いろんな食べ方でいちごを楽しむ
いちごを使った料理や加工品、海外での食べ方など、さまざまな楽しみ方を紹介します。
いちごカレーやピザが味わえる「山元いちご農園」
宮城県亘理(わたり)郡にある「山元いちご農園」は、3万2,000平方メートルの敷地に23万本のいちごを栽培している東北最大級のいちご農園。いちご狩りを楽しめるだけでなく、同農園のいちごをたっぷり使用した手作りバウムクーヘンや、いちごワインの製造・販売なども手掛けています。併設のカフェ「Berry Very Labo(ベリーベリーラボ)」では、いちごを使ったランチも提供しています。

いちごと一緒に炊いたピンク色のご飯に、さらにいちごをトッピングしたカレーライス。カレールウにいちごソースを好みで加えることで、まろやかな味に調節できる。
「いちごの酸味を上手く料理に生かせないかと思い、カフェでのメニューを考えました。料理だけでなく、パンケーキやパフェなどのスイーツも用意しています。完熟したいちごのおいしさを味わってほしいです」(代表・岩佐 隆さん)。

マスカルポーネチーズにいちごのスライスをトッピングして、菊の花のように仕上げてある。いちごを少し焼くことで、甘みと酸味がチーズと合うように工夫しているデザートピザ。
いちご料理も発信する「銀座いちご倶楽部(R)」
東京・銀座を拠点に活動する「銀座いちご倶楽部」は、「いちご好きのいちご好きのためのいちご好きによるコミュニティ」です。毎年春と秋に(公社)日本外国特派員協会で「銀座いちご祭」を開催。毎月15日には、「銀座いちご会議」を開き、いちごに関する意見を交わしています。「苺(iChigo(C))には、甘さやおいしさだけでなく、気分を上げる赤い色や香りなど、五感にも働きかけて、人を引きつける魅力があります。同じ品種でも栽培方法によって味が違うことも知ってほしいです」(代表・Rumiっちさん)。

「銀座いちご祭」でさまざまな品種の食べ比べをする「銀座いちご倶楽部」代表のRumiっちさん(中央)と参加者。
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苺串™(いちごぐし)
1本の串に2品種を刺したもの。いちごといちごの間はマシュマロ。このときは、串の上の品種は群馬県前橋市の「やよいひめ」、下は愛媛県西条市の「樹上完熟レッドパール」。
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苺-iChigo-いちご(C)のローストポーク
いちごピューレ(この回は「とちおとめ」)に、豚肉を3日間漬け込んでから焼いたもの。漬け込んだ「とちおとめ」ピューレは煮詰めて、ソースとしてローストポークにかけてある。
いちご加工品いろいろ
いちごは食パンやバターなど、さまざまな加工品にも使われています。
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苺酒
新潟県のブランドいちご「越後姫」とグラニュー糖を10カ月間、清酒「こしのはくせつ」に漬け込んだいちごリキュール。フルーティな味わいが楽しめる。
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SPARKLING BERRY TEA
栃木県産いちご「とちおとめ」の甘酸っぱさと同県産の紅茶の香りを、爽やかな炭酸で味わえるスパークリングティー。
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パン香房べル・フルール 苺一愛(R)セレクション那須高原産とちおとめミルク食パン
那須高原産の「とちおとめ」と牛乳を使い、さらに乾燥させた果肉も練りこんだ、香り高い食パン。銀座いちご倶楽部のプロデュース。
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成城石井 いちごバター
「とちおとめ」「あまおう」「紅ほっぺ」などの国産いちごを使用。真空釜を使って短時間で煮詰め、いちごの食感と酸味をしっかり残して、バターのコクと絶妙なバランスに仕上げてある数量限定品。製造・販売は不定期。販売時期は随時店頭で案内。
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海外のいちごの食べ方
日本では生食用の品種が主流ですが、国によっては酸味が強く固い品種を育てているところもあります。そうした国では、主にジャムやお菓子の材料としていちごを使っています。ヨーロッパではいちごをサラダに入れることも。また、北欧ではヨーグルト、アルプス地方ではレモン汁、フランスではワインビネガーをかけて食べることもあるそうです。

ヨーロッパなどで食べられているいちごとほうれん草のサラダ。
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