
子どもから大人まで大人気の“いちご”。そんないちごについて、全国の代表的な品種やいちご狩りスポット、離乳食レシピなど、いちごのさまざまな魅力を集めました。
いちごの品種、増加中!
いちごは世界各国で食べられていますが、生食での消費量は日本が世界一だとも言われています。日本のいちごは品種も約300種と大変多く、世界全体の品種の半分以上が日本のものだという説もあります。現在も日本各地で品種改良が重ねられ、個性的な新品種も続々と誕生。生産地を代表する“ご当地ブランド”となるいちごも生み出されています。また、日本のいちごは海外でも人気が高く、輸出も増加傾向にあります。
国内で生産されている主ないちご
(いちごの収穫量上位15県)

(注)1位から4位は最も収穫量の多い品種と育成品種、5位から15位は最も収穫量の多い品種。
出典/農林水産省「平成30年産作物統計」を基に該当する自治体に聞き取り作成
味や大きさなど特徴的ないちご
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艶のあるきれいな円すい形
スカイベリー
栃木県
2014年に登録された新品種で、名前は公募で決定した。円すい形でサイズが大きい。明るく鮮やかな色で光沢もある。酸味が低く、甘さが際立っている。ジューシーで上質な味わい。
写真提供/栃木県
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大玉の白いいちご
天使の実
佐賀県
2014年に登録された新品種。唐津市のみで生産される白いいちごで、一粒の重さが平均60グラムと超大玉。味は、ほんのり甘く酸味が低い。
写真提供/唐津市
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光沢があり濃い紅色
真紅の美鈴
千葉県
2015年に登録された新品種。千葉県大網白里市が発祥。黒く見えるほど濃い紅色で、果肉の中まで赤い。糖度が高く酸味は低く、濃厚でクセになるおいしさ。
写真提供/大網白里市
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新しい種子繁殖型品種
よつぼし
三重県、香川県、千葉県
2017年に登録された新品種。他のいちごのように親株から子苗を分けるのではなく、種から育てるのが特徴。省力的な栽培ができ病害虫のリスクも少ない。外観は紅色で形も良い。糖度が高く、濃厚な味。写真提供/三重県農業研究所
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特大で糖度も高い
美人姫
岐阜県
岐阜県羽島市の奥田農園代表、奥田美貴夫氏が生み出した高級いちご。一粒100グラムを超えることもある超大玉で、光沢のある色艶。果汁たっぷりで甘みも香りも良い。
写真提供/羽島市
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