笹巻き 山形県

材料(15個分)
作り方
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1もち米は研いで一晩水に浸し、ざるに上げ、水気を切る。
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2笹の葉は山や河原から大きめのものを選んでとってくる。洗って鍋に入れ、たっぷりの水を入れ、落し蓋をして1時間程度火にかけて煮る。(冷凍にしていたものや、前年に採取し乾燥して保存していたものは熱湯に浸けて戻し、そのまま冷やしてから1枚ずつ洗って水気を切って使用する。)結ぶ紐にするいぐさ(すげ・みご)も一緒に煮て柔らかくする。
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3笹の葉1枚を円すい状に丸め、大さじ山もり1杯または盃1杯分のもち米を入れる。(笹の葉の大きさに合わせて量を加減する。)
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43にもう1枚の笹の葉でふたをするように折りたたみ、端は折り三角形にかたちづくり、いぐさを三角の角に引っ掛けて、ほどけないように縛る。笹の形や紐の結び方は地域によってさまざまある。
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54を大鍋に入れて、たっぷりの水を入れ、1時間ほど火にかけて煮る。【灰汁水で煮る場合】ナラやブナ、桜の木などを焼いてできた木灰100gをさらし布袋に入れ、水900mLと一緒に火にかけ、10分程度沸騰させ煮汁を一昼夜静置して、上澄み液をとる。もち米をこの灰汁水に一晩浸漬して上記と同じ要領で笹に包み、煮る時間は2~3時間と長く煮る。重曹を用いてもよい。
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6火を止めて、そのまま冷ましてから取り出す。笹の葉をほどいて、きなこに砂糖を混ぜたものをつけて食べる。または黒糖を少量の水で溶き、黒蜜をかけて食べる。
レシピ提供元名 : 山形県
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※レシピは地域・家庭によって違いがあります。

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