新たなJASマーク(特色JASマーク)について
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制定の経緯
JASマークは、しょうゆや木材などに表示され、広く知られているいわゆる丸JASマークと、「地鶏肉」や「熟成ハム」など、高付加価値やこだわりのある規格(特色のある規格)に対するマークに大きく分けられ、後者のマークは4種類ありました。平成30年度施行された改正JAS法で、特色のある規格を制定できる対象が拡大したことを踏まえ、有機JASを除く3つのマークを新たなデザインで統一しました。
新たなJASマークのデザインは、消費者の皆様に分かりやすく、また、マークの認知度を高めるため、平成30年9月に実施した一般投票により決定しました。

特色JASマークのデザイン
国内外において、「信頼の日本品質」を一目でイメージできるよう、日本を象徴する「富士山」と、日の丸を連想させる「太陽」を組み合わせ、シンプルにデザインしたものを採用しました。![]() |
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カラー(jpg)/カラー(png) |
単色(jpg)/単色(png) |
留意事項
- カラーのデザインについて、配色は指定しません。参考として、上記に掲載したものの配色を以下に示します。なお、異なる色の境界が明瞭となるようにし、かつ、JASの文字のデザインが判読できるようにしてください。
配色1(赤色部分):PANTONE 711C
(近似色)
分解色:C 15 % + M 100 % + Y 100 % + K 0 %
RGB:R208 + G18 + B27
配色2(金色部分):PANTONE 7407C
(近似色)
分解色:C 25 % + M 40 % + Y 75 % + K 0 %
RGB:R201 + G159 + B79 - 単色のデザインについて、配色は指定しません。なお、配色する箇所と配色しない箇所の境界が明瞭となるようにし、かつ、JASの文字のデザインが判読できるようにしてください。
- 不適切なデザインの例(PDF : 146KB)
対象となるJAS(令和2年4月16日現在)
熟成ハム類熟成ソーセージ類
熟成ベーコン類
地鶏肉
手延べ干しめん
りんごストレートピュアジュース
生産情報公表牛肉
生産情報公表豚肉
生産情報公表農産物
生産情報公表養殖魚
人工種苗生産技術による水産養殖産品
青果市場の低温管理
人工光型植物工場における葉菜類の栽培環境管理
障害者が生産行程に携わった食品
持続可能性に配慮した鶏卵・鶏肉
規格の内容の表示について
規格の内容を端的に示す標語をJASマークと併せて任意で表示することができます。その際には、可能な限り、JASごとに統一した用語とすることが望ましいと考えています。
そのため、今後は、事業者団体等による統一した用語の設定と、多くの認証事業者によるJASマークへの標語の付与を促進していきます。
参考
お問合せ先
食料産業局食品製造課基準認証室
代表:03-3502-8111(内線4482)
ダイヤルイン:03-6744-2098
FAX番号:03-6744-0569