農村環境保全のための調査
農業農村整備における生物多様性の保全技術の確立など、環境との調和に配慮した事業の推進のための調査を実施しています。- 農村地域の環境保全に向けて(PDF : 999KB)
- これまでの調査成果(PDF : 1,164KB)
最近の調査結果
これまでに実施した調査の報告
農業農村整備の事業の担当や、実際に維持管理を行っている土地改良区、農業者等、地域の皆さんが利用できる内容にまとめています。
生態系への配慮 | 生物影響への対応 | 気候変動への対応 | 地球温暖化の防止 | 農業用水の水質 |
生態系への配慮
農業用水路トンネルとコウモリ類(平成29年3月作成)
農業用水路トンネルに生息するコウモリ類の生息環境配慮検討の参考とするため、生息状況等の情報、生息調査方法、事業における生息環境配慮の取組事例。(農業水利施設生息環境向上及び特定外来生物被害対策技術評価・分析調査)
- 農業用水路トンネルとコウモリ類(PDF : 1,307KB)
生態系配慮施設の維持管理マニュアル(平成28年3月作成)
生態系に配慮して設置された施設の機能を十分に発揮するため、生態系配慮施設ごとの機能と維持管理、管理体制づくり、外来種への対応等のマニュアル。(生態系配慮施設の維持管理手法・体制確立調査)
- 生態系配慮施設の維持管理マニュアル【概要版】(PDF : 939KB)
- 生態系配慮施設の維持管理マニュアル:分割1(PDF : 1,631KB)、分割2(PDF : 1,436KB)
水域ネットワークの保全対策実施のための手引き及び優良事例集(平成28年3月作成)
河川・用排水路・水田等の間にわたる水域のネットワークを効率的に保全・再生するのための参考資料。(水域ネットワーク調査)
水田魚道づくりのすすめ(平成26年3月作成)
水田魚道の役割や水田魚道を設置する場合の効果的な配置等についてのパンフレット。(環境配慮施設の配置手法検討調査)
- 水田魚道づくりのすすめ(PDF : 1,789KB)
農村の生物多様性把握・保全マニュアル(平成24年3月作成)
農地整備の際には、ため池をビオトープとして保全する取組、水田魚道の設置、渡り鳥の生息地の提供等、さまざまな活動が行われています。このような、地域の人と生きもののつながりを発展させるための、「地域の生物多様性を知る-理解する-守る」マニュアル。(生物多様性保全手法確立調査)
生きもの豊かな農業水路をめざして(平成19年3月作成)
農地に水を送るという役割の他に、多くの生きものの生息場としての機能も兼ね備えている農業用水路について、身近な水路の現状を知り、どのような水路であってほしいかという目標を設定する「生きもの環境水路評価ツール」など。
身近な水域にすむ魚類等の生息環境の改善に向けて(平成16年3月作成)
河川と水田・農業水路間の魚類等の生息環境の改善に向けた基本的考え方や目標設定、改善手法等を農林水産省農村振興局と国土交通省河川局が連携してとりまとめた調査報告(国土総合開発事業調整費:身近な水域における魚類生息環境改善のための事業連携方策調査)
- 身近な水域における魚類等の生息環境改善のための事業連携方策の手引き
全体版:(PDF : 4,733KB) - 分割版:第1章から第6章(PDF : 1,862KB):第7章から第8章(PDF : 2,760KB)
「里地・田んぼではじめる自然回復~取り組みを進めるためのヒント~」(平成15年3月作成)
水田を利用する生物の生息に影響する要因を整理すると共に、農村地域の水田などの二次的自然を野生生物の生息・生育環境として活用している事例(冬期湛水、谷津田、休耕田等)を収集し、その取り組み内容、課題、対応策等の調査を、農林水産省と環境省が共同で行い、とりまとめた調査報告。(農村地域での身近な自然の創出・保全活動の推進手法検討調査)
- 里地・田んぼではじめる自然回復~取り組みを進めるためのヒント~(PDF : 1,425KB)
人と自然が織りなす里地環境づくり(平成14年3月作成)
