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農林水産省

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活動紹介 | 栄養士×生産者「お米つくり~しめ縄作り」体験

概要

水稲の田植え体験

株式会社東洋システムサイエンス
栄養士×生産者「お米つくり~しめ縄作り」体験

約5,000人の栄養士・管理栄養士が登録する株式会社東洋システムサイエンスでは、1人職場になりやすく、なかなか悩みを相談できない栄養士・管理栄養士の働く環境や知識のレベルアップをサポートする為、「交流の場」を提供する交流会をオンラインで定期開催している。今回、食育を担う栄養士・管理栄養士にこそ食材が作られる現場をリアルに体験できる場が必要と考え、お米の消費が減っている背景もあり、まずはお米をテーマに、お米つくりの大変さや楽しさ、お米の良さを知ってもらい、愛着を持ってもらうことを目的に2022 年に東京都日野市の石坂ファームと連携して、栄養士交流会としてお米つくり体験を開催した。

取り組みの成果

通常の交流会は、事例検討会やご当地グルメの発表など様々なテーマでオンライン開催しており、全国から参加できる利点もあるが、今回のようなリアルな体験会の方が参加者同士の自由な会話がはずんでいた。参加した栄養士からは、普段から土にふれあう機会が無いので新鮮で楽しかった。お米について学ぶことができたので、小学校でも役に立つし、とても勉強になった、しめ縄作りも初めてで、出来上がった時はとても嬉しかった、また参加したいとの声が寄せられている。

今後の取り組み

これからも各地の食育実践者と連携して、栄養士・管理栄養士に向けて、農業体験以外にも酪農、水産、食品加工などのリアルな体験の機会を増やしたいと考えており、お米をテーマに次回は「おとなの食育」として酒蔵見学、お米の有効「お米で作った紙、食器」お米で作ったお猪口でお酒を飲む企画などを開催していく。

取組事例

米つくりにまつわる体験会

実施内容

  • 石坂ファームハウス(http://ishizaka-farm-house.com/)にて、行っているお米つくり体験に栄養士交流会として栄養士13名(家族・友人含むと19名)が参加。
  • 1回目は6月に田植え、2回目は10月に稲刈り、3回目は12月にリース(しめ縄作り)を行っている。番外編として、8月にお米の花観察も行い、年間で計4回の田植えから始まり稲刈り、しめ縄作りまでの米つくりにまつわる体験会を開催。
  • 6月の田植えの体験会から10月の稲刈りの体験会まで、参加した栄養士達が苗の成長過程を見ることができないので、数週間ごとにスタッフが苗の成長過程の写真を撮影にいき、参加者に配信することで、苗の成長を感じてもらうよう工夫している。
田植えの体験

当日の流れ

  • 体験会は毎回、講義を受けた後に田植えや稲刈りを行う、約半日間の体験。(例えば、田植えの体験会では農家さんが大切に育ててきている苗を植えるコツと注意点の説明をうけ、実際の田植え作業に移る。)
しめ縄作り会

情報発信

  • 栄養士交流会ではあるが、家族でも参加OKとして、参加しやすく交流が生まれやすいように開催しており、体験会の様子はブログでも公開して栄養士・管理栄養士に広く発信している。

お問合せ先

消費・安全局消費者行政・食育課

代表:03-3502-8111(内線4601)
ダイヤルイン:03-3502-5723