このページの本文へ移動

農林水産省

メニュー

令和5年度「みどりの食料システム戦略」ASEAN地域実装加速化対策委託事業

令和5年度「みどりの食料システム戦略」ASEAN地域実装加速化対策委託事業

2023年は「日ASEAN友好協力50周年」にあたります。この機会を捉え、令和5年9月6日に開催された日ASEAN+3首脳級会合において、岸田総理大臣より、強靭で持続可能な農業・食料システムの構築に向けた「日ASEANみどり協力プラン」が打ち出されました。当該プランは、「みどりの食料システム戦略」における国内の取組をアジアモンスーン地域の持続的な農業及び食料システムの構築、ひいては地域の食料安全保障に貢献するよう、我が国の技術や経験を生かしてた協力プロジェクトを進めるものです。

本事業では、「日ASEANみどり協力プラン」(令和5年10月4日、日ASEAN農林大臣会合で採択)を推進していくため、関係省庁、ASEAN地域での研究成果やキャパシティビルディングの知見を蓄積している機関と民間企業のネットワークを活用しながら国別レポートの作成及び実現可能性調査を進め、官民一体となって我が国技術の展開を支援しました。

1 国別レポートの作成

国別レポート:ASEAN各国における環境負荷低減技術のニーズ等に係る調査結果

国別レポート_1_社会課題・政策・技術普及可能性(PDF : 1,953KB)

国別レポート_2_各国におけるケース事例(PDF : 2,032KB)

国別レポート_3_インドネシア(1)(PDF : 1,856KB)

国別レポート_4_インドネシア(2)(PDF : 1,851KB)

国別レポート_5_フィリピン(1)(PDF : 1,866KB)

国別レポート_6_フィリピン(2)(PDF : 1,889KB)

国別レポート_7_タイ(1)(PDF : 1,900KB)

国別レポート_8_タイ(2)(PDF : 1,962KB)

国別レポート_9_ベトナム(1)(PDF : 1,888KB)

国別レポート_10_ベトナム(2)(PDF : 1,885KB)

国別レポート_11_カンボジア(1)(PDF : 1,895KB)

国別レポート_12_カンボジア(2)(PDF : 1,892KB)

国別レポート_13_ラオス(1)(PDF : 1,894KB)

国別レポート_14_ラオス(2)(PDF : 1,862KB)

国別レポート_15_マレーシア(1)(PDF : 1,894KB)

国別レポート_16_マレーシア(2)(PDF : 1,945KB)

国別レポート_17_注目技術(バイオ炭)(PDF : 1,890KB)

国別レポート_18_注目技術(AWD)(PDF : 1,842KB)

国別レポート_19_現地パートナー候補ヒアリング(1)(PDF : 1,897KB)

国別レポート_20_現地パートナー候補ヒアリング(2)(PDF : 1,875KB)

国別レポート_21_現地パートナー候補ヒアリング(3)(PDF : 1,877KB)

国別レポート_22_現地パートナー候補ヒアリング(4)(PDF : 1,874KB)

国別レポート_23_現地パートナー候補ヒアリング(5)(PDF : 1,857KB)

2 実現可能性調査

本事業の事業内容の一つとして、民間企業等による我が国技術の戦略的なASEAN展開案件の創出の推進を目的に、民間企業等が有する農業分野の環境負荷低減技術等の現地における実装に向けた実現可能性調査を実施しました。

・SAGRI CORPORATION PRIVATE LIMITED「衛星データとAIを活用したAWDのMRV実現可能性調査」

衛星データとAIなどを活用することにより、水田の水管理状況を把握し、カーボンクレジットへの活用も含めたデータのモニタリングに対する正確性向上を目指す。

  sagri.jpg

株式会社TOWING「土壌微生物を活用した高機能バイオ炭「宙炭(そらたん)」」

バイオ炭と有機質肥料を含んだ「高機能バイオ炭」の土壌改良資材としての利用普及を促すことを目的とし、地域のバイオマス資源を有効活用しながら土壌肥沃度の改善ならびに土中の炭素貯留により、農業生産性の向上とGHG排出量の削減を目指す。

     towing1-new.jpg  towing2-new.jpg
     (左:高機能バイオ炭を用いた作物栽培、右:高機能バイオ炭)

株式会社エス・ディー・エスバイオテック「カシューナッツ殻液給与による反芻動物由来メタン排出低減技術の実現可能性調査」

カシューナッツ殻液(CNLS:Cashew Nut Shell Liquid)(カシューナッツ・ツリーの実の殻から採取される液体)を反芻動物に給与することで、ルーメン機能を調整し、げっぷ中に含まれる温室効果ガス(GHG)の一種であるメタンガスの低減を目指す。


          sds1.jpg     sds2-new.jpg
      (左:原材料のカシューアップル、右:カシューナッツ殻液)

株式会社坂ノ途中「コーヒー生産における残渣物活用によるバイオ炭の生成と脱炭素実現可能性調査」

アグロフォレストリーによるコーヒー生産過程で排出される残渣物を活用してバイオ炭を生成し、農地の土壌の改良剤としての活用と将来的なカーボンクレジットへの活用を目指す。

    sakanotochu1-new.jpg     sakanotochu2-new.jpg
   (左:バイオ炭、右:現地での栽培の様子)

実現可能性調査報告

実現可能性調査_(1)(PDF : 940KB)

実現可能性調査_(2)(PDF : 947KB)

実現可能性調査_(3)株式会社SDSバイオテック(PDF : 1,026KB)

実現可能性調査_(4)株式会社坂ノ途中(PDF : 1,236KB)

実現可能性調査_(5)株式会社サグリ(PDF : 1,155KB)

実現可能性調査_(6)株式会社TOWING(PDF : 953KB)

3 成果報告会の実施

2025年3月4日(火曜日)に本事業における実現可能性調査の成果報告会を開催し、採択企業各社からご発表をいただくとともに、国別調査の結果としてASEAN地域の環境負荷低減に対する政策や現状及びASEAN地域での事業展開事例をご紹介しました。

開催案内
日時:令和7年3月4日(火曜日)10時00分-12時00分
   形式:オンライン開催(Teamsウェビナー)
登壇企業:実現可能性調査採択企業4社
言語:日本語

プログラム:成果報告会プログラム(PDF : 139KB)

お問合せ先

大臣官房環境バイオマス政策課地球環境対策室

代表:03-3502-8111(内線3290)
ダイヤルイン:03-3502-5303

PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe Readerが必要です。
Adobe Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先からダウンロードしてください。

Get Adobe Reader