里地地域において、どのような持続可能な社会を描けるかについて、農林水産省と環境省が連携し、作成した事例集。
生物影響への対応
カワヒバリガイ被害対策マニュアル(平成25年3月作成、平成29年3月改定) 
水路や調整池等の壁面に付着し、通水障害などを引き起こす外来生物のカワヒバリガイについて、被害を防止するためのマニュアル。
農業用貯水施設におけるアオコ対応参考図書(平成24年3月作成)
近年、アオコは各地の農業用貯水施設で影響・被害が顕在化していますが、将来の気候変動に伴い発生が増加する可能性があります。施設管理者等が対応をとる場合の参考情報や留意事項などを掲載。(気候変動に伴う農業用水の水質に関する適応策検討調査)
外来生物対策指針及びマニュアル(平成20年3月作成)
農業用用排水路等において、外来植物による通水障害や維持管理面での影響を軽減、防止するための望ましい方策等についてとりまとめ。(気候変動に伴う農業生産基盤に関する適応策検討調査)
- 外来生物対策指針及びマニュアル(PDF : 1,558KB)
- パンフレット「外来植物の早期発見と防除―農業用用排水路等における外来植物対策―」(PDF : 669KB)
気候変動への対応
ため池の中長期的な適応策の検討に関する参考情報(平成28年3月作成)
将来(30年よりも先)の降水量変化の予測結果をもとに、大雨注意報の発表回数や大雨時における地域ごとのため池水位の変化など、ため池への影響を評価する方法を調査。将来も見据えた対応策を検討する際の参考情報。(気候変動に伴う農業生産基盤に関する適応策検討調査)
- 概要(PDF : 261KB)
- 気候変動がため池に及ぼす影響及び中長期的な適応策の検討に関する参考情報:分割1(PDF : 1,625KB)、分割2(PDF : 1,263KB)
豪雨・渇水に対する備えと対応(参考事例集)(平成26年3月作成)
近年、雨の降り方が変化し、ため池や排水機場が洪水等の被害を受けるリスクが高います。豪雨等に対する備えと対応を考るための、全国のため池及び排水機場における事例集。(気候変動に伴う農業生産基盤に関する適応策検討調査)
- ため池編概要(PDF : 323KB)
- 排水機場編概要(PDF : 504KB)
地球温暖化の防止
土地改良事業における温室効果ガス算定方法
水田の大区画化の実施における温室効果ガス算定方法【試行版】(平成30年3月作成)
水田の大区画化実施における施工・供用・廃棄のライフサイクルの各段階において排出される温室効果ガス量について、事業地区ごとに簡便に算定するプログラム(農業農村整備事業における温室効果ガス算定方法の検討調査)
- 概要(PDF : 269KB)
- 農業農村整備事業における温室効果ガス排出量算定プログラム操作説明書(PDF : 2,016KB)
算定プログラムの入手を希望される方は、下記「お問合せ先」までご連絡下さい。
ダム等の農業用施設の建設における温室効果ガス算定方法(平成27年3月作成)
ダム等の農業用施設を建設する際に施設のライフサイクル全体(建設・供用・廃棄)で排出される温室効果ガス量を算定するプログラム(環境影響評価指針調査)
農地基盤整備における有機質資材利活用検討調査報告(平成26年3月作成)
暗渠排水工等で使用される有機質資材を埋設後の長期炭素残存率を評価する手法を検討した調査報告。(地球温暖化防止に貢献する農地基盤整備推進調査)
農業用水の水質
広域農業地域における農業用水資源の水質状況(平成28年3月作成)
農業用水資源の水質状況の観測により、安定的な食糧生産に必要な農業用水の水質を確保することを目的とした調査。
農業用水の水質に関することは農村環境課土地・水保全班
代表:03-3502-8111(内線5496)
ダイヤルイン:03-3502-6079
お問合せ先
農村振興局農村政策部農村環境課農村環境対策室
代表:03-3502-8111(内線5490)
ダイヤルイン:03-3502-6091