元気な毎日を過ごすためには、食事のバランスを考えるのはもちろんのこと、朝、昼、夕と規則正しく食べることがとても大事です。夕食の時間が不規則になりがちな人は、おやつでそのバランスをとりましょう。学校から帰った後は友だちと約束して遊んだり、家で読書や宿題をするという人もいる一方で、塾に行ったり、習い事に通ったり、スポーツをがんばっている人も多いのではないでしょうか。ふだん、自分がどんなふうに一日を過ごしているかを考えてみましょう。生活パターンによって、食事やおやつのとり方に工夫が必要です。
おやつは軽めに、楽しむ程度にしましょう。お菓子やジュースは200kcal(キロカロリー)以内にとどめましょう。あまりたくさんのおやつを食べると、夕食のとき、必要な栄養素をとることができなくなってしまいます。
軽い食事と考えて、出かける前におにぎりや野菜スープなどをとるといいでしょう。夕食までの空腹感をやわらげ、家に帰ってから食べ過ぎるのを防いでくれます。夜食は脂肪(しぼう)としてからだにたまりやすいだけでなく、翌朝も食欲がなくなってしまいますから脂肪が少なく消化の良いもの、軽めの食事にしましょう。
バランスのよい食事には、からだをつくる栄養素がそろっています。また、運動量の多い子どもは少ない子どもよりエネルギーを必要としているので、主食のごはんをはじめ、しっかり食べましょう。スポーツの上達には、練習はもちろんのこと、食事によるからだづくりがとても大事。おやつもお菓子ばかりに目を向けず、足りない栄養を補うように、果物や牛乳・乳製品を積極的にとりましょう。