セレウス菌(細菌)[Bacillus cereus]
症状は?
東京都健康安全研究センター提供
細菌の大きさは
1.1~1.5 µm×3.0~10.0 µm
セレウス菌食中毒には、「おう吐型」と「下痢型」があります。
- 「おう吐型」の場合、食後1~5時間で、吐き気、おう吐、腹痛をおこします。菌が食品中で作った毒素が原因で、日本ではこの「おう吐型」が多いです。
- 「下痢型」の場合、食後8~16時間で、腹痛、下痢をおこします。菌が小腸の中で作った毒素が原因です。
原因になりやすい食品は?
- 「おう吐型」は、チャーハン、ピラフ、焼きそば、スパゲッティなどが原因になりやすいです。
- 「下痢型」は、あらゆる食品が原因になります。
予防のポイントは?
- 一度に大量の米飯やめん類を調理して作りおきしないようにしましょう。
- 米飯やめん類などを保存するときは、小分けにして速やかに冷蔵庫や冷凍庫に入れましょう。
- この菌はあらゆる所にいるので、食品にほこりが付かないように、調理済みの食品にフタやラップをしたり、台所を清潔にするよう心がけましょう。
お問合せ先
消費・安全局食品安全政策課
担当者:情報発信企画・評価班
代表:03-3502-8111(内線4474)
ダイヤルイン:03-6744-2135