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鳥インフルエンザについて知りたい方へ(掲載:2013年11月21日)

 1.  鳥インフルエンザとはどのような病気ですか?

 2.  人が鳥インフルエンザにかかることはありますか?

 3.  鳥を飼っている場合、気を付けることはありますか?

 4.  鳥が死んでいるのを見つけた場合、どうすればよいですか?

 5.  参考文献 


  1. 鳥インフルエンザとはどのような病気ですか?

鳥インフルエンザは、A型インフルエンザウイルスが引き起こす鳥の病気です。鳥に感染するA型インフルエンザウイルスをまとめて鳥インフルエンザウイルスといいます。
家畜伝染病予防法では、鳥インフルエンザウイルスは家きん(ニワトリや七面鳥等)に対する病原性やウイルスの型によって、高病原性鳥インフルエンザウイルス(注1)低病原性鳥インフルエンザウイルス(注2)等に区別しています。
家きんが高病原性鳥インフルエンザウイルスに感染すると、その多くが死んでしまいます。一方、家きんが低病原性鳥インフルエンザウイルスに感染すると、症状が出ない場合もあれば、咳や粗い呼吸などの軽い呼吸器症状が出たり産卵率が下がったりする場合もあります。

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 2-1.家きん肉や家きん卵を食べて鳥インフルエンザにかかることはありますか?

我が国ではこれまで、家きん肉や家きん卵を食べて、鳥インフルエンザウイルスに感染した例は報告されていません。
なお、鳥インフルエンザウイルスは加熱すれば感染性がなくなります。万一食品中にウイルスがあったとしても、食品を十分に加熱して食べれば感染の心配はありません。加熱するときは、食品全体が70℃以上になるようにしましょう。家きん肉の場合は、ピンク色の部分がなくなるまで加熱するとよいでしょう。

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  2-2. それ以外で鳥インフルエンザにかかることはありますか?

鳥インフルエンザにかかった鳥の羽や粉末状になったフンを吸い込んだり、その鳥のフンや内臓に触れてウイルスに汚染された手から鼻へウイルスが入るなど、人の体内に大量のウイルスが入ってしまった場合に、ごくまれに感染することが報告されています。
 なお、海外では、人から人へ感染したことが疑われる事例が数件報告されています(注3)。いずれの事例も、患者の世話をした家族が感染するなど、ある程度の期間、密接に患者と接触したことによる感染と考えられています。
日本では、この病気にかかったニワトリの処分や施設等の消毒などを徹底的に行っているので、通常の生活では病気の鳥と接触したり、フンを吸い込んだりするようなことはほとんどありません。そのため、人が鳥インフルエンザにかかる可能性はきわめて低いと考えられます。
 なお、鳥インフルエンザが発生した現場を見に行ったりするのはやめましょう。病気の鳥と接触したり、フンを吸い込んだりする機会をみずから作ることになります。さらに、知らず知らずのうちに鳥インフルエンザウイルスを発生現場から他の場所へ持ち運び、感染を広げてしまうおそれもあります。
もしも鳥インフルエンザに感染している鳥、感染が疑われる鳥と接触した後に、突然の高熱や咳、全身のだるさ、筋肉痛などインフルエンザを疑う症状が現れたら、近くの保健所に相談し、前もって医師に連絡を入れてから診てもらいましょう。病院に行くときはマスクをつけるとよいでしょう。

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 3. 鳥を飼っている場合、気を付けることはありますか?

国内で鳥インフルエンザが発生したからといって、直ちに家庭等で飼っている鳥が感染するということはありません。
鳥を飼うときに次のことに気を付けていただければ、心配する必要はありませんので、飼っている鳥を野山に放したり、処分をするようなことはしないで下さい。

これらは、鳥インフルエンザウイルス以外の鳥が持っているかもしれないウイルスや細菌、寄生虫から自分の身を守ることにもつながります。

なお、ニワトリ等の家きんを飼養されている方は、家畜伝染病予防法で定めている飼養衛生管理基準(PDF:1,611KB)をご確認下さい。

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 4-1. 飼っている鳥が死んでしまった場合はどうすればよいですか?

鳥は生き物ですから、人と同じようにいつかは死んでしまいます。そして、その原因も様々ですから、鳥が死んだからといって直ちに鳥インフルエンザを疑う必要はありません。原因がわからないまま、鳥が次々に死んでしまうということがない限り、鳥インフルエンザを心配する必要はありません。
原因がわからないまま、鳥が連続して死んでしまったという場合には、その鳥に素手で触ったり、土に埋めたりせずに、なるべく早く獣医師やお近くの都道府県、市町村役場にご相談下さい。

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 4-2. 野鳥が死んでいるのを見つけた場合はどうすればよいですか?

野鳥も様々な原因で死にます。飼われている鳥と違って、エサが取れずに衰弱したり、環境の変化に耐えられずに死んでしまうこともあります。また、野鳥が死んだ場合には、鳥インフルエンザウイルスだけでなく、様々なウイルスや細菌、寄生虫が人に感染するのを防ぐことが必要です。野鳥が死んでいるのを見つけたときは、こうしたウイルスや細菌、寄生虫に感染しないよう、死んだ鳥を素手で触らないようにしましょう。死んだ鳥の処分の仕方については、お近くの都道府県や市町村役場にご相談下さい。

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 5. 参考文献 

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 (注1)高病原性鳥インフルエンザウイルス

次のいずれかの条件に合うものが高病原性鳥インフルエンザウイルスです。

 

 (注2)低病原性鳥インフルエンザウイルス

H5またはH7亜型(※)の鳥インフルエンザウイルスのうち、家きんに対する病原性が高くないものが低病原性鳥インフルエンザウイルスです。

このウイルスが家きんの間で感染を繰り返すと、家きんに対して高い病原性を持つウイルスに変異する可能性も報告されています。このため、日本では、高病原性鳥インフルエンザとともに、低病原性鳥インフルエンザも家畜伝染病予防法で「家畜伝染病」に定められており、感染が広がるのを早めに食い止めることができるようにしています。

なお、H5またはH7亜型以外の鳥インフルエンザウイルスで家きんに対して病原性が高くないものは、鳥インフルエンザとして「届出伝染病」に定められています。

※A型インフルエンザウイルスは、ウイルスの表面にあるタンパク質であるHA(赤血球凝集素、hemagglutinin)とNA(ノイラミニダーゼ、neuraminidase)の種類によって亜型に分類でき、「H5N1亜型」などと表します。

 

 

 

 


 

 (注3)人から人へ感染したことが疑われる事例について

国立感染症研究所が作成した『鳥インフルエンザに関するQ&A』(2011年2月更新)[外部リンク]に、次のように書かれています。

「これまでにも、中国、パキスタン、タイ等からヒト-ヒト感染が疑われる事例の報告がありますが、(中略)ヒトからヒトへの感染があるかどうかを証明するのは容易ではありません。2006年5月末に報告されたインドネシアの北スマトラの一農村における家族内集積事例では、(中略)第三世代までの感染があったと伝えられています。(中略)濃厚である程度の期間持続する接触があれば、限定的ではあるものの感染が起こりうると考えられます。(中略)なお、これまでのところ(2011年1月現在)、効率的な持続的なヒト-ヒト感染の証拠はありません。」

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