)、御連絡先(電話番号、メールアドレス)、勤務先所属団体名等を記入の上、お申し込みください。(電話でのお申込みは御遠慮ください。)
(詳しくはこちら)
https://www.maff.go.jp/j/pr/event/kaigi.release.html#0730
(傍聴申込フォームはこちら)
https://www.contactus.maff.go.jp/j/form/nousan/kikaku/250723.html

政府備蓄米の買戻し条件付売渡しの販売数量等の報告結果(06月09日~06月22日期分)について

農林水産省では、随意契約による政府備蓄米の売渡しについて、買受者の買受実績および販売実績を取りまとめて公表することとしています。直近では06月09日~06月22日期分の販売状況について公表しました。
06月09日~06月22日期分
政府備蓄米の買戻し条件付売渡しの販売数量等報告結果(隔週の速報)(PDF : 153KB)

政府備蓄米の買戻し条件付売渡しに係る流通実績(03月17日~06月22日)について

農林水産省では、政府備蓄米の買戻し条件付売渡しに係る流通実績及び各段階における経費・利益等について取りまとめて公表することとしています。直近では、03月17日~06月22日の販売状況について公表しました。
(詳しくはこちら)
政府備蓄米の買戻し条件付売渡しに係る流通実績(03月17日~06月22日)(PDF : 289KB)

水田における作付意向について(令和6年産第3回中間的取組状況(6月末時点)

農林水産省では、水田農業に関して産地・生産者が主体的に作付を判断し、需要に応じた生産・販売を行うことができるよう、きめ細やかな情報提供を行うこととし、その一環として、都道府県農業再生協議会及び地域農業再生協議会に作付意向を聞き取り、都道府県別及び地域農業再生協議会別の作付意向(中間的取組状況)を公表しているところです。
この度、第3回中間的取組状況として、都道府県別の6月末時点の作付意向を公表しました。
なお、作付意向については、本調査結果等も踏まえ、8月20日(水曜日)までに、生産者から地域農業再生協議会に営農計画書の修正が提出される可能性があるため、今後も変動することが見込まれます。
農林水産省では、引き続き、産地ごとの意見交換会(キャラバン)等を通じて、きめ細やかな情報提供や働きかけを行い、需要に応じた生産・販売を推進していきます。
(詳しくはこちら)
https://www.maff.go.jp/j/press/nousan/s_taisaku/250718.html

水稲の高温対策について

既に出穂期を迎えている産地もありますが、開花時に35℃以上の高温に遭遇すると不稔が発生する恐れがあり、また、登熟前半の平均気温が26℃以上になると白未熟粒が
増加するなど、収量や品質の低下が懸念されます。出穂後の通水管理、収穫前の早期落水防止等の水管理を徹底するようにしましょう。
また、高温下では肥料切れを起こしやすいため、葉色を見ながら生育診断を必ず行い、適期に適量の穂肥を施用するようにしましょう。高温によって登熟期間が短縮し、収穫適期が通常より早まる可能性があるため、出穂期以降の積算気温や籾の状態に十分注意し、刈り遅れとならないよう品種・地帯毎の収穫適期を判定し、適期収穫に努めるようお願いします。
(詳しくはこちら)
「農業技術の基本指針」
https://www.maff.go.jp/j/kanbo/kihyo03/gityo/g_kihon_sisin/r7sisin.html
「渇水時の対応」
https://www.maff.go.jp/j/nousin/mizu/kurasi_agwater/k_kassui/index.html

「雇用就農資金」令和7年度第2回目の募集開始(令和7年10月事業開始分)

農林水産省では、50歳未満の就農希望者を新たに雇用する農業法人等に対して資金を交付(60万円×4年間等)しています(雇用就農資金)。
この度、事業実施主体である一般社団法人全国農業会議所(全国新規就農相談センター)において、令和7年度第2回目の募集を開始します。
(詳しくはこちら)
https://www.be-farmer.jp/farmer/employment_fund/original/ (外部リンク)

「飼料用米多収日本一」コンテストの参加者を募集中

農林水産省では、一般社団法人日本飼料用米振興協会との共催で「飼料用米多収日本一」コンテストを開催しています。飼料用米の生産に係る技術水準の向上を図るため、生産技術の面から先進的で他の模範となる経営体を表彰し、その成果を広く紹介するもので、最優秀者には農林水産大臣賞が授与されます。
令和7年度の募集は、7月1日(火曜日)から8月29日(金曜日)までです。皆様のご応募をお待ちしております。

(詳しくはこちら)
https://www.maff.go.jp/j/seisan/kokumotu/siryouqa.html
(ご応募、お問合せ先はこちら)
https://www.maff.go.jp/j/press/nousan/kokumotu/attach/pdf/250701-1.pdf(PDF : 109KB)
(オンライン申請はこちら)
https://www.contactus.maff.go.jp/j/form/nousan/kokumotu/bosyu.html



(3) 米の消費に関する情報等

膨らむ米粉の世界(大阪・関西万博にて米粉ステージが開催)

大阪・関西万博の「食と暮らしの未来」のテーマウィーク期間中(令和7年6月5日~6月16日)、農林水産省は令和7年6月8日~15日「RELAY THE FOOD~未来につなぐ食と風土~」をテーマにEXPOメッセ「WASSE」《South》にて「伝統をつなぐ」、「多様性をつなぐ」、「未来へつなぐ」といった3つのエリアで展示等を行いました。
その一環として6月11日に「いのちを育む×米粉日本の食文化と農業の未来をつなぐ“新しいお米のカタチ”」と題し、米粉をテーマにしたステージイベントが行われました。2部構成のステージでそれぞれ「三原市特産品米粉を使った商品開発ストーリー」、「日本の米・米粉の可能性を未来へ」をテーマに発表されました。第1部「三原市特産品米粉を使った商品開発ストーリー」では、広島県三原市の中学生と地元企業により開発された米粉クッキーについて発表がありました。第2部「日本の米・米粉の可能性を未来へ」をテーマに生産者、製粉事業者、米粉料理研究家といった分野の異なる方々から米粉の現状や今後の可能性などについて発表がありました。また、ステージの開催に際し、第1部では発表のあった米粉クッキー、第2部では米粉カヌレが試食として配布されました。
当日の様子は以下のURLにて公開していますので是非ご覧ください。

第1部 https://youtu.be/FOh3P52tFXk (外部リンク)
第2部 https://youtu.be/WJ96E6HhgLA (外部リンク)
当日の様子 https://komeko-times.jp/column/column60/ (外部リンク)


(4) 補助事業に関する情報

ニーズに基づく播種前契約のための取組を支援します

米穀周年供給・需要拡大支援事業のうち、業務用米、新市場開拓用米等の安定取引拡大支援(ニーズに基づく播種前契約のための取組)について、事業実施主体である全国米穀販売事業共済協同組合(全米販)による2次公募が開始されました。
産地と結びついた播種前契約の拡大・深化に取り組む卸・中食・外食事業者等が行う播種前契約の拡大・深化のための取組を支援します。
公募期間:令和7年7月25日(金曜日)~9月12日(金曜日)17時
(詳しくはこちら)
https://www.zenbeihan.com/kobo_r7_f2/(外部リンク)

お問合せ先

農産局企画課

担当者:企画班
代表:03-3502-8111(内線4972)
ダイヤルイン:03-6738-8961

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