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農林水産省

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災害時に備えた食品ストックガイド(3)

備蓄食品の選び方

   日頃から、栄養バランスや使い勝手を考えて各家庭に合った食品を選ぶことが大切です。
  • 1:家庭にある食品をチェックましょう。
  • 2:栄養バランスを考え、家族の人数や好みに応じた備蓄内容・量を決定。
  • 3:足りないものを買い足す
  • 4:賞味期限が切れる前に消費し、消費したものは買い足す

災害直後は炭水化物ばかりになりがち

     エネルギー源となる炭水化物はとても重要ですが、栄養バランスを考慮しないと、体調不良や病気になる可能性があります。

たんばく質をとるためには缶詰がおすすめ

ツナ、サバ、イワシ、サンマなど魚介の缶詰や、コンビーフ、牛肉の大和煮、焼き鳥など肉類の缶詰など、缶詰は長期保存ができる上、手軽にたんぱく質をとることができ、経済的なのでおすすめです。

便秘・ロ内炎など体調不良を起こしやすい

     大きな災害時には野菜不足からビタミン、ミネラル、食物繊維などの栄養素がとれず、便秘・ロ内炎などに悩んだという声が聞かれました。

ビタミン、ミネラル、食物繊維をとるための野菜を常備

じゃがいも、たまねぎ、かぽちゃなどの日持ちする野菜を、日頃から多めに買い置きしておきましょう。また、乾物もおすすめです。野菜ジュースやドライフルーツなども、あるといいでしょう。

不足しがちなたんぱく質・ビタミン・ミネラル・食物繊維などを摂取できるようバランス良く備えましょう。

おすすめの備蓄品のご紹介

 主菜
肉や魚・大豆製品・卵などのたんばく質を多く含む、食事のメインになるおかず

肉・魚・豆などの缶詰

レトルト食品

  丼やカレー、パスタソース等

充填豆腐

フリーズドライソース類

  丼やカレー、その他のソース

乾物

  かつお節・桜エビ・煮干し等

 副菜
  野菜の煮物やサラダ、汁物など。主食、主菜で不足しがちなビタミン・ミネラル・食物繊維の供給源

梅干し・漬物・日持ちする野菜類

野菜の缶詰

  ホール・野菜ジュース

乾物

  のり・ひじき・切干大根・わかめなど

インスタントみそ汁、即席スープ等

  粉末・フリーズドライ等

 主食
  ごはん・パン・そば・うどんなど、エネルギー源となるもの

精米・無洗米・パックご飯等

小麦粉・米粉・餅

乾麺・即席麺・カップ麺

  そうめん・うどん・そば・パスタ

缶詰パン・乾パン

 果物
  果物やフルーツの加工品など、ビタミン・ミネラルを補うもの

日持ちする果物

果物の缶詰

果物ジュース

ドライフルーツ

 牛乳・乳製品

ロングライフ牛乳・粉チーズ・スキムミルク

 菓子・嗜好品

各種菓子・嗜好品

  アメ・氷糖・ようかん・チョコレート・ビスケット・せんべい・スナック等

 調味料

各種調味料

  塩・みそ・しょうゆ・酢・砂糖・食用油・ケチャップ・マヨネーズ・バター等

 その他

ふりかけ・ジャム・はちみつ等

家庭備蓄をしながら、好みの味の缶詰やレトルト食品を試してみよう

  備蓄食品を、「災害時に食べる一時しのぎのもの、あまりおいしくない食べもの」と考えてはいませんか?
いえいえ、今は味にもこだわった缶詰やレトルト食品がたくさんあります。
あなたや家族の好みの味を見つけるためにも、「ローリングストック」を実行して、おいしく食べながら好みの食品を探してみましょう!

お問合せ先

大臣官房政策課食料安全保障室
ダイヤルイン:03-6744-2376