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農林水産省

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活動紹介 | “科学”の視点で食育を推進

概要

コープデリ生活協同組合連合会

コープデリ生活協同組合連合会
「“科学”の視点で食育を推進」

地域のより良い食づくりと地場食材の価値向上を目的に、農産物直売所の従業員と生産者を対象に「食育ソムリエ養成講座」を実施。「直売所従業員コース」:平成17(2005)年開講、「生産者コース」:平成27(2015)年開講の2講座。コース修了後に資格認定試験を行い、成績ならびに課題レポートの評価点で合否判定。

取り組みの成果

2018年のリニューアル後は、科学の視点を入れた実験や体験を広く取り入れたことで、地域の子どもたち、農業系の大学や栄養専門学校の学生の利用も増えた。 味噌の消化酵素の働きや、野菜の茹で汁にどれだけのビタミンCが残っているかなど、身近で具体的な体験を通し、食への関心の向上につながっている。

団体・企業概要

団体名

コープデリ生活協同組合連合会

本部

埼玉県さいたま市

設立

1992年7月21日

代表者

土屋敏夫理事長

事業内容

1.会員の事業に必要な物資を購入し、これに加工しもしくは加工しないで、または生産して会員に供給する事業
2.物流、商品媒体作成、システム共同化による開発ソフトの作成その他コープデリ連合会が会員の事業に必要な各種機能やサービス等を提供し、会員が共同して利用する事業

取組事例

食の安全のバトンリレー

手洗いチェックと、食の安全のバトンリレー

  • 食の安全は、フードチェーンにたずさわる一人ひとりが、安全性の確保に取り組み、協力することにより実現する。生産者から始まる「安全のバトン」をフードチェーンでつないでゴールする「安全の全員リレー」について図解や映像で説明する。
  • 実験室では、蛍光剤を手に付けた後に手洗いをしてもらい、ブラックライトで洗い残しの確認をする。指の間や爪の隙間など洗い残しがあることに気づき、衛生の認識を高めてもらう。
消化実験

みその食べ比べを、味覚センサーで確認。消化実験も

  • 食育を身近に、興味を持ってもらうため、5種類の味噌の食べ比べ・分析を行い、味覚センサー(五味を計測できる機械)のレーダーチャートと比較することで、自分の味覚をデータと確認できる。また、自分の好みの味噌で味噌汁を実際に作り、おにぎりと共に実食、最後に「みその消化実験」を行う。
  • 片栗粉をビーカーに入れ、味噌とかき混ぜることで、味噌に含まれる酵素による消化の働きを調べる実験。アミラーゼ(味噌)がデンプン(片栗粉)を分解する様子(ご飯やみそ汁を食べた後の胃の中のような状態)を目で確認することができる。

お問合せ先

消費・安全局消費者行政・食育課

代表:03-3502-8111(内線4601)
ダイヤルイン:03-3502-5723