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農林水産省

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3 調査結果の詳細 (2. 現在の食生活について)

(1)健全な食生活の心掛け

  日頃から、健全な食生活を実践することを心掛けているか聞いたところ、『心掛けている』と回答した人の割合が75.4%(「常に心掛けている」13.2%+「心掛けている」62.2%)、『心掛けていない』と回答した人の割合が24.0%(「あまり心掛けていない」22.5%+「まったく心掛けていない」1.5%)となっている。(図2 - 1

  性別にみると、『心掛けている』と回答した人の割合は女性で高く、『心掛けていない』と回答した人の割合は男性で高い。
  性・年齢別にみると、男性の70歳以上、女性の50歳代、70歳以上で『心掛けている』と回答している人の割合が高い。(図2-1-1

(2)栄養バランスに配慮した食生活

  主食・主菜・副菜を3つそろえて食べることが1日に2回以上あるのは、週に何日あるか聞いたところ、「ほぼ毎日」と回答した人の割合が37.7%、「週に4~5日」と回答した人の割合が25.8%、「週に2~3日」と回答した人の割合が24.1%、「ほとんどない」と回答した人の割合が11.6%となっている。
  若い世代(20~39歳)では、「ほぼ毎日」と回答した人の割合が29.8%、「週に4~5日」と回答した人の割合が21.6%、「週に2~3日」と回答した人の割合が29.2%、「ほとんどない」と回答した人の割合が19.1%となっている。(図2 - 2

  若い世代(20~39歳)の男性では、主食・主菜・副菜を3つそろえて食べることが1日に2回以上あるのは「ほとんどない」と回答した人の割合はおよそ2割と高い。
  性・年齢別にみると、男性の70歳以上、女性の60歳代、70歳以上で「ほぼ毎日」と回答している人の割合が高い。(図2-2-1

(3)栄養バランスに配慮した食事を増やすために必要なこと

  主食・主菜・副菜を3つそろえて食べることが1日に2回以上あるのが「週に4~5日」、「週に2~3日」、「ほとんどない」と回答した人に、3つそろえて食べる回数を増やすために必要なことを聞いたところ、「手間がかからないこと」を挙げた人の割合が62.1%と最も高く、次いで、「時間があること」(52.6%)、「食費に余裕があること」(35.6%)の順となっている。(3つまでの複数回答、上位3項目)(図2 - 3

  栄養バランスに配慮した食事を増やすために必要なことについて、性別にみると、「手間がかからないこと」、「時間があること」、「自分で用意することができること」を挙げた人の割合は女性で高く、「家に用意されていること」、「外食やコンビニ等で手軽に取ることができる環境があること」を挙げた人の割合は男性で高い。(表2 - 3

(4)朝食を食べる頻度

  ふだん朝食を食べるか聞いたところ、「ほとんど毎日食べる」と回答した人の割合が79.1%、「週に4~5日食べる」と回答した人の割合が6.1%、「週に2~3日食べる」と回答した人の割合が5.1%、「ほとんど食べない」と回答した人の割合が8.8%となっている。
  若い世代(20~39歳)では、「ほとんど毎日食べる」と回答した人の割合が62.8%、「週に4~5日食べる」と回答した人の割合が10.1%、「週に2~3日食べる」と回答した人の割合が11.1%、「ほとんど食べない」と回答した人の割合が15.4%となっている。(図2 - 4

  朝食を食べる頻度について、性別にみると、「ほとんど毎日食べる」と回答した人の割合は男性で低く、女性で高い。
  若い世代(20~39歳)では、「ほとんど毎日食べる」と回答した人の割合が低い。(図2-4-1

(5)朝食を食べるために必要なこと

  ふだん朝食を「週に4~5日食べる」、「週に2~3日食べる」、「ほとんど食べない」と回答した人に、朝食を食べるために必要なことを聞いたところ、「朝、食欲があること」を挙げた人の割合が46.0%と最も高く、次いで、「朝早く起きられること」(43.0%)、「自分で朝食を用意する時間があること」(38.9%)の順となっている。(複数回答、上位3項目)(図2 - 5

  朝食を食べるために必要なことについて、性別にみると、「朝食を食べる習慣があること」を挙げた人の割合は男性で高い。
  性・年齢別にみると、女性の20歳代で「朝早く起きられること」を挙げた人の割合が最も高い。(表2 - 5

(6)普段の食事の準備

  普段の食事を自分で準備しているか聞いたところ、「ほとんどのものを食材から調理して、食事を準備している」と回答した人の割合が27.0%、「一部市販食品を取り入れて、食事を準備している」と回答した人の割合が42.9%、「ほとんどのものに市販食品を利用して、食事を準備している」と回答した人の割合が8.4%、「自分で食事を準備していない」と回答した人の割合が21.0%となっている。(図2 - 6

 普段の食事の準備について、性別にみると、「ほとんどのものを食材から調理して、食事を準備している」と回答した人の割合は女性でおよそ4割と高くなっている。
  性・年齢別にみると、「自分で食事を準備していない」と回答した人の割合は男性の全ての年齢で3割を超えている。(図2-6-1

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消費・安全局消費者行政・食育課

担当者:食育計画班
代表:03-3502-8111(内線4576)