栃餅 鳥取県

材料(40~55個分)
作り方
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1【板アク合わせ下準備(皮むき作業前の準備)】
栃の実を桶に入れて熱湯をたっぷりかけた後、3日間ほどおき、栃の実をふくらます。 -
2【板アク合わせ下準備(皮むき)】
鍋に湯を沸かして栃の実を入れて保温しながら、昔から伝わる2枚板の「トチムキ」等で皮をむく。 -
3【板アク合わせ下準備(栃の実の川ざらし)】
栃の実を網袋に入れて、谷川の流れで5日間か6日間、水に打たせて川ざらしをおこなう。 -
4【板アク合わせ下準備(アク抜き)】
栃の実を桶に入れて、熱湯をかけてよく混ぜて温めた後、湯をすてる。
その後、栃の実1升に灰1~2升の割合で入れ、これに熱湯をかけて混ぜる。桶にナイロンで蓋をして2日間おく。古毛布などで桶をくるんで保温する。この間、最初は1時間おきに棒でよく混ぜる。(3回か4回程度) -
5【板アク合わせ下準備(アク抜きの確認)】
栃の実を噛んでみて、ピリッと舌を刺すようなら栃が合っている。
3粒ほど、蒸すか煮るか焼くかして指でつぶしてみて芯が硬くてつぶれなかったら、合っていない。
少量で試しに団子をつくってみて味と色をみる(合っていない時は色が薄いなど) -
6【板アク合わせ下準備(合っていない時)】
桶の灰を洗い流して、再度灰を入れて熱湯を注ぎ、「板アク合わせ下準備(アク抜き)」の工程をやり直す。
アクが抜けていたら、よく洗って灰をおとす。 -
7もち米は、洗って8~24時間水に浸ける。(暑いときは短く、寒いときは長く)
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8蒸す1時間前に米をざるにあげて、水切りをする。
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9アク合わせ、米を蒸すときに最初から上にのせて蒸す。冷凍のものはあらかじめ自然解凍しておく。
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10蒸す時間は、蒸気が上がって30分ほどである。
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11搗き時間は「米粒がなくなってもち肌になるまで」行う。
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12丸める目安は、1.5升で50gで55個くらいになる。
レシピ提供元名 : 八頭生活改善実行グループ連絡協議会
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※レシピは地域・家庭によって違いがあります。

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