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農林水産省

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aff 2019年12月号
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いちごのあれこれ豆知識

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おいしい食べ方や保存法など、覚えておくと役立つものから、ちょっと専門的な話まで、さまざまないちごの豆知識を紹介します。

日本で食べられるように
なったのはいつから?

江戸時代末期の1830年代といわれています。いちごはオランダ船によって持ち込まれたので、当時はオランダイチゴと呼ばれていたのだとか。その後、明治時代に農業が近代化されるにつれ、欧米からさまざまな種苗が導入されるようになり、1900年ごろには外国品種を使った営利栽培が始まっています。

日本で食べられるようになったのはいつから?

いちごは野菜なの? 果物なの?

園芸学では、木の実(木本性)は果物(果樹)、草の実(草本性)は野菜と分類します。草本性であるいちごは野菜。また、農林水産省の作物の統計調査でも野菜に含まれています。ただし、実際は果物と同じように食べられていることから「果実的野菜」とも呼ばれています。

いちごは野菜なの? 果物なの?

いちご表面のツブツブが果実

いちごの表面にあるツブツブは種ではなく、ひとつひとつが果実です。それぞれのツブツブの中に種が入っています。一粒のいちごは、200個から300個の果実が集まった「集合果」。私たちが果実だと思って食べている甘い部分は、実際は茎の先端の花床(かしょう)が膨らんだ偽果(ぎか)です。

いちご表面のツブツブが果実

いちごの栄養成分は?

いちごはビタミンCが豊富で、みかんやグレープフルーツの約2倍。ビタミンB群である葉酸も多く含まれています。また、ポリフェノールの一種であるアントシアニンも豊富で、目の働きを高めたり、眼精疲労を予防したりする効果も期待できます。

いちごの栄養成分は?

いちごの甘い部分はどこ?

いちごは先端部から熟していくため、ヘタの部分よりも先端のほうに糖が多く蓄積しています。ヘタよりも中央、中央よりも先端が甘いので、ヘタをカットして中央から食べ始めると、最後により甘く感じられます。

いちごの甘い部分はどこ?

いちごの保存方法

【生で食べるとき】

パックから出し、重ならないようにポリエチレン袋などに入れて、冷蔵庫で保存。
水洗いした場合は、カビが生える可能性があるので水分を取ってから保冷。

【ジャムにするとき】

いったん冷凍するのがおすすめ。生のいちごを使用するよりも、なめらかにできあがる。
冷凍するときは、いちごを水洗いしてヘタをとり、水分も取り除いてフリーザーバッグに入れて冷凍室へ。
いちごの保存方法

毎月22日はショートケーキの日

カレンダーを見ると22日の1週間前が15日。15(イチ・ゴ)が上にのっている22日が、ショートケーキを連想させることからショートケーキの日、というわけです。仙台の洋菓子店が発案したといわれています。

毎月22日はショートケーキの日

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