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農林水産省

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災害時に備えた食品ストックガイド(9)

備蓄食品の収納テクニック



1:消費期限のない備品類や軽いものを収納する棚。使い捨て可能なプラスチック製のスプーンやフォーク、紙皿、割りばし、インスタントみそ汁、即席スープ、乾物などを収納します。





2:賞味期限が数か月から数年の缶詰や水、非常食向けの棚。重いものや液体のものを収納します。



災害時はまず冷戴庫にある食品を食べましょう。次にストック食品を食べていきますが、写真のように1日分のストック食品を7日分用意する方法もあります。

「見える化収納」のススメ!

収納場所を、使用目的と使用頻度によって決めていきます。毎日のように使う食品はキッチンに収納して「ローリングストック」しましょう。たまにしか使わない食品は、押し入れやクローゼットなどに収納するのがおすすめです。収納するときは、取り出しやすいケースや箱に入れて何があるか見てすぐ分かるようにするのがコツ。こうして整理しておけば、片付けてみたら同じ食品が大量にあった、なんてことも防げます。側面に賞味期限を書いておくと、パッと見て賞味期限が分かるので、「ローリングストック」を実践しやすくなります。古いものを奥に補充して、手前のものから使いましょう。1日分のストック食品を7日分用意する方法を実践することで、災害時でも慌てずに食事ができます。また、災害時に家族と連絡が取れない中でも、誰が何を食べればいいかすぐに分かるので便利です。重いものは下の方に、軽いものは上の方に収納して、家具の転落防止や、物品落下時のけがの予防につなげましょう。

水は分散して収納するのがコツ!

1か所に入らない分は、分散して収納するのがおすすめ。例えば、水は大人2人の1週問分だと、2L×6本入りで4箱など、準備しておかなければならない量が多いため、1か所だけでは入りきらないかもしれません。それでも、あきらめることはありません。キッチン、押し入れ、リビング、寝室のクローゼットなど、家の中にあるいろいろな隙間スペースを見つけて、分散収納しましょう。

熱源確保!カセットコンロの収納テクニック!!

カセットコンロは被災しても余震が少なくなる頃から使えます。また、右の写真のように、立てて収納すると省スペース化が図れます。ライフラインの復旧で、最も時間がかかるのはガスです。カセットコンロを普段使い慣れていない方も、オール電化住宅にお住まいの方も、万が一のために備えておきましょう。なお、保管場所は、災害時に上から落ちてきてけがをしないよう低い位置の棚に収納しましょう。コンロとガスは同じ場所に収納しておくことをおすすめします。





お問合せ先

大臣官房政策課食料安全保障室
ダイヤルイン:03-6744-2